カーテンを選ぶときにありがちな5つの失敗|カーテン選びで後悔しないためのポイント

カーテン

カーテンを選ぶときに失敗したくない!

これは、これからカーテンを購入する人の大半が考えることではないでしょうか。

カーテンは色柄を気にしておけば大丈夫だと思うかもしれません。本当にそうでしょうか。カーテンは意外なところに失敗ポイントが潜んでおり、色柄だけ見ていても「カーテン選びで失敗した!」と後悔することがあるのです。

カーテンの専門店に寄せられる「失敗した」というお客様の体験談から、よくあるパターンを解説します。カーテン選びの失敗話を参考に、失敗しないカーテン選びをしましょう。

カーテンを買ってから後悔した!カーテン選びでよくある5つの失敗

カーテンを購入後に「失敗した」と後悔しているケースには、大きく5つのパターンがあります。

カタログと実際に見たときの色柄が印象と違っていたというケースは、カーテン購入の失敗例の最たるものですが、他にも非常によくある失敗パターンが5例もあるのです。

色柄が好みに合わなかった。想像と違っていた。このような、色柄の失敗以外で、よくある5つの失敗例について見てみましょう。カーテン選びのときの参考になるはずです。合わせて、失敗回避のためのポイントも解説します。

カーテン選びの失敗例①サイズを間違えた

非常によくあるカーテン選びの失敗例です。カーテンは種類もサイズも豊富です。「大体このサイズ」というアバウトさでカーテン選びをしてしまうと、窓のサイズより長すぎたり、短すぎたりすることがあります。

短過ぎる場合は、窓が隠れず、隙間から光や外の熱、冷気などが入り込んでしまうことに。長過ぎる場合は、カーテンを床が引きずるかたちになってしまって、裾が汚れたり、ホコリを引きずってしまったりする結果に。

短過ぎる場合も長すぎる場合も、どちらもカーテンの機能をしっかり発揮できません。サイズ選びの失敗は、本当によくある失敗例です。失敗しないためには、どのようなポイントに気をつければいいのでしょう。

カーテンサイズで失敗しないためのポイント

カーテンサイズで失敗しないためのポイントは、やはりサイズをしっかり測るところです。

基本的なサイズの測り方としては、横はカーテンレールの端(カーテンを引っ掛ける金具の輪のところ)までを測る。縦は窓サイズ(床まで)まで測って、床より数センチ長めを想定すれば、カーテンが短過ぎたり、長すぎたりということが少なくなります。

サイズの測り方が分からない場合は、カーテンの専門店に相談してください。窓に合った測り方について、アドバイスがもらえます。

カーテン選びの失敗例②カーテンを広げたときのことを考えていなかった

カーテンの面積は広く、カーテンを引いたときは窓全体がカーテンに覆い隠されることになります。窓サイズによっては、部屋で一番カーテンが目立つという状況も少なくないのではないでしょうか。

たとえば、リビング。リビングの窓は大き目に取られていることが多いため、カーテンを引くと色彩が非常に目立ちます。このように、カーテンは部屋の中でも「目立つ存在」なのです。

カーテンは畳まれた状態で販売されていることが多くなっています。畳まれた状態で「いいな」と思っても、広げて窓辺にかけてみると「色柄がうるさすぎるかも」「想像以上に窓の外の影を映すかも」ということが少なくありません。

畳まれた状態と広げた状態では、カーテンの印象が変わってしまうということですね。

カーテンの購入前に広げてみることで失敗を回避

カーテンを購入する前に、可能ならカーテンを広げてみることをおすすめします。

ホームセンターの場合は断られる可能性もありますが、カーテンの専門店の場合は「広げて印象を見たい」と話せば対応してくれるところが多いはずです。

実際にカーテンを広げると、カーテンの印象がかなり変わります。広げたときの印象をチェックしてから購入すれば、カーテンの購入での失敗確率が格段に低くなります。

カーテンを広げたときは、影の映りなども見ておきましょう。

カーテン選びの失敗例③カーテンの機能を考えていなかった

カーテン選びのよくある失敗の1つに、カーテンの機能を考えていなかったという後悔が挙げられます。

カーテンには基本的に遮光や防音などの機能がありますが、市販のカーテンの多くは特定の機能を特化されているのです。たとえば、防音と遮光の機能を備えたカーテンや、防炎カーテンなどがあります。

機能をまったく考えずにカーテンを購入してしまうと、後から「我が家にとっては不要な機能だった。失敗した」という後悔に繋がります。

部屋や家に機能を合わせるためには購入前に「まとめ」をしておく

カーテンの機能面で失敗しないためには、カーテン購入前に「まとめ」をしておくことが重要です。カーテンをどの部屋で使うのか。その部屋ではどのような機能が必要なのか。以上のポイントを簡潔にまとめておくことをおすすめします。

