安眠したい人のための寝室カーテンの選び方のコツは7つ!色や機能の選び方

カーテン

寝室のカーテンはどのようなタイプを選べばいいですか。

寝室に合ったカーテンを教えてください。

当店はよく「寝室に合わせるカーテン」のご質問をいただきます。

寝室は自分の最も安らげる場所。心と体の健康を保つために重要な部屋ですよね。寝室は落ち着けない場所だと、体も心も、そして生活にも悪い影響を与えます。

寝室のカーテンを選ぶときは、どのようなポイントに気をつければいいのでしょう。

寝室のカーテン選びの7つのコツを、カーテンの専門店が伝授いたします。

寝室のカーテン選びで失敗しないための大原則はただ1つ

寝室のカーテン選びの大原則はただ1つです。カーテン選びで迷ったら、このたった1つの大原則を思い出して、迷っているカーテン同士を比較してみてください。

寝室のカーテン選びの大原則とは・・・「側にあっても安らげるか」。

この点に尽きます。

寝室は、寝室を使う人にとってのホームベースです。生活の中で最も安らげる場所ですよね。なので、カーテンは「安らげるか(安眠できそうか)」を中心に選ぶことが大原則です。お客さんからの見栄えなど、外側のことより「自分にとってどうなのか」を考えることが重要になります。

当店では「白いカーテンは清潔感があって好きだけど、寝室に設置したら落ち着かない。どの色が良いでしょう」という相談を受けた経験があります。

白は清潔感のあるカーテンの中でも定番色。いろいろな部屋のカーテンに使われています。しかし、定番だから安心できるというわけではありませんし、寝室に相応しいというわけでもありません。

お客様は最終的にやや暗色のベージュ系のカーテンを購入なさいました。白より暗色ベージュの方が落ち着き、ゆっくり眠れるとのことです。ただ、色としては白の方が好きということでした。この点に寝室のカーテン選びのコツが隠れているような気がしますね。

寝室のカーテンは「側にあっても安らげるか」が大原則です。

寝室のカーテンを選ぶときや迷ったときは、「安らぎ」という点を柱に考えてみてください。より安らげるカーテンを選べば安眠に繋がるはずです。

安眠したい!そんな人は寝室のカーテン選びの7つのコツに注目

寝室のカーテンは「安らぎ(安眠できるか)」を基準に選ぶと言われても、「では、具体的にどうやって選べばいいのか」が問題になるのではないでしょうか。

寝室のカーテン選びの大原則をベースに、具体的に使えるコツを7つご紹介します。

1.寝室にあったら嫌な色をリストアップする

2.私物として選ばない色を考えてみる

3.暗い方が眠りやすい人は遮光機能の高いカーテンを選ぶ

4.自然光の好きな人は遮光機能のやや低いカーテンを選ぶ

5.明るい方が眠りやすい人は専門店の担当とよく相談する

6.購入前にカーテンを実際に広げてみることは重要

7.好きな色柄より「安心」を選ぶことも重要

寝室にあったら嫌な色をリストアップする

寝室にあったら良さそうな色に悩むより、寝室にあったら嫌な色を挙げる方がカンタンです。

カーテンは色の選択肢の幅が広い上に、「安心できる色」といきなり言われても、1色ないしは2色即座にピックアップするのは難しいことでしょう。そこでおすすめしたい方法は「あったら絶対に嫌」という色をリストアップし、その色のカーテンを選択肢から外してしまう方法です。

よく挙げられる色は、真っ赤や蛍光系の黄色など。真っ黒が嫌だというお客様もいました。寝室に「この色のカーテンだけは嫌」という色を挙げてから、その色を外して寝室用カーテンを選んでみてください。

私物として選ばない色を考えてみる

服や小物などに「この色は選ばないかな」という色をリストアップしてみてください。

服や小物は最も身近な存在です。選ばないということは、選ばないなりの理由があるはず。自分と雰囲気が合わない色や精神的に違和感のある色をカーテン選択肢から外すことができます。

紫色の服はあまり買わない。白は避ける。このようなお客様もいらっしゃいました。小物や服として買わないような色を選ぶと寝室に違和感を覚えることがあるため、この方法でも膨大なカーテンの色柄の選択肢をかなり絞ることができます。

小花柄は選ばない。動物の模様(ヒョウ柄など)は選ばないなど、柄についても考えてみてください。

暗い方が眠りやすい人は遮光機能の高いカーテンを選ぶ

カーテンにはいろいろな機能があります。

窓辺の空気をある程度防ぐ機能や光を遮る機能は、ほとんどのカーテンに多かれ少なかれ備わっているのです。しかし、特定の機能を強化するために加工などが行われているカーテンや、特定の機能を重視して製造されているカーテンは、基本的な空気を遮る機能や光を遮る機能が段違いに高くなっています。

