ひとつの部屋に窓がひとつだけとは限りません。ひとつの部屋に窓がふたつ以上あるケースもあります。
窓がふたつ以上あった場合、「それぞれの窓に同じカーテンをつけるべきか。それとも別の柄をつけるべきか」と悩んでしまいますよね。ふたつの窓サイズが違うと、なおさらカーテン選びで悩むのではないでしょうか。
ひとつの部屋にふたつ以上の窓があるケースのカーテン選びについて、カーテン専門店スタッフが解説します。カーテンを選ぶときのポイントや実際の組み合わせ例などをまとめてご紹介します!
ひと部屋にふたつ以上の窓がある場合はカーテン選びのポイント
ひとつの部屋にふたつ以上の窓がある場合、カーテンの選び方は大きく3つのパターンにわかれます。
・まったく同じ色柄のカーテンをふたつ以上の窓につける
・それぞれの窓のカーテンを同じ柄の色違いにする
・ふたつ以上の窓すべてに色柄が違うカーテンをつける
以上が3つのパターンになります。
3つのパターンについて、特徴やメリットを見てみましょう。
どの組み合わせが皆さんのお部屋に合いそうでしょうか?
同じ色柄のカーテンをつける
ひとつの部屋にあるふたつ以上の窓に、同じ柄のカーテンを取りつけるパターンになります。
たとえば、片方の窓にピンク色のカーテンを取りつけたら、同じメーカーのまったく同じピンク色のカーテンを取りつける。このようなパターンになります。
カーテンを重ねて使う場合は、レースカーテンも同じにするかどうかがポイントです。ドレープカーテンだけ同じ色柄にしてもいいですし、レースカーテンも含めてすべて同じにするのもいいですね。
同じ色柄のカーテンをつけるメリット
同じ部屋のふたつ以上の窓に同じカーテンをつけることで、室内に統一感を持たせることができます。
たとえば、木目のはっきりした部屋の場合、カーテンを木の葉と同じ色である緑にするというカーテン選びが可能です。ふたつの窓のカーテンを緑にすることで、色柄の統一感が出ますね。
このように、室内の調度に一貫性や統一感を持たせたいときは、室内のふたつ以上の窓すべてに同じ色柄のカーテンをつけることをおすすめします。
また、部屋に多くの色調を取り入れないカーテンの使い方です。室内を落ち着いた雰囲気にしたい場合も、部屋の窓のカーテンはすべて同じにする方法をおすすめします。
窓ごとに違う色柄のカーテンを取り付けた場合より室内の色彩が少なくなるため、部屋が落ち着いた雰囲気になるのです。
調度と色を合わせて色と家具にテーマ性を持たせるのも素敵ですね。
同じ色柄のカーテンをつけるときの組み合わせ例
同じ色柄のカーテンをつけるときの組み合わせ例としては、次のような商品があります。当店の「丁度いいカーテン ミラーレース 4枚セット/2枚セット Gaia」です。
「丁度いいカーテン ミラーレース 4枚セット/2枚セット Gaia」は色バリエーションが豊富で、サイズもいろいろです。ふたつの窓がばらばらのサイズでも、同じ色柄でぴったりサイズのカーテンが見つかることでしょう。
たとえば、ピンク色をチョイスする場合は、同じ大きさの窓であれば同じサイズをオーダーすればOKですし、窓サイズが違う場合は、それぞれの窓に合った同じピンクのセットをオーダーすればOKです。
窓のカーテンを同じ柄の色違いにする
ひとつの部屋にふたつ以上の窓がある場合、それぞれの窓に同じ柄の色違いカーテンをつけるという方法もあります。
たとえば、ヒマワリの柄があったとします。そのヒマワリ柄カーテンには、赤いヒマワリと黄色のヒマワリ、橙色のヒマワリのカーテンがありました。同じ素材、同じデザインの色違いが多数出ていたわけです。
ひとつの部屋のふたつ以上の窓につけるために、赤と橙色のヒマワリのカーテンをオーダーするなどがこのパターンに該当します。
窓のカーテンを同じ柄の色違いにするメリット
ふたつ以上の窓に柄は同じで色違いをつけるメリットは、部屋の統一感を保ちつつ色の違いによるカラフルさやオシャレ感を楽しめるところです。柄が同じなので、柄という統一感が出ますよね。しかし、柄の色が違いますから、その点において室内がより賑やかな印象になるのです。
勉強スペースと私生活スペースを室内で区切りたい場合などにおすすめのカーテンの使い方です。たとえば勉強スペースには橙色のヒマワリ柄を使い、私生活スペースには赤色のヒマワリを使うなど、同じ室内でもスペースによる印象の違いを楽しむことができます。
ワンルームアパートなどで、趣味スペース(物などを飾る場所)や生活スペース(寝起きする場所)など、生活と趣味のスペースを分けるなど、趣味と生活をわけたいときにもおすすめです。
同じ柄の色違いにするときの組み合わせ例
同じ柄の色違いカーテンにするときの組み合わせ例としては、当店の「デザインライフ オーダーカーテン」などがあります。
当店の「デザインライフ オーダーカーテン」はそれぞれの柄を2色ずつで展開していますので、ふたつ以上の窓がある場合に、同じ柄の色違いそろえやすいカーテンです。
サイズのオーダーもできるので、窓の大きさが違う場合も、ぴったりサイズでオーダーできます。
窓に色柄が違うカーテンをつける
部屋にあるふたつ以上の窓に色柄がまったく違うカーテンをつける方法になります。
たとえば、ひとつの窓には自然素材のモノクロのカーテンをつけ、もうひとつの窓にはポリエステルなどが中心素材のアースカラーのカーテンをつける。このように、色も柄も素材の風合いも、まったく違ったカーテンをつけるケースがこの方法にあたります。
窓に色柄が違うカーテンをつけるメリット
ふたつ以上に色柄の違うカーテンをつけることにより、部屋をより色彩豊かにカスタマイズ可能です。
ふたつの窓のどちらにも同じ色柄のカーテンをつけると、室内の色をおさえることができます。対して色柄を別々にすると、色彩がその分だけ増えます。
カラフルな部屋にしたい場合や、いろいろな色が室内に合って調度とのバランスが取れていない場合などに、色彩追加によって色彩バランスを取ることができるメリットがあるのです。
色柄が違うカーテンをつけるときの組み合わせ例
色柄が違うカーテンをつけるときの組み合わせ例としては、次のようなカーテンがあります。
当店の商品の中に「ディズニー オーダーカーテン」という、非常に色柄が豊富なカーテンがあります。このカーテンの中から色柄がまったく違うカーテンをふたつチョイスしてみてはいかがでしょう。
たとえば、部屋の中でもベッドのある方の窓に暗色系の色柄のカーテン。机などの起きているときによく利用する側の窓に明るい色合いのカーテンをチョイスするなどの合わせ方が考えられます。
最後に
ひとつの部屋に窓がひとつとは限りません。窓がふたつ以上ある部屋も珍しくないのです。
窓がふたつ以上ある部屋の場合、カーテンをどのように合わせるかが問題になります。カーテンの合わせ方は3タイプ。好み次第でいろいろな組み合わせが考えられます。ぜひ、部屋の家具などと合わせて、自分流のカーテン合わせを追及してみてください。
カーテンのことでわからないことやお悩みがありましたら、お気軽に当店へご相談ください。