カーテンの色で失敗した!買うときに注意したい色の失敗談4選

カーテン

以前にカーテンを選ぶときにありがちな失敗談をご紹介しました。

カーテンを選ぶときにありがちな5つの失敗|カーテン選びで後悔しないためのポイント
カーテンを選ぶときに失敗したくない!これは、これからカーテンを購入する人の大半が考えることではないでしょうか。カーテンは色柄を気にしておけば大丈夫だと思うかもしれません。本当にそうでしょうか。カーテンは意外なところに失敗ポイントが潜んでおり

今回の記事でも当店に寄せられるカーテン購入時の「色」の失敗談を厳選してご紹介したいと思います。

カーテン購入者の皆さんはカーテン色で意外な失敗をしているのです。

カーテン色の失敗談4選!私はこれで後悔しました特集

カーテン購入時の色の失敗に多いのは主に「買って付けてみたら失敗した」というケースです。ありがちな色の失敗例は4つあります。

カーテンの色に「一目惚れ」したら別のところで失敗した

店頭に飾ってあったカーテンを見たらとても自分好みの色で一目惚れしました。

カーテン選びはじっくり進めるつもりでいましたが、一目で展示のカーテンを気に入ってしまったため購入を決断。このとき色に気を惹かれていたため、肝心なことを忘れていました。カーテンのサイズや機能など、重要な事項を確認し忘れていたのです。

もちろん、買った人が何も確認しなかったわけではありません。カーテンに実際に触ってみたり、柄の感じや透け感なども見てみたりと、その人なりに確認はしたのです。しかし、店員に「展示品限りですよ」と言われてしまい、どうしても色に一目惚れしたこともあり、確認もそこそこにカーテンのお会計をしてしまいました。

家に帰ってさっそくカーテンを取り付け。やはり、何度見てもステキな色です。しかし・・・カーテンの横幅と縦が足りません。目測で「大体大丈夫だろう」と思ったのですが、縦横数センチほどカーテンサイズが足りず、閉めても上下に隙間が開いてしまう状態です。

購入した一目惚れのカーテンは自分の部屋に使おうと思ったのですが、サイズの関係から断念。せっかく買ったのにもったいないので、キッチンのカーテンとして転用しました。

色に一目惚れしたらサイズが足りない。残念な結果です。この他に「色が一目で気に入って購入したら遮光が十分ではなかった(色で選んだら機能で失敗)」「色が気に入って購入したが、柄が部屋に合わず浮いた(色で選んで柄の失敗)」などがあります。

色でカーテンを選んだら部屋の調度やラグに合わず浮いてしまった

賃貸住宅でよくある失敗です。自分で家を建てたときは床や室内のデザインを比較的自分や家族に合わせやすいのですが、賃貸住宅の場合はそうはいきません。室内の床や壁が自分の好みと衝突事故を起こしてしまうケースもあります。カーテンの色と壁や床がマッチしないケースや、調度と室内が合わないケースです。

ある人が色でカーテンを選びました。カーテンは室内でも目に入りやすいので、自分の好きな色を買おうと決めていました。このときカーテンを使う部屋のことは特に考えていませんでした。

色でカーテンを決めて部屋につけてみると、室内の色とカーテンが合いません。床や壁は明るい色で、カーテンは暗色系。部屋の中で悪目立ちしてしまいます。色自体は好きなのですが、部屋とマッチしないため違和感があるのです。

カーテンは面積が広いため、室内でも目立つケースが少なくありません。そのため、部屋のことを一切考えず色だけで選んでしまうと、このような失敗につながります。

逆パターンで、室内が暗色系でまとまっているところに淡い色のカーテンを合わせ浮いてしまうケースもあります。

黒いカーテンを選んだら室内に圧迫感が生まれて失敗

黒系が好きで服もよく黒を購入します。黒はあまり失敗のない色で、バッグや靴なども迷ったときは黒を買うようにしていました。カーテンも色で悩んだので黒をチョイスしたのですが、室内につけると妙に圧迫感があることに気づきます。

迷ったらとりあえず黒い小物や調度、ファッションを中心にしていたため、室内には黒いものが点在しています。そこに黒いカーテンを取り入れたことで、室内に黒が増えてしまいました。

カーテンは室内でも目に入りやすく面積も広いインテリアになります。黒は圧迫感を覚えやすい色ですから、カーテンという面積の広いインテリアのせいで室内に圧迫感が生まれたわけです。黒い調度や小物もあったため、ますます黒が気になる始末。

「迷ったら失敗の少ない色」と考えて黒にしてしまったわけですが、今回は黒を選んでしまったことで失敗したようです。

明るい色の遮光カーテンを買ったら室内が明るい・・・

遮光カーテンとは名前通り光を遮るタイプのカーテンです。遮光等級1~3級、完全遮光、遮光率100%などのタイプがあり、遮光率1級や完全遮光、遮光率100%などのカーテンは遮光率が高く、等級が2、3になると遮光率がやや控えめになります。

遮光率1級や完全遮光のカーテンの場合は室内が人の表情を判別できないくらい暗くなり、遮光等級2級の場合はぼんやりと人の顔が分かる程度。3級になると、手元の作業がしにくいくらいの暗さになります。

部屋を完全に暗くしたいときは1級や完全遮光、自然光を取り入れながら遮光したいときは3級遮光カーテンなど、使い分けがポイントです。

遮光カーテンと銘打たれている等級つきカーテンには、当然ですが遮光機能が備えられています。遮光機能があるからこそ遮光カーテンですよね。しかしこの遮光カーテン、遮光機能は同じでも意外と色で印象の変わるカーテンなのです。

黒や暗いアースカラーなどを選べば室内がそれだけ暗く感じられ、白や黄色といった明るい色を選べば、遮光カーテンなどになぜか室内が明るく感じられるという不思議があります。色そのものや印象が関わっているからでしょう。

室内を真っ暗にしたくて遮光カーテンの購入を検討し、色が好きという理由で白を買いました。外から入ってくる光自体は防がれている気がするのですが、灯りを消すと室内に白色が浮かび上がるようになってしまいます。遮光カーテンで真っ暗にしたかったため、闇の中に浮かぶ白色が気になって仕方がありません。

カーテンを「室内を暗くする」という目的ではなく、色で選んだため後悔しました。

最後に

カーテンの失敗談の中でも「色」にまつわる話をご紹介しました。

カーテンを買うときに色は重要です。しかし、色だけで選んでしまうと後から「合わなかった」「浮いてしまう」などの失敗につながることがあります。

カーテンを選ぶときは色もひとつの要素として、サイズや利用目的なども総合的に考えて選ぶことが重要です。

カーテン選びで分からないことがあれば、お気軽に当店へご相談ください。