会社の会議室やオフィス、事務所にも窓があります。窓があるということは、カーテンやブラインドの出番ということです。特に会議室やオフィス、事務所は仕事上の秘密を守ったり、人の視線を遮って仕事に集中したりするため、カーテンやブラインドがよく使われています。
会社や事務所などには、よくブラインドが使われている印象を持っていませんか。会社や事務所には視線を遮るブラインドがよく使われていました。しかし近年、小さな規模の会社や個人事業主が増えていることが関係しているのか、ビジネスの場にカーテンがよく使われるようになっているのです。
・会社や事務所、オフィスになぜカーテンがよく使われるようになったの?
・事務所やオフィスに使うカーテン選びの4つのポイント
事務所やオフィスのカーテン選びで意識したいポイントをカーテンの専門店が解説します。
事務所やオフィスになぜカーテンがよく使われるようになったの?
会社やオフィス、事務所などにはよくブラインドが使われていました。ブラインドは視線を遮る効果が高いアイテムです。会社やオフィスは仕事上の機密を保つため、通行人などの視線を遮りたいというニーズがあります。また、人の視線があると仕事に集中できないため、仕事に集中するためにブラインドを使うという理由もあるのです。
ブラインドの場合は布素材であるカーテンより燃えにくく、開け閉めも簡単になっています。自宅のようにこまめに掃除をし難いオフィスや会社でも、布製品であるカーテンよりゴミになり難いというメリットも。会社の会議室などでは特にブラインドが多く使われていました。
しかし、近年は「オフィス用のカーテンを選びたい」「事務所にカーテンを取り付けたい」というカーテン選びのご相談が増えています。副業の解禁や働き方改革により、副業でオフィスや事務所を運営する人が増えていることがひとつ。個人事業主などは、自宅をオフィスや事務所にするケースが多いという理由が二つ目です。
自宅を事務所やオフィスにする場合は、自宅のインテリアや雰囲気に合わせやすいカーテンを選ぶケースが多くなっています。カーテンは種類が豊富なので、合わせやすいという実情があるのです。
当店にも「自宅の仕事部屋に合わせてカーテンを選びたい」「自宅を事務所にしているのですが、私生活とビジネスどちらにも有用なカーテンが欲しい」などの問い合わせが増えています。
では、どうやって事務所やオフィスに相応しいカーテンを選ぶか?
この点が問題になるのです
・事務所やオフィスに使うカーテン選びの4つのポイント
事務所やオフィスに取り付けるカーテンを選ぶときのポイントは4つあります。
4つのポイントを踏まえて、どのカーテンがニーズに合っているのか考えることが重要です。
1.事務所やオフィスはどこにあるか
2.事務所やオフィスをどのような用途(職種)で使うか
3.事務所やオフィスで使うカーテンの色柄の許容度を考える
4.事務所やオフィスで困っていることや希望をまとめる
事務所やオフィスはどこにあるか
事務所やオフィスのカーテン選びでまず意識したいのは、事務所やオフィスの立地です。
たとえば、事務所やオフィスが一階にあったとします。窓の外には道路があり、当然ですが通行人もいる状況です。この場合は、オフィスや事務所内の仕事資料や仕事現場が見えないように、視線を遮ることが重要ではないでしょうか。
反対にビルの高層にある事務所やオフィスは、通行人の視線がほとんど届かないはずです。仕事中に光が眩しい場合は遮光が重要ですし、風によって冷暖房の効きが悪い場合は冷暖房の効きをよくするカーテンを使うメリットがあります。
事務所やオフィスの立地や階層によって、カーテンに求められるニーズが変わってくるのです。事務所やオフィスの立地や階層などはよく考えてカーテン選びをすることが重要になります。
事務所やオフィスをどのような用途や職種で使うか
一言に事務所やオフィスといっても、用途はさまざまです。会議用もあれば、役員の執務室もあります。多くの社員が仕事場として使うオフィスや、来客用の部屋などもあるはずです。1つの部屋で仕事と来客応対用を兼ねていることもあるのではないでしょうか。
オフィスや事務所のカーテンを選ぶときは、そのオフィスや事務所が「どのような用途で使われるか」を考えて選ぶことが重要です。
役員の執務室であれば重厚感のあるドレープカーテンなどが良いかもしれません。来客用の部屋であれば、来客の客層に合わせて質感や色を選ぶといいでしょう。
オフィスや事務所のカーテンを選ぶときは、職種に合わせることも必要になります。
金融や法律、税金などの場合、パステルカラーより深みのある色合いなどで重厚感を出すことも1つの合わせ方です。美容関係などは、反対に重厚なカーテンよりも、お客さんが寛げる色柄の方が良いかもしれません。
カーテンを選ぶときは「用途」や「職種」にマッチするか考えることがポイントです。
事務所やオフィスで使うカーテンの色柄の許容度を考える
用途や職種にマッチする色柄を考える。そう言われても「じゃあどうすればいいのか」「具体的に、どのように選べばいいのか」と思うことでしょう。職種や用途、そしてオフィスや事務所によっては、すぐにカーテンの色柄がピンと来る場合があります。
しかし、中には、オフィスや事務所にどのような色柄がマッチするか、迷ってしまうケースも少なくありません。用途や職種も合わせて考えると、ますます迷ってしまうかもしれません。
事務所やオフィスで使うカーテンの色柄やタイプで迷ったら「許容度」をまとめて、許容度を超えたカーテンの色柄を省いてゆく方法が効果的です。
たとえば、厳格な法律の事務所で、事務所にも高級感や厳格さを出したいとします。パステルカラーなどは、事務所の方向性とマッチしない可能性があるため省く。対して濃い色合いのブルーや落ち着いた赤などは、許容する。このように、事務所やオフィスの方向性に合わせて許容する色柄の方針を立ててしまうのです。
色柄の許容度をある程度考えてしまえば、許容内の色柄のカーテンを選べばいいので、その分だけ迷わずに済みます。業種に合ったカーテンの色柄については、カーテン専門店にアドバイスを求めておくと、方向性がよりはっきりします。
事務所やオフィスで困っていることや希望をまとめる
事務所やオフィスのカーテンは、ただのインテリアではありません。事務所やオフィスの困りごとを解決するアイテムでもあるのです。
たとえば、西日の酷いオフィスや事務所があったとします。この場合、カーテンで上手く光を遮ることが考えられるのです。カーテンの良いところは、光を遮りつつ自然の風を取り入れられること。そして、インテリア性にも優れているところです。個人事務所では、室内の調度に合わせつつ、外の光が強くて困るというお困り事を解決可能になります。
社員に室内の冷暖房の効きや外光など、オフィスや事務所で困っていることがないかまとめ、カーテン選びの参考にしてみましょう。
最後に
事務所やオフィスと言えばブラインドという印象があるかもしれません。しかし、現在は事務所やオフィスでもカーテンがよく使われています。
カーテンは種類が非常に豊富で、自宅と一体型の事務所からビルの賃貸事務所まで、いろいろなタイプのオフィスや事務所に合わせることが可能です。
カーテンの良いところは、自然風を取り入れられるところや、柔らかな風合いでインテリアに合わせやすいところになります。業種やオフィス、事務所の用途に合わせて設置しやすいところもカーテンの魅力です。
事務所やオフィスのカーテンを選ぶときは、4つのポイントを考慮して選ぶことをおすすめします。カーテン選びや事務所への合わせ方で迷うことがあれば、お気軽に当店へとご相談ください。