寝室は暗い方がいい。暗くないと眠れない。このようなタイプの人は、特に光を遮断する機能の高いカーテンを選ぶことをおすすめします。遮光等級の高いカーテンはぴったりと光を防ぎ、朝でも室内を暗室のようにするのです。外からの光をしっかり防止できますよ。

夜勤などで眠る時間が不規則な人の寝室にも遮光性の高いカーテンがおすすめです。夜間に寝ているような安心感が得られるからです。

自然光の好きな人は遮光機能のやや低いカーテンを選ぶ

「朝は柔らかな自然光で目覚めたい」という人もいます。

自然光を起床に取り入れたい場合は、あまりに遮光性の高いカーテンはマイナスです。なぜなら、遮光等級の高いカーテンはかなりしっかりと光を遮るため、快晴の早朝でも灯りが必要なくらい寝室が真っ暗になってしまうからです。

遮光等級の最も高いカーテンの場合は、朝でも室内は夜のようで、自然光は極めて僅かしか入りません。遮光性の高すぎるカーテンではなく、自然光が入る程度の、やや遮光機能の低いカーテンを選ぶといいでしょう。

明るい方が眠りやすい人は専門店の担当とよく相談する

寝室は暗い方がいいという人もいれば、「明るい方が眠りやすい」「暗いのは苦手」という人も実際にいます。

カーテン選びのときは多くの店が「寝室は暗い方が良いだろう」というスタンスで遮光機能の高いカーテンをおすすめします。ですが、寝室の電気を消さないタイプの人もいて、灯りを消さない人には遮光性の高さがマイナスになる可能性があるということは、考えるべきポイントではないかと思います。

寝室は明るい方がいい。ある程度の光が欲しい。このようなタイプの人は、カーテン専門店の担当とよく相談することをおすすめします。

部屋の電気の明るさが良いという人は、遮光性の高いカーテンで外光を遮って室内灯の明るさを際立たせるという方法があります。外の明るさがいいという人は、遮光等級を落としたカーテンの方が安心できる可能性があるのです。

購入前にカーテンを実際に広げてみることは重要

可能であれば、購入前に寝室用のカーテンを広げてみることをおすすめします。自分では「落ち着ける色だ」と思っても、実際に広げてみると印象が変わることがよくあるからです。

たとえばピンク系の色が好きだったとします。淡い桃色を寝室に合わせたいと思い、実際に淡い桃色のカーテンを選びました。ちょっと見た感じでは「淡い色合いが安心できて、安眠を守ってくれる」と感じたのですが、実際に広げてみると想像より色が濃く感じられたのです。

また、淡いベージュやグリーン、白のカーテンを広げたとき、カーテンに影がよく映って、かえって落ち着かないことに気づきました。実際にこのような理由で購入直前に別のカーテンへと変更したお客様もいらっしゃいます。

カーテンを広げたからこそ気づくことがあるのです。寝室もカーテンも広げて付けるわけですから、印象ミスを防ぐためにも、可能な限り購入前に広げて見てみることをおすすめします。

好きな色柄より「安心」を選ぶことも重要

カーテンなどの身の回りのものは、やはり気に入った色柄が一番です。しかし、寝室のカーテンについては、色柄の好みより「安心か」「安眠できるか」を重視することが重要になります。寝室は心と体を休ませる場所だからです。

たとえば、真っ赤が好きだったとします。しかし、いろいろなカーテンを見た結果、深いこげ茶色のカーテンの方が落ちつきを感じました。色の好みでいえば真っ赤ですが、安心や安眠を取るならこげ茶色という結果です。このような場合には、色の好みより安心や安眠をとることをおすすめします。

好きな色は、服や小物として見の周りに置くことができますよね。寝室のカーテンは寝室の「体と心を休ませる機能」の一部ですから、安心や安眠を優先して選ぶことが、ゆっくりと休むためのポイントにもなるのです。

最後に

寝室のカーテン選びの大原則は「安心できるか(安眠できるか)」です。

寝室は休むという意味では、生活の中心になる場所。そのため、好みより安心感や安眠を重視することが、寝室のカーテン選びで公開しないためのポイントになります。

迷ったら「安心できるか(安眠できるか)」を中心に考えてみてください。具体的には、ご紹介した7つのコツで寝室のカーテンを選ぶ方法がおすすめです。

寝室のカーテン選びに迷ったら、カーテンの専門店である当店にお気軽にご相談ください。なかなか気に入るカーテンが見つからないときは、要望に合わせて寝室用カーテンの提案もさせていただきます。

 

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