オーダーカーテンを買った後のよくある失敗4選【2022年版】

カーテン

オーダーカーテンを購入した後に「失敗した」とがっかりしてしまうことがあります。

失敗の理由はいろいろですが、カーテン専門店である当店がお客様にヒアリングしたところ「洗濯ミス」や「機能性や生活スタイルをよく考えていなかった」などが主な理由のようです。

今回の記事では、オーダーカーテンを買ってから「失敗した」と感じた事例をご紹介します。オーダーメイドカーテンを買うときの参考にしていただければと思います。

失敗例①オーダーカーテンを洗濯したら縮んでしまった

オーダーカーテンにまつわる失敗談の中でも洗濯にまつわる話はよく耳にします。オーダーカーテンを洗濯したら他の洗濯物の色が移ってしまったという失敗談や、鮮やかな色だったはずのカーテンが色落ちしてしまったという失敗談、中にはせっかく買ったオーダーカーテンが洗濯時に破れてしまったという失敗談もあります。

当店の扱っているオーダーカーテンの多くはウォッシャブルタイプ(自宅で洗濯できるタイプ)です。ですが、すべての店で扱っているオーダーカーテンが全部洗濯できるタイプとは限りません。

近年は洗濯できるタイプのカーテンはかなり入手しやすくなっているため、「これも洗濯して大丈夫でしょう」という感覚で洗濯機に放り込んでしまうケースも・・・。結果、洗濯時の失敗談につながってしまうわけですね。当店がヒアリングした失敗談の中には「洗濯表示をまったく見ていなかった」というケースもありました。

そんな洗濯系の失敗談の中で特に多いのが「洗濯したらオーダーカーテンが縮んでしまった」というものです。オーダーカーテンの素材によっては洗濯機で洗うときに縮んでしまい、使えなくなってしまうことがあります。失敗しないためにも、洗濯表示は忘れずにチェックしたいものです。

失敗例②オーダーカーテンの遮光等級でミスしてしまった

オーダーカーテンを買うときに色柄を気にして購入したものの、機能についてはあまりよく考えず買ってしまうというケースがあります。

カーテンには遮光や断熱などさまざまな機能があります。カーテンによって加工などがなされており、機能性がよりアップしているものもあるのです。カーテンを買うときに「我が家には特にこの機能が必要」「この機能については、より高い方がいい」とよく検討することで、部屋やライフスタイルに合わせたカーテン選びがしやすくなるわけです。

しかし、機能性についてあまり考えていないと、オーダーカーテンを実際に使ってみてから「あの機能が欲しかった」「この機能性はもっと高い方がよかった」と困ってしまいことがあります。特によくあるのは、遮光機能です。

遮光機能とは、光を遮る機能です。遮光機能には1~3級という遮光等級があります。等級が1級に近いほど光を遮る機能が高くなります。つまり、遮光等級が1級に近いほど室内は暗くなるわけです。

遮光等級についてあまり考えず「室内が暗くなりすぎてしまった」「室内に光が入ってきて、朝方まぶしい」など、失敗事例になってしまうことがあります。

失敗例③オーダーカーテンがペットの爪で破れてしまった

オーダーカーテンの自分の好み重視で購入したら、愛犬や愛猫の爪で破られてしまったという失敗事例です。

カーテンは色柄など自分の好みで選んでOKです。ただ、ペットと一緒に生活している場合はペットのことも考えて選ばないと「失敗した」と後悔するケースがあります。自然素材の薄いカーテンやレースカーテンをオーダーで購入した場合などは、よく「ペットがじゃれて穴が開いてしまい・・・」「ペットの爪が引っかかって破れてしまった」などの体験談を耳にします。

この他にペット関係のオーダーカーテンの失敗事例では「ペットの臭いがカーテンについてしまう」「ペットのそそうがあっても、洗えないカーテンだったため捨てるしかなかった」などがありました。ペットと生活している場合は、ペットと生活することを前提にオーダーカーテンを選びたいですね。

失敗例④オーダーカーテンが夜間に透けてしまう

オーダーカーテンのよくある失敗談として「ミラーレースカーテンだけ使っていたら、夜間に透けていることに気づいた」というものがあります。

ミラーレースカーテンとは、加工により外側からカーテン内部を見えにくくしているレースカーテンのことです。防犯やプライバシー保護のために、レースカーテンの中でも「見えにくくすること」に特化したカーテンになります。ミラーレースカーテンはオーダーカーテンとしても購入可能です。

ミラーレースカーテンをつけて外から部屋を見ると、薄手のレースカーテンなのに、驚くほど室内が見えないことに気づきます。道路に面している部屋などは、プライバシー保護も含めてミラーレースカーテンがよく使われるのです。

昼間にしっかり視線をブロックしてくれるミラーレースカーテンですが、意外なことに「夜に弱い」という特徴があります。ミラーレースカーテンは夜間に透けてしまうことがあるのです。そのため、ミラーレースカーテンをオーダーカーテンとして購入したお宅ではよく「ミラーレースカーテンを単品で使っていたら、夜間に透けていることに気づき驚いた」という失敗事例があります。

ミラーレースカーテンが夜間にやや弱いからといって、ガラスほど室内が透けるというわけではありません。しかし、単品で使っていると、光の関係で夜はやや外から見えやすくなるため注意したいものです。

夜間の視線対策として、ミラーレースカーテンとドレープカーテンをそれぞれセットでオーダーカーテンとして購入して合わせて使うなど、失敗を防ぐ対策をしたいですね。

最後に

オーダーカーテン購入後、利用時の失敗事例についてご紹介しました。

オーダーカーテンの失敗事例の特徴は「洗濯」や「生活の事情を考えていなかった」などによって引き起こされているようです。だからこそ、オーダーカーテンを購入するときは、色柄だけでなく機能性や洗濯のことなども考えて購入することが重要になります。

生活に合ったオーダーカーテンを購入するときに疑問やお悩みは、お気軽に当店へご相談ください。