カーテンのない生活は不便?窓にカーテンをつけないデメリットとは

カーテン

新居に引っ越しをした方やカーテンの買い替えを検討している方に「カーテンは必ずつけるもの?」「カーテンのない生活は不便なものですか?」という相談を受けることがあります。

カーテンは絶対につけなければならないわけではありません。ただ、カーテンのない生活は不便です。

具体的にどのように不便なのか、カーテン専門店のスタッフがお話しします。

カーテンがないと不便!7つのデメリット

カーテンのない生活には日焼けや防犯など、7つのデメリットがあります。「カーテンはつけなくてもいいのではないか」と思う場合は、カーテンのない生活のデメリットを踏まえて決めてはいかがでしょうか。

カーテンがないと部屋の明るさをコントロールできなくて不便

カーテンがないと室内の明るさをコントロールできないという不便さがあります。

日中の場合、陽射しに暑さや眩しさを感じれば、カーテンを閉めることで緩和できます。ドレープカーテンとレースカーテンを合わせて使っていた場合、ドレープカーテンを閉めると光をカットできますよね。レースカーテンを閉めると、室内に射しこむ光がやや緩和されるわけです。

また、両開きのカーテンの場合は片方の窓だけカーテンを閉めることで光を緩和できます。このように、カーテンで部屋の明るさをコントロールできるわけです。

カーテンがないと光や明るさ、陽射しの熱のコントロールが難しいというデメリットがあります。

カーテンがないと部屋の中にある物が日焼けして不便

カーテンがないと室内に光が入りっぱなしになります。そのため、部屋の中にある物の日焼けが進むというデメリットがあるのです。

強い日差しが当たると、家具や床はその部分が変色してしまいます。その他の私物についても、変色や傷み、劣化などが見られることも少なくありません。カーテンで陽射しを遮ることで家具や物の日焼けを防げるだけでなく、劣化や傷みなどを防止できます。

陽射しで日焼けするのは人間も同じです。強い陽射しが入る部屋の場合、そこに暮らす住人の日焼けにもつながります。日焼けをすると肌の荒れや傷みにもつながります。

カーテンがないと陽射しを遮ることが難しいため、人や物、家具の日焼けというデメリットがあるわけです。

カーテンがないと日中に室内を暗くできず不便

カーテンをつけていないと、日中の明るいときに室内を暗くすることが難しくなります。

夜の場合は室内の電気を消せば暗くなりますが、日中に室内を暗くするためには光を遮るしかありません。しかしカーテンがないと窓から射し込む光を遮ることもできませんから、日中に部屋を暗くしたいときも暗くできません。

日中でも昼寝をしたい場合や、部屋を暗くして映画を見たい場合。その他に、陽射しが眩しすぎて、部屋で過ごしにくい場合などもあります。陽射しはちょうど良くても、陽光の熱を遮りたいときなどもあるのではないでしょうか。

日中に室内を暗くしたい、熱さなどの理由から光を遮りたい場合などは、やはりカーテンがないと不便です。

また、夜間にも室内を暗くしたいこともあるものです。人や部屋の立地などにもよるかもしれませんが、道路に面している場合は街灯や信号機の光がチカチカして嫌だと感じられることがあります。このようなケースでカーテンがないと光を遮ることが難しいはずです。

カーテンがないと部屋を思うように暗くできない、光を遮りたいときに遮れないというデメリットがあります。

カーテンがないと室内の明るさを調節できず不便

カーテンがあると室内の明るさの調整という点でも便利です。カーテンがあると開閉により日中に明るさを調整できる他、カーテンをどのくらい閉めるかによっても明るさを調整できます。

たとえば両開きのカーテンの場合は、光が強く射し込む片側だけ閉めることもできれば、両方を完全に閉め切るのではなく少しずつ閉めて射し込む光の量を調節することも可能です。しかしカーテンをつけていないと、窓と室内の間に光を調節できるものがありません。

日中に室内の明るさを調節するときに不便だというデメリットがあるのです。

カーテンがないと朝日で寝苦しくなってしまい不便

ベッドの位置や部屋の立地によっては、カーテンがないと明け方に寝苦しい可能性があります。ベッドの位置や窓の大きさ、部屋の立地によっては、寝ている顔に朝日があたってしまいます。朝日が顔に当たると眩しさや暑さで目覚めることも少なくありません。

カーテンをしめていれば朝日を遮ることもできますが、ない場合は防ぐことが難しく、寝苦しくなります。

カーテンがないとプライバシー保護や防犯にマイナス

カーテンは目隠しの役割も持っています。

道路の側にある部屋の場合、カーテンなど通行人の視界を遮るものがないと窓から室内が丸見えです。室内が丸見えだと室内に何があるのかも分かってしまいますし、住人の生活の状況も分かってしまいます。防犯やプライバシー保護の観点からマイナスです。

また、赤の他人から生活の状況が見えてしまうということは、住んでいる人にとってもあまりよい心地がしないものです。精神面においてもマイナスではないでしょうか。

カーテンがないと部屋が冷えてしまって不便

カーテンには暖かさを室内に留めるという役割と、窓の側の冷たい空気と室内を遮るという役目もあります。

たとえば、カーテンのような室内と窓を仕切るものがない場合、せっかく部屋を暖めても窓の冷たさに空気が触れることにより室内の温度が下がってしまうのです。カーテンは実際に暖房効率を高めるためや、光熱費削減のために使われています。

最後に

カーテンをつかるかどうかは、家の住む人次第です。

どうしても「カーテンが苦手」「窓に挟んでしまって邪魔」という場合は、特になくても問題ありません。ただ、カーテンをつけないことによるデメリットは少なくありませんから、カーテンをつけない場合はデメリット対策を考える必要があります。あるいは、デメリットを我慢して生活するか・・・でしょうか。

カーテンは広く普及しているアイテムです。よく使われていることには、それなりのメリットや理由があります。カーテンをつけた方が生活しやすいか。それとも、カーテンがない方が生活しやすいか。生活面のことをよく考えて決めることをおすすめします。