フィニアルで部屋をゴージャスに!カーテンレールの装飾を知っていますか?

カーテン

カーテン周りの装飾と言われて何を想像しますか?

鮮やかなカーテンそのものを想像する方もいるかもしれませんし、中にはサンキャッチャーなどを想像する方もいらっしゃることでしょう。

カーテンには「フィニアル」という飾りもあります。フィニアルで飾ることで窓周りが一段とオシャレになりますと。フィニアルとはどのような装飾品か、どうやって使うのか。フィニアルを使うときの注意点などを解説します。

フィニアルとはカーテンレールの装飾品(端飾り)

フィニアルとはカーテンレールにつける装飾品のことです。「頂華飾り」の総称でもあります。

フィニアルを取り付ける場所はカーテンレールの端と端。端に草をかたどったフィニアルをつけたり、動物の形をしたフィニアルを付けたりすることにより、シンプルなカーテンレールが彫刻のように優美なインテリアになります。

カーテンレールの飾りの中でも端につける「端飾り」がフィニアルです。

フィニアルをカーテンレールに取り付けるメリット

フィニアルをカーテンレールに取り付けるメリットは3つあります。

メリットは「カーテンレールの装飾」「カーテンレールを調度化できる」「カーテンのズレを防止できる」です。

フィニアルはカーテンレールの装飾ができる

フィニアルを取り付けることで、無味乾燥だったカーテンレールを華やかにできます。

カーテンを豪華にしても、カーテンレールは金属の棒。これではせっかくカーテンをゴージャスにしてもカーテンレールだけ浮いてしまいますよね。カーテンレールもカーテンに合わせて装飾できるのがフィニアルのメリットです。

フィニアルにはさまざまなかたちの物がありますから、カーテンや部屋の調度に合わせてカーテンレールを装飾し、カーテンレール自体の雰囲気も変えられるのがフィニアルのメリットです。

フィニアルはカーテンレールを調度化できる

フィニアルを取り付けることでカーテンレールをひとつの調度として使うことが可能です。

カーテンレールはあくまでカーテンの付属品。カーテンレールはカーテンを付けるための道具。カーテンレールがシンプルだとこのように「カーテンがメインでカーテンレールはあくまで部品」のような扱いですが、フィニアルを取り付けることでカーテンレールの印象や雰囲気ががらりと変わり、調度のひとつとして活躍します。

フィニアルを部屋の色やインテリアに合わせて付け替えることで部屋の印象も変わります。部屋の調度を考えるときは、フィニアルを付けたカーテンレールもひとつの調度だと考えて、部屋のインテリアを工夫できますよ。

フィニアルはカーテンのズレを防止できる

フィニアルはカーテンレールの装飾品というだけでなく、カーテンを使うときの便利アイテムでもあります。

カーテンをカーテンレールに取り付けると、カーテンがレールの横からズレて外れてしまうことがあるはずです。カーテンレールの端には滑り止めの突起(のような部分)が付いていますが、それでもカーテンレールはズレて落ちてしまうケースも!

フィニアルを取り付けることでカーテンレールの端に飾りという滑り止め部分ができますので、カーテンのズレ防止になるのです。

フィニアルの中には大きな丸玉のようなタイプなど、カーテンのズレ防止に活躍する形状のタイプもあります。カーテンがよくレールから滑り落ちてしまう場合はフィニアルで滑り止めをすることでお悩み解決できます。

カーテンレールにフィニアルを取り付ける方法

カーテンレールにフィニアルを取り付ける方法はカンタンです。

カーテンレールの端のサイズに合い、なおかつ好きなデザインのフィニアルを探します。サイズがぴったりのフィニアルを購入したらカーテンレールの端に取り付けるだけです。

取り付け方法はフィニアルにもよりますが、基本は端にはめるだけなので非常にカンタンです。フィニアルの大きささえ合っていれば特に戸惑うことはないでしょう。

フィニアルを取り付ける際に注意したいのは、フィニアルのサイズです。

フィニアルは商品によってサイズが異なるため、自宅で使っているカーテンレールには使えないことがあります。よくフィニアルとサイズに合うカーテンレールはセット販売されていますので、サイズが不安な人はセット販売を利用してはいかがでしょう。

カーテンレールにフィニアルを取り付けるときの注意点

カーテンレールにフィニアルを取り付けるときはふたつの注意点があります。

フィニアルのサイズには注意する(セット販売を利用するなど)

前の見出しでもお話ししましたが、フィニアルのサイズには注意が必要です。

デザインが好きなフィニアルを見つけても、デザインだけで購入するとサイズが合わず使えないなど、がっかりしがちです。フィニアルを購入するときは必ずサイズを確認し、自宅のカーテンレールに装着できそうかチェックして購入することをおすすめします。

専用カーテンレールとセット販売されているフィニアルもありますが、専用カーテンレールがセットになっている物はカーテンレールごと取り換えてフィニアルを付けるタイプなので装着時に壁を傷つけたり、そもそも自宅の窓辺に使えるかなきちんとチェックしたりするなど、重々注意してください。

賃貸の場合はフィニアル装着時に注意が必要

専用カーテンレールに交換してフィニアルを取り付ける場合は注意が必要です。賃貸によって勝手に交換することでトラブルが起きる可能性があるため、問題ないか確認した方が無難になります。

また、賃貸の住居はあくまで借り物。専用カーテンレールの取り付け時など、壁を含め周囲を傷つけないよう注意が必要になります。

賃貸の壁を傷つけたり、窓周りを無理に変えてしまったりすることで、やはりトラブルに発展する可能性があります。装着の簡単なサイズの合うフィニアルなどを使い、何時でも対処できるようにするなどオシャレとトラブル対策の両立を考えたいですね。

最後に

フィニアルとはカーテンレールの端飾りです。植物のかたちをした物やシンプルな丸形などいろいろなタイプがありますので、室内やカーテンの雰囲気に合わせて使い分けられますよ。フィニアルを使うことでカーテンレールもステキな調度になるのです。

ただし、フィニアルはサイズが重要。せっかく買ってもサイズが合わないと使えません。フィニアルを取り付けるときは自宅のカーテンレールにサイズが合っているか、専用カーテンレールが付属しているかなどチェックし、自宅で使えるものを選びましょう。