当店の人気商品のひとつであるウッドブラインド。
ウッドブラインドに買い替えるときによく「古いブラインドはどうしたらいいですか?」という相談を受けます。確かに、ブラインドを処分するとなると「どうすればいいの?」と思ってしまいますね。
ブラインドの大きさや素材的に、ゴミ箱にポイはできそうにありません。ゴミ袋には入りそうですが、そもそもブラインドを燃えるゴミなどのゴミ袋に入れて捨ててしまってもいいのでしょうか。
当店によくある「ブラインドを買い替えたときや、使わなくなったときの処分方法は?」という疑問に、ブラインドやカーテンの専門店がお答えします。
ブラインドの処分方法とは?
ブラインドは普通の燃えるゴミに出してもいいのでしょうか。それとも、別のゴミに該当し、出し方が決まっているのでしょうか。まずは、記事のテーマであるブラインドの処分方法について説明します。
ブラインドの処分方法は自治体による
ブラインドの処分方法は、自治体によって決まっています。自治体のホームページに、それぞれ注意書きや、処分方法の説明がなされているはずです。ブラインドは各自治体の処分方法にしたがって処分してください。
ブラインドの処分方法に困ったら、自治体のホームページのゴミ捨てなどのページをまず確認。記載が見当たらない場合やよく分からない場合は、自治体のゴミを管轄する窓口などに確認することをおすすめします。多くの自治体はサイトでの案内や窓口の説明で、ブラインドをどのように捨てればいいのか、すぐに分かるはずです。
なお、ブラインドの基本的なゴミとしての処分方法は、「粗大ゴミ」として処分する方法になります。多くの自治体は、ブラインドは粗大ゴミで処分して欲しいと案内しているようです。
粗大ごみの処分方法は?
ブラインドを粗大ゴミに出す場合、出し方は2パターンあります。「自分でブラインドを持って行く方法」と「ブラインドを回収に来てもらう方法」です。
例として自治体をひとつ挙げますが、横須賀市の場合は「自己搬入」「戸別回収」というかたちで粗大ごみの出し方を定めています。
なお、粗大ごみの処分については、基本的に所定の手数料が必要です。粗大ごみによって料金が変わる他、ごみの個数によっても手数料が変わってきます。手数料についても、自治体に確認しておきましょう。
自分でブラインドを持って行く(自己搬入)
ブラインドを粗大ごみ収集場所に自分で持って行く方法です。自治体ごとに収集場所が指定されているはずなので、粗大ごみ収集場所まで指定の日に持って行きましょう。
自己搬入の場所は、定期的に変わることがあるため注意が必要です。ブラインドの取り外しから粗大ごみとして出すまで期間がある場合は、粗大ごみとして出すときに、あらためて持って行く場所を確認することをおすすめします。
ブラインドを回収に来てもらう(戸別回収)
ブラインドを戸別に回収してもらう方法です。収集の依頼をして、ブラインドを取りに来てもらいます。ブラインドを取りに来てもらうときは、基本的に自治体の回収担当は自宅内に入りません。事前にブラインドを取り外し、戸別回収に適したかたちで準備しておく必要があります。
戸別回収の際は、回収に来てもらう関係上、立ち合いをお願いされることがほとんどです。ただ、仕事などの都合で立ち合いできない場合は、貼り紙などで対処できることもあります。戸別回収を依頼するときに、自治体側に相談してみましょう。
民間のごみ回収業者に引き取ってもらう方法もある
ブラインドは自治体の粗大ごみに出す他に、民間業者に回収してもらうこともできます。引っ越しや家の取り壊しのときにごみを回収してくれる業者がいますので、回収業者に連絡をとって引き取ってもらいましょう。
なお、民間の回収業者の場合も、回収には手数料が必要になります。回収業者所定の手数料をおさめ、さらに所定の回収方法で引き取ってもらうことになります。
民間の回収業者は電話帳などに電話番号を出していることも多いですし、お住まいの地域近くの業者をネットで検索すればサイトもヒットするはずです。あらかじめ電話での問い合わせや、サイトの注意事項をチェックしておくことをおすすめします。
民間の回収業者がブラインドを回収しているかどうかも確認事項です。多くの回収業者は、自社のサイトに回収対象のごみを記載しています。記載がなければ、回収対象かどうかを回収業者側に確認しておくようにしましょう。
ブラインドを処分するときの5つの注意点
