レースカーテンはないとダメなの?つけない場合にどのようなデメリットがあるのか解説

カーテン

レースカーテンはよくドレープカーテンと合わせて使われます。しかし中には「レースカーテンは必ずつけなければならないの?」「ドレープカーテンを開けるときにレースカーテンが邪魔」という人もいます。窓にドレープカーテンをつけている場合、レースカーテンも必ずつけなければならないのでしょうか。

レースカーテンのよくあるふたつの疑問について、カーテン専門店のスタッフが解説します。

・レースカーテンはつけないとダメなのか

・レースカーテンはドレープカーテンと合わせて使わなければならないのか

・レースカーテンをつけないデメリット

結論|カーテンの使い方&チョイスは生活スタイルや好みで決めてOK

カーテンの使い方にルールはありません。カーテンは基本的に窓の大きさやカーテンレールに合わせて使いますが、必ずカーテンを重ねて使わなければならないわけではありません。

たとえば、レースカーテンとドレープカーテンはサイズを合わせて使いますが、レースカーテンをワンサイズ小さくしてドレープカーテンと合わせても特に問題ないわけです。

カーテンの使い方にはルールはないので、生活スタイルや好みに合わせて決めてOKです。

レースカーテンはつけないとダメなの?

お話ししたように、カーテンの使い方や合わせ方は生活スタイルや好みで決めて問題ありません。

一般的にはよくレースカーテンとドレープカーテンを合わせて使いますが、「自分はレースカーテンだけでいい」という場合はレースカーテンだけ使っても問題ないわけです。反対に「ドレープカーテンだけでいい」という場合はドレープカーテンだけ使っても、特に問題ありません。

たとえば、レースカーテンの場合は一般的にドレープカーテンより軽いため、窓を開けてレースカーテンだけにしておくと、風になびいてヒラヒラしますよね。このヒラヒラ落ち着かないところを好まれない方は実際にいます。

また、開けていた窓を閉めるとき、レースカーテンが窓にはさまってしまうことがあります。レースカーテンのこういったところをわずらわしいと感じる方もいるわけです。

レースカーテンを使いたくない場合は使わなくても特に問題ない。

これが結論です。

レースカーテンはドレープカーテンと合わせて使うもの?

カーテンをどのようにつけるか、組み合わせるかは、その家に住んでいる方次第です。よって、レースカーテンを使わないという選択をしても問題ありません。もちろん、必ずドレープカーテンと組み合わせて使う必要もないのです。

ただし、レースカーテンをつけないことにはデメリットがあります。「レースカーテンはいらないのではないか」と思うときは、レースカーテンをつけないことによるデメリットも踏まえて決めることをおすすめします。

レースカーテンをつけないデメリット

レースカーテンをつけないことには4つのデメリットがあります。

デメリット①目隠ししつつ換気ができない

レースカーテンがあると目隠ししつつ換気することが可能です。

レースカーテンの場合は軽く風通しも良いため、ある程度閉めたまま換気することも可能です。「通りに面していてどうしても見られたくない」という場合は、レースカーテンで視線を防ぎつつ換気できます。

ドレープカーテンだけだと、換気するためにはカーテンを開けはなっておかなければいけません。レースカーテンがない状態でドレープカーテンを開けてしまうと、室内が丸見えになってしまいます。

デメリット②暖房や冷房の効率が悪くなる

レースカーテンをつけないと暖房や冷房の効率にも関わってきます。レースカーテンでも窓と室内を仕切ることができますし、レースカーテンによっては断熱機能などもあります。

ドレープカーテンだけより、レースカーテンもあった方が室内の暖かさを逃がさず、窓辺の冷気をカットしますので、より暖房効率や冷房効率のアップ、光熱費削減が期待できるのです。

レースカーテンをつけずドレープカーテンを単品で使った場合は、基本的にレースカーテンを合わせて使ったときよりも暖房や冷房の効率、光熱費削減効果が落ちてしまいます。

デメリット③ゴミ・チリ・花粉などを防ぎにくくなる

レースカーテンは砂ぼこりや花粉の多い時期に重宝します。レースカーテンの中には花粉などゴミやチリといった粒子に細かいものをブロックする加工がなされているものもあります。また、汚れにくいような加工がなされているレースカーテンもあるのです。

花粉やチリなどが多い時期の場合は、レースカーテンが薄手である程度風を通すことを利用して、レースカーテンで花粉やチリなどを防ぎつつ風を取り入れる方法もあります。

レースカーテンがなくドレープカーテンだけの場合は、ドレープカーテンを開けて風を取り入れるしかありません。花粉などをレースカーテンでブロックできず、そのまま室内に入れてしまうことになります。

デメリット④ドレープカーテンが汚れやすくなる

レースカーテンをつけた場合、ドレープカーテンと窓の間にレースカーテンがあるため、ドレープカーテンが直接窓に触れることはありません。そのため、窓の結露などでドレープカーテンが汚れにくくなるのです。

しかし、レースカーテンがないとドレープカーテンが直に窓に接してしまいます。その分だけドレープカーテンが汚れやすくなるのです。

ドレープカーテンが結露などで汚れてしまうとカビや雑菌の温床になります。臭いの問題もあります。レースカーテンはドレープカーテンの汚れを防ぐという点でも重要なので、つけていないとドレープカーテンの汚れや悪臭といった問題になりやすいのです。

最後に

カーテンをどのように使うかは家に住む人次第です。

レースカーテンとドレープカーテンはよくセット販売されており、合わせて使っているケースが少なくありません。しかし、だからといって必ずレースカーテンをドレープカーテンと合わせて使わなければならないわけではないのです。生活スタイルや好み次第で「レースカーテンだけ使いたい」「ドレープカーテンだけ使いたい」でもOKなのです。

ただし、レースカーテンを使わないことには不便さもあります。レースカーテンにはレースカーテンの良さやメリット、活用方法がありますので、そういったことも踏まえて利用を決めてはいかがでしょう。

カーテンのことで迷ったら、お気軽に当店へご相談ください。