前回、カーテン選びの失敗事例をご紹介しました。
今回はカーテン選びの失敗談に続き、ラグ購入の失敗例についてご紹介したいと思います。まずはカーテン選びの失敗から読みたいという方は、下記のリンクからどうぞ。
ラグの購入で失敗した体験談を、当店に寄せていただいたお客様の声からピックアップ。ラグ選びで後悔しないために、失敗談を参考にしてはいかがでしょう。
それでは、ラグ選びの失敗談を順番に見ていきましょう。
失敗①購入するラグのサイズを間違えてしまった
ラグの購入で非常によくある失敗です。購入するラグのサイズを間違えてしまい、部屋のラグを敷きたい面積に対して「ラグが小さすぎた」と後悔したり、ラグが部屋より大きくて「ラグがはみ出してしまった」と後悔したりするケースがあります。
お客様から実際にうかがった失敗談は次のような事例です。
ラグを部屋のテーブルの下に敷こうと思って買いました。しかし、ラグがテーブルより小さくて、テーブルの脚がはみ出してしまいました。ラグが小さすぎて見た目が不格好ですし、テーブルが床とラグにまたがってしまったせいで不安定になってしまったのです。「失敗した」と思い、即座に撤去して買い直しした。・・・これは、実際にあった客様の失敗談です。
ラグ購入の際は意外と「これくらいの大きさなら大丈夫」と目測で買っているケースが少なくありません。ラグを買うときは、ラグの上に置くテーブルサイズなどをはかっておけば失敗しにくくなります。
お客様の中には「カーペットと同じ感覚で、部屋にぴったりくらいのサイズを買ったら大きすぎた。部屋の床からはみ出し、壁まで届いていた」などの失敗談を持つ方も!
ラグやカーペットは「とりあえず大きければいい」とはいかないものです。床の畳数なども考慮してラグ選びをしたいですね。あらかじめ部屋のどの位置、どの範囲に敷きたいのか計画を立てておくと失敗しにくくなります。
サイズ感がよくわからないときは、専門店に相談することをおすすめします。
失敗②ラグの色柄が部屋に合わなかった
これもよくある失敗例です。ラグを買っても、色柄が部屋にミスマッチで「失敗した」と後悔した事例になります。
ラグは床に敷くもの。カーテンと同じく室内では比較的面積が広いアイテムなので、色柄は部屋の印象も左右します。部屋とミスマッチの色柄を選んでしまうと、部屋自体の雰囲気も「こんなはずじゃなかった」となってしまいますよね。
お客様から寄せられた実際の失敗談の中に、このような話がありました。
和室の畳の傷み防止のためにラグを買いました。自分の色柄の好みで買ったお気に入りのラグだったのですが、和室に合わせると色柄がミスマッチです。
畳み全体を覆うくらい大きなラグなら畳を隠して洋室のようにもできますが、そのラグはテーブルなど一部の家具の下に敷こうと思って買った比較的サイズの小さいラグでした。畳の上に純洋風の小島ができてしまったようで、違和感があり「失敗した」と思いました。
ラグの色柄も重要ですが、洋風や和風、中華風、北欧風などの風合いも重要だということですね。色柄の好みだけでなく、風合いなども考慮してラグを選びたいですね。
失敗③買ったラグが季節に合わなかった
ラグを買うときの意外な盲点が「季節に合うか」です。
ラグはサイズや色柄などを重視しがち。もちろんサイズや色柄などは重要なポイントですが、この他にも注意すべきポイントがあります。
季節に合うかどうかです。
お客様の体験談に「夏にラグを買ったのですが、失敗しました」という話がありました。
夏は冷房を使うので、フローリングが冷たくなりがちです。冷え性ということもあり、フローリングの上にラグとクッションを置くことにしました。気に入ったサイズと色柄のラグを買って敷いたのですが・・・暑い。ラグに寝転がったり、座ったりしていると、暑いのです。
購入したラグを見てみると、布地が厚くしっかりした作りで、比較的毛足の長いラグでした。夏場は夏向きのラグが多数販売される中、秋や冬といった肌寒い季節に合ったラグを買ってしまったのです。ちょっと冷房を緩めると毛布の上に寝ているような感じなので、「季節とミスマッチで失敗した」と頭を抱えてしまいました。
ラグには夏用や冬用、年中を通して使えるタイプなどさまざまです。素材の厚さなどを確認して、使う季節に合わせて選びたいですね。厚さなどが分かりにくい場合は、専門店に相談することをおすすめします。
失敗④買ったラグが洗濯できないラグだった
ラグも使い続ければ汚れます。衛生的にラグを使うためにも、こまめに洗濯したいですよね。
ラグの中には家庭の洗濯機で洗濯できるタイプがあります。また、お風呂場や洗面所などで手洗いできるタイプのラグもありますよ。
ラグが家庭で洗えるタイプだと、こまめに洗って使えるため、ラグをキレイに使えるのです。ペットのいるお宅や、小さなお子さんのいるお宅などは、洗えるかどうかは特に重要ではないでしょうか。
お客様の失敗談の中には「間違って自宅で洗濯できないラグを買ってしまいました」「洗濯できないラグなので、子供がお菓子やジュースを零してベタベタになりました。買い替えなければいけませんでした」などの体験談がありました。
ラグを買うときは洗濯表示をチェックして、失敗しないように注意したいですね。
失敗⑤買ったラグが重くて出し入れが大変
「買ったラグが重くて収納が大変だった」というラグ選びの失敗もあります。
ラグは通年使うタイプもありますが、通気性の良い夏用や温かな冬用など、季節ごとに変えて使うこともあるのです。季節ごとにラグを変える場合は交換するのですが、ラグが重いと交換は大変。畳むのも一苦労ですし、収納場所にしまうことも一苦労です。
買ったラグが重くて収納や交換に苦労した。実際にある失敗談です。ラグを買うときは、交換のときの労力なども考えて選びましょう。
最後に
ラグを選ぶときによくある失敗は、色柄のミスマッチや季節に合わないことなど。重量でラグ選びを失敗したと感じる人もいます。重量や季節に合わないことなどは、意外な失敗談ではないでしょうか。
ラグ選びの失敗を参考に、自分に生活スタイルや家に合ったラグを選びたいものです。ラグ選びで分からないことがあれば、当店へお気軽にご相談ください。