カーテンの風水やブラインドの風水などは今までの記事でご紹介しました。
カーテンなどインテリアで運気を下げないためには、カーテンやブラインドだけでなく、部屋全体の風水を考えることがポイントです。部屋全体を考えれば、カーテンやブラインドの付け方や合わせ方も変わってくるかもしれませんよね。
しかし、風水はいろいろ複雑。カーテンだけでも「これはおすすめ」「これはNG」など、さまざまな風水的な考え方があります。風水の知識を完全に理解して部屋に活かすのは大変ですよね。
そこで今回は、カーテン専門のスタッフが「寝室の風水でこれはNG」をまとめました。カーテンをはじめとして、インテリアの知識をして役立てていただければと思います。
寝室でやってはいけない風水!5つの風水
寝室で控えたいインテリア・カーテンの使い方は5つあります。
寝室は一日の疲れを癒す場所です。自分は安らげるインテリアにすることが最も重要ですが、「風水を取り入れたい」「インテリア選びや置き方などに迷っている」ということであれば、ぜひ5つのNGを参考にしてみてください。
寝室にカーテンをつけない
寝室にカーテンをつけることは「良質の睡眠」「風水」のふたつの意味で重要です。
寝室にカーテンをつけないと、朝日が顔を照らして眩しかったり、側の道の通行人や車、信号や街灯などが気になってしまったりすることで、眠りが浅くなる可能性があります。カーテンをつけることで眠りを妨害されず、暗い室内でゆっくり朝まで眠ることができるはずです。
睡眠の質の向上という点でカーテンは重要になります。
もうひとつは、風水です。寝室に限らず窓にカーテンをつけないことは、窓から悪い運気が自由に出入りしてしまうのです。せっかく良い運気が入ってきても、窓にカーテンがないと、あっという間に外に出て行ってしまいます。
窓は外と内の境界線。カーテンは外と内を隔てるドアのような役割を果たします。悪い運気を絡めて寝室に入らないようにし、良い運気を絡めて寝室に留める役割もあるのです。寝室の窓には睡眠や良い運気を留めるために、ぜひカーテンをつけたいですね。
鏡に寝姿が映るのはNG
寝室に鏡がある人は注意したいポイントです。
鏡は身だしなみを整えるときに重宝しますよね。寝室にワードローブや鏡台などを置いて、寝室である程度身支度を整える人もいるはずです。鏡は便利ですが、寝室に特に大きな鏡があり、寝るときも鏡面をそのままにしている人は要注意です。
鏡に自分の寝姿が映ると、自分の元気や運気を吸われるといわれます。夜中に目を覚ましたときに、鏡に映った自分にも驚いてしまうかもしれませんね。寝るときは鏡の鏡面は隠しておいた方が良いといわれます。
鏡の鏡面を隠す方法は何でも差し支えありません。たとえばクッションカバーをかぶせてもいいですし、交換する寝室のカーテンをひと工夫してカバーにしてもいいでしょう。
寝室には仕事道具を置かない
寝室には仕事に関するものを置かない方が心身を休められるといわれています。仕事道具を寝室に置いてしまうと、夜中にふと仕事道具が目に入ってしまうと「明日も仕事か」「まだ書類が残っているんだよな」と、気持ちも疲れてしまうはずです。寝室には仕事に関する物は置かず、仕事と休息をする部屋は分ける。これが基本です。
ただし、自宅で仕事をしている人や、在宅ワークをしている人は、寝室と仕事部屋を切り分けることが難しいケースもあります。たとえば自室兼寝室兼仕事部屋にしている場合。この場合だと自分の部屋が仕事部屋でもあり寝室でもありますから、寝室に仕事道具を置くなと言われても難しいはずです。ワンルームのアパートなどに住んでいる場合も難しいはずです。
どうしても仕事の物を部屋に置きたい場合は、寝るときは仕事の物に風呂敷のような布をかけて遮ってしまうという方法があります。この他に、寝室を仕事スペースと寝室スペースで、間仕切りカーテンなどで仕切ってしまう方法もあります。
寝室のカーテンを閉めっぱなしにしない
寝るときは睡眠の質のためにも寝室のカーテンは閉めたいのですが、一日中カーテンを閉めっぱなしのするのは風水の面から見て良くはありません。道路に面していて日中に閉めっぱなしにする場合でも、朝のひと時だけはカーテンを開けて、寝室に光を取り込むようにした方がいいでしょう。
寝室の窓は寝室のもうひとつの出入り口です。カーテンを閉めっぱなしにしておくと、室内に淀んだ空気や悪い運気がたまったままになってしまいます。部屋は換気が大切ですよね。寝室のカーテンも1日に1度は開けて、運気の換気をしましょう。
ベッドの下には可能な限り物を置かない
ベッドの下を収納スペースとして活用する人は少なくありません。空きスペースがあると、つい「置いてしまおうか」とも思うかもしれません。しかし、ベッドの下は可能な限り物を置かない方が無難です。
物をいろいろ置いてしまうと、物のすき間にゴミが溜まってしまいます。汚れてしまうとその分だけ悪い運気が室内に溜まりやすいと言われているのです。ベッドの下にたくさんの物を置いておくと、その分だけゴミと一緒に悪い運気が溜まりやすくなるというわけです。ベッドの下は常に風が行ったり来たりできるくらいのすき間を空けておいた方が風水的には良好になります。
寝室で布団を使っている場合も布団の周囲にはあまり物を置かないことがポイントです。布団の周囲に物をたくさん置いてしまうと、ベッドの下の収納と同じようにゴミが溜まりやすくなってしまいます。布団やベッドの周囲にはあまり物を置かず、カーテンを開けたときに悪い運気が外に出て行きやすい状態にしておくといいでしょう。
カーテンを棚の目隠しにして収納を工夫する方法などもありますので、寝室に合った収納について考えてみてはいかがでしょう。
最後に
寝室のインテリアにはカーテンを含めて「避けた方がいいNG」があります。
寝室にカーテンなどのインテリアを取り入れるときは、家具の配置やカーテンなどの使い方などに風水を取り入れてみてはいかがでしょう。
より良い家具の配置やカーテンの使い方など、考えてみたいですね。