カーテンを閉めたときにカーテンの中央や横に隙間ができてしまうことはありませんか。カーテンを閉めたときに中央や横に隙間ができてしまうと、遮光や遮熱、断熱などせっかくのカーテン機能を発揮できない可能性があります。
カーテンを閉めても中央や横に隙間ができて困っている。こんなときは、隙間ができないように対処してはいかがでしょう。カーテンの横や中央に隙間ができるときの対処法をご紹介します。
カーテンの中央に隙間ができるときの対処法
カーテンを閉めても左右のカーテンがしっかり閉まらず中央に隙間ができてしまうことがあります。中央にカーテンの隙間ができてしまう場合は以下の方法で対処可能です。
対処法①半オーダーメイドで横幅が大きめのカーテンを作成する
既製品のカーテンを使っていて中央に隙間が開いてしまう場合は、半オーダーメイドのカーテンを購入してみてはいかがでしょう。
半オーダーメイドとは布地やデザインから選ぶ完全なオーダーメイドタイプのカーテンではなく、デザインや布地などはある程度決まっていて、サイズなど一部をオーダーメイドできるカーテンのことです。たとえば当店の場合は丈と幅を1㎝単位でオーダーできます。
カーテンを閉めたときに中央の隙間が開いてしまう場合、カーテンの横幅がカーテンレールに対して短いケースがあります。
カーテンレールの長さに合わせてカーテンを購入することで「中央に隙間が開いてしまう」というお悩みを改善できる可能性があるため、カーテンの横幅が足りているかチェックしてみましょう。
対処法②霧吹きやアイロンでカーテンの隙間に対処する
カーテンの中央に隙間が開いてしまう場合は、カーテンにしわがついている可能性やカーテンの中央部分(左右のカーテンが接する部分)に癖がついている可能性なども考えられます。
カーテンを洗濯ネットに入れずに洗ったときや洗濯のときに畳んで乾してしまった場合などは、カーテンに癖やしわがついているケースも少なくありません。カーテンに癖やしわがついているために中央に隙間ができてしまっているのであれば、霧吹きやアイロンを活用することで改善する可能性があります。
霧吹きを使う方法はカンタンです。まずカーテンの中央部分に軽く霧吹きで水を吹き付け、その後に中央部分を伸ばすように軽く引っ張ります。カーテンをしばらく引っ張ったままにしておくと、カーテンのしわや癖が伸びますので、後は中央に隙間ができないか確認してください。
アイロンを使う方法もカンタンです。まずは洗濯表示をチェックして、アイロンや洗濯について確認してください。確認が終わったら、表示に従ってアイロンがけをします。アイロンがけの際はあて布を使ってもいいでしょう。
アイロンがけをすることによってカーテンのしわや癖がキレイになります。アイロンがけの後にもカーテンの中央に隙間ができる場合は他の対処法も試してみましょう。
対処法③クリップなどのアイテムを使ってカーテンの隙間を塞ぐ
カーテンの中央に隙間が開いてしまう場合はクリップなどのアイテムを使って中央を留めるという対処法もあります。
クリップはカーテンや布物専用でなくても構いません。使いやすいクリップでカーテンの中央を留めてOKです。また、クリップによってはカーテンや窓辺をオシャレにできます。カーテンの隙間をなくすためにクリップを使うなら、自分の部屋や好みの合ったクリップを使ってはいかがでしょう。
Amazonなどの大手通販サイトではいろいろなオシャレクリップを扱っていますので、ぜひカーテンと合わせてみてください。
カーテンの横に隙間ができるときの対処法
カーテンに隙間ができるのは中央だけではありません。カーテンの左右の横に隙間ができてしまい、せっかく遮光カーテンを使っているのに光が入ってきてしまうこともあります。
カーテンの右(左)に隙間ができる場合はどうすればいいのでしょう。
対処法①カーテンレールとカーテンの長さを見直す
カーテンの横に隙間が開いている場合、カーテンレールとカーテンの長さが合っていない可能性があります。カーテンの長さがカーテンレールに合っていないと、カーテンを中央までしっかり閉めると端(横)に隙間ができてしまうのです。
カーテンの横に隙間ができてしまう場合はカーテンレールに対してカーテンの長さが合っているか確認してください。カーテンレールと同じ長さだと横に隙間が開いてしまうため、カーテンレールより5㎝長いくらいが目安になります。
対処法②カーテンの横をクリップで留める
カーテンの中央に隙間が開くケースと同じく、カーテンの横に隙間が開く場合もクリップで挟んでしまえば隙間に対処できます。
ただし、カーテンの横の隙間の場合は中央の隙間のようにカーテン同士を挟むことはできません。カーテンの横の隙間をクリップで留める場合はカーテンタッセルの金具などを利用するといいでしょう。
対処法③カーテンレール(窓側)と長めのカーテンで対処する
カーテンをカーテンレールより長めにしても横に隙間が開いてしまうという場合は2本のカーテンレールを利用して横の隙間を無くす方法があります。
カーテンレールの窓側の端にひとつ多くカーテンを下げる金具(フック。カーテンクリップなどでもOK)を取り付けます。さらに、部屋側のカーテンレールにカーテンレールより長めのドレープカーテンを取り付けます。カーテンレールよりカーテンが長めですから、普通に取り付けると端が余るはずです。
カーテンの余った端を窓側のカーテンレールにひとつ多く取り付けたフックに取り付ければ、カーテンレールを包むようなかたちでカーテンを取り付けられます。この方法でカーテンを付ければ横に隙間は開きません。
最後に
カーテンを取り付けても横や中央に隙間が開いてしまうと遮光や遮熱、断熱といったカーテン機能を十分に発揮できない可能性があります。
カーテンの中央や横に隙間が開く場合はカーテンの長さを見直すと共に、クリップなどを使ってカーテンの隙間を塞いではいかがでしょう。洗濯しわなどが原因の場合は霧吹きやアイロンなどで改善する場合がありますので試してみてください。
カーテンの利用や取り扱い、選び方などで分からないことがあればお気軽に当店へご相談ください。