たとえば、窓が道路に面していたとします。窓の外を頻繁に人や車が通る場合は、人の視線が気になるのではないでしょうか。また、車やバイク、足音などが気になるかもしれません。この場合は、音や人の視線から部屋を守るタイプのカーテン選びが考えられます。

他に特に困っていることがなければ、音や人の視線を防ぐ機能に特化したカーテンを選ぶといいでしょう。この場合に、まったく別の機能を持ったカーテンを選ぶと、視線や音が気になってしまい「機能的な面でカーテンがミスマッチかもしれない」という後悔に繋がる可能性があります。

カーテンを使う部屋で「何に困っているのか」「どのような機能が望ましいのか」をまとめてからカーテンを購入することがポイントです。

カーテン選びの失敗例④カーテンがウォッシャブルタイプではなかった

カーテンのタイプには、自宅で洗濯や手入れができるウォッシャブルタイプと、自宅では洗濯が難しいタイプがあります。自宅で洗濯が難しいタイプのカーテンは、洗濯屋で洗濯をしてもらうことに。

ホコリが苦手な人や綺麗好きな人は、適度にカーテンを洗いたいと考えるのではないでしょうか。カーテンを汚れた状態で使い続けると、カーテン本来の機能を発揮できない可能性もあるため、カーテンのお手入れは重要です。

しかし、自宅で洗濯などのお手入れが難しいカーテンの場合、こまめに洗うことは難しいですよね。こまめにお手入れしたくても、洗濯屋に持ち込む手間や洗濯料金を考えると、「なかなかできない」と後悔する可能性があるのです。

カーテンを選ぶときに、こまめに手入れをしたいのに自宅で洗濯できないタイプのカーテンを選んでしまうと、「失敗した」という後悔にもとになります。

カーテンの機能だけでなく洗濯表示なども確認する

カーテンには洗濯表示がついていますので、自宅で洗濯可能かどうかを洗濯表示でチェックすることが重要です。洗濯表示をチェックすることで、ウォッシャブルタイプのカーテンを購入できます。

判断が難しい場合や、確実に洗えるタイプのカーテンを購入したい場合は、カーテンの専門店に相談することをおすすめします。「この機能のあるカーテンで、自宅で洗濯できるタイプはありますか」と相談すればOKです。

こまめに洗濯するタイプの人は、予備のカーテンを用意しておくことをおすすめします。カーテンが悪天候などでなかなか乾燥しないときに、予備のカーテンを使うのです。

カーテン選びの失敗例⑤部屋の雰囲気に合わなかった

これもカーテンを選ぶときによくある失敗例になります。

カーテンを買うときに、色柄は重要な要素。機能がよくても、色柄があまりにも好みでなければ、購入を控えるのではないでしょうか。カーテンの色柄はなるべく好みのものが良いと考える人がほとんどのはずです。

しかし、好みだけにこだわるのは困りもの。カーテンは部屋の中でも視界に入りやすく、面積が大きな存在です。好みだけで選んでしまうと、部屋の雰囲気とのミスマッチが起きてしまいます。

よくあるのは、落ち着いた暗色を、淡い色合いの部屋に使ってしまうケース。落ち着いた暗色は、広げると部屋をやや暗く落ち着いたように見せます。淡い色合いばかりの部屋に使ってしまうと、カーテンだけ悪目立ちしてしまう可能性があるのです。

好みを優先したら、部屋の中でカーテンだけ浮いてしまって後悔した。よくある失敗事例なのです。

カーテンを買うときに部屋の写真を準備しておくことも方法の1つ

カーテンと部屋のミスマッチによる失敗を防ぐポイントは、部屋の雰囲気や調度を考えながらカーテンを購入することです。

好みも重要ですが、部屋の雰囲気からあまりにカーテンが浮いてしまうことは、生活や見栄えの上で、あまり良いことではないはず。現に、「せっかく買ったのにカーテンが雰囲気に合わなかった」と嘆くお客様は少なくありません。好みと部屋との雰囲気的なバランスを取ることが重要です。

カーテンが部屋の雰囲気にマッチするか店頭やネットショップでの買い物中に確認したい場合は、部屋の写真を準備しておくことが有用です。部屋の写真を見れば、大体の雰囲気が分かりますので、「何となく」でカーテンを買うよりも失敗しにくくなります。

最後に

カーテンを買った後に「失敗した」と後悔しがちな事例には、5つのタイプがあります。

5つの失敗事例は非常にありがちで、後悔から新しいカーテンを買い直しするケースも少なくありません。買い直しはお財布的にも痛いですし、ガッカリ感もあります。カーテンを買うなら、失敗は回避したいのではないでしょうか。

失敗事例と一緒に失敗回避のポイントも解説したので、カーテン選びのときは参考になさってください。カーテン選びで迷ったら、カーテン専門店に相談することもポイントです。お気軽にご相談ください。

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