ブラインドは自治体のごみ出しルールにしたがって処分する。多くの自治体は、ブラインドは粗大ごみとして処分することになっている。以上がブラインドの処分方法です。
この他に、ブラインドにはごみとして処分するときの注意点があります。ブラインドやカーテンの専門店の目線から、ブラインドを捨てるときの注意点について補足します。
注意点は全部で5つです。
①ブラインドをごみに出すときは「そのまま」が基本
ブラインドを処分するときは「大きいからそのまま出していいのかな」「紐などを切って、羽根をばらばらにした方がいいかもしれない」と思うかもしれません。
多くの自治体や回収業者は、分解不要です。例としてご紹介した横須賀市も、ホームページに「分解等せずにそのままのかたちで」と記載されています。
とは言え、ブラインドを処分する場合は、折れ曲がったり、切れたり、亀裂が生じたりしている場合も多いことでしょう。壊れた状態の場合も、そのままで基本的に問題ありません。
②処分するブラインドの素材にも要注意
企業などでは、よく金属製のブラインドを目にするのではないでしょうか。当店では、木製のウッドブラインドを扱っています。他にもブラインドにはいろいろな素材が使われているため、ごみとして処分するときは素材にも注意が必要です。
特殊な素材が使われているブラインドを処分するときは、念のために回収業者や自治体に「通常のブラインドを同じ処分方法でいいか」を確認することをおすすめします。
③ブラインドを取り外すときの注意点
ブラインドを取り外すときの不注意に「怪我」があります。ブラインドの羽根の端や、折れや曲がりがあるときの凹凸部、亀裂部分などで手を引っ掻いたり、切ってしまったり、刺してしまったりすることがよくあります。特に金属製のブラインドに多いため、注意してください。
また、意外とやりがちなのが、壁や家具の傷です。ブラインドを外すときに、壁や家具を羽根の端などで引っ掻いてしまい、傷をつけてしまうことがあります。これは、カーテンレールを外すときにも、よくある失敗です。
ブラインドを外すときは、自分の怪我や壁、家具、調度などの傷に注意してください。
④ブラインドを処分する前に取り換え用を購入しておく
ブラインドを処分してから新しいブラインドを購入すると、ブラインドを付けていた部屋や場所によっては、生活に不便を覚える可能性があります。
ブラインドで日差しを遮っていた場合は、新しいブラインドを設置するまで眩しい思いをすることになるはずです。窓が道に面していて人の視線が気になってブラインドを付けていた場合は、新しいブラインドを取り付けるまで通行人の視線に晒されることになります。
ブラインドを処分するときは、先に新しいブラインドを購入しておくのがおすすめです。新しいブラインドを購入しておけば、処分するブラインドを取り外すときに、新しいブラインドを即座に取り付けできます。また、処分するブラインドを取り外すときに窓周りの掃除もできるため、一石三鳥です。
⑤民間のごみ回収業者に依頼するときの注意点
ブラインドをごみに出すときは、自治体に出す方法と民間業者に回収してもらう方法があります。ごみ回収の業者は玉石混合。度々、ニュース媒体などでも「悪徳業者に気をつけてください」という注意喚起が出ます。依頼するごみ回収業者はよく選び、重々注意するようにしてください。
ブラインドを回収してくれるごみ回収業者については、カーテンなどを処分するときもお世話になることがあります。カーテンを回収している業者も多いのです。
ブラインドを出すときに、カーテンなどの窓周りのアイテムも回収してくれるか確認しておく。そして、信頼できるごみ回収業者かもチェックしておく。このように業者を見定め情報収集しておけば、次にブラインドやカーテンを処分するときに便利です。
行きつけのお店ならぬ、すぐにお願いできる回収業者を見つけておいてはいかがでしょう。
最後に
ブラインドを交換するときは、古いブラインドを処分するはずです。ブラインドの処分については、各自治体でルールが定められているため、ルールにしたがって処分する必要があります。
基本的に粗大ごみとして処分することが多いのですが、自治体によってゴミ回収のルールや回収場所などに違いがあるため、居住先の自治体のホームページや担当窓口で確認しておきましょう。
他にも、民間のゴミ回収業者に依頼するという方法もあります。せっかくブラインドを新調するなら、古いブラインドの処分もしっかりしたいですね。
ブラインドやカーテンのお悩みは、お気軽に当店へご相談くださいね。