暑い夏の微かな風にキレイな音色が聞こえると「夏だな」と思いますよね。音色が涼やかだと、それだけで家や室内、窓辺が涼しい印象になります。日ごとに暑さが増す中、涼として伝統的な風鈴を取り入れてみてはいかがでしょう。
今回は日本の伝統的な風鈴の中でもカーテンに合うものをチョイスしてご紹介します。ぜひ当店のカーテンと合わせて使ってくださいね!
アデリア 津軽びいどろ 風鈴 ねぶた
津軽びいどろは青森県の伝統工芸のひとつです。色鮮やかなものからシンプルなものまで多種多様のびいどろ製品が作られています。津軽びいどろの中でも華やかなものは、夏の花火のような印象があります。花瓶や食器類などを飾るだけでも自宅が一気に明るくなりますよ。
津軽びいどろでは風鈴も作られています。今回ご紹介するのは、津軽びいどろの風鈴の中でも多色の入った鮮やかなもの。透明なガラスの上に赤や青が踊る様は、夏のお祭りのようです。品名が「ねぶた」ですから、まさに夏のお祭りですよね。
津軽びいどろの美しい色合いと涼やかな音色のコントラストは自然な風合いのカーテンやレースカーテンによく合います。
アデリア 津軽びいどろ 風鈴 ブルー
津軽びいどろの風鈴には色合いがシンプルなタイプもあります。
こちらの風鈴の品名は「あおぞら」。透明なガラスをベースに、空のような、あるいは雲のような青色が浮かんでいます。
温もりのあるシンプルな色彩と風合いは、自然素材のカーテンや柄のシンプルなレースカーテンなどとよくマッチします。白い薄手のカーテンなどに、そっと添えるように空色の風鈴を添えるのもいいですね。
ガラス風鈴 三個セット 金魚 江戸風鈴 夏の風物詩
日本の夏といえば、やはり透明なガラスに朝顔や金魚、花火などの夏らしい柄の入った風鈴ではないでしょうか。
こちらの風鈴はまさに昔ながらの風鈴という感じで、和風のお部屋にはよく馴染みます。また、フローリングのお部屋でも、調度や小物次第でしっくり馴染むのが面白いところ。
たとえば植物柄のカーテンの場合、金魚柄の風鈴を下げると、窓辺が水槽のような印象になります。ウッドブラインドなどにマッチするため、昔ながらの柄の風鈴は現代風のお宅でも意外と馴染み「いいね」となってしまうはずです。
【 京都日用品うろこ × 篠原風鈴本舗 】 江戸風鈴 + 京竹 薄青 ( 京都 風鈴 )
こちらは昔ながらの風鈴スタイルながらシンプルな色合いと柔らかな風合いが魅力です。
職人が吹きガラス製法で作っているため、風鈴のガラスにはムラや気泡があります。ムラや気泡がかえって独特の風合いを作り出し、シンプルながら味のある仕上がりになっているのです。
カラーバリエーションは柄なしの透明ガラスで作られた透明。それと、淡い薄桃と薄青があります。薄桃と薄青も柄はありません。
柄なしのガラス風鈴なので、柄のあるカーテンとも喧嘩しないのが特徴です。当店のキャラクター柄のカーテンと合わせてみてはいかがでしょう。柔らかな風合いなので、自然素材のカーテンともよく合いますよ。
南部風鈴 壱鋳堂・風鈴HANABI 金/麻(アイボリー)
南部風鈴は鉄器の風鈴です。
鉄器の風鈴はガラスの風鈴と音色がやや異なり、ガラスが「リンリン」「ちりんちりん」という感じで鳴るのに対して、鉄器の風鈴は「リーン」と深みと余韻のある音がします。お寺の金を想像すると分かりやすいかもしれません。
お寺の金は後を引くような深い音がしますよね。鉄器の風鈴も同じです。
こちらの鉄器風鈴はデザインと色合いがオシャレ。金色に近いアイボリーの風鈴は、色としてあまり見ません。この風鈴には他にもメタリックな赤や青などの色合いや、シンプルな黒などもあります。
鉄器はどっしりと重量もありますので、重めの遮光カーテンなどとも違和感なくマッチしますよ。遮光率の高いカーテンともぜひ合わせてみてください。
南部風鈴 小鳥 鋳鉄風鈴
こちらも鉄器でできた風鈴ですが、面白いのは風鈴部分が小鳥のかたちをしているところです。
メーテルリンクの物語に「青い鳥」という作品があります。幸せの青い鳥を探しに兄妹が旅をする物語です。この鉄器の小鳥も青色がかっていますので、窓辺に下げるとまさに自宅の青い鳥です。
鉄器特有の涼やかな音色も楽しめますが、幸せを象徴する動物の縁起物として窓辺に飾ってもいいですね。
【小田原風鈴】真鍮 鈴虫風鈴 寄木短冊付き
小田原の伝統技術により作られた風鈴です。風鈴は真鍮製になっており、鈴虫を思わせる音色が特徴的です。真鍮細工は小田原で室町時代から伝わる技術であり、シンプルなデザインが魅力でもあります。さらにこちらの風鈴は短冊部分に寄木細工を使っており、短冊だけでもひとつの調度品のようです。
シンプルな中にも美しさがある真鍮と細やかな寄木細工は、北欧柄のカーテンとよくマッチします。もちろん和柄やシンプルなドレープカーテン、レースカーテンなどともよく合います。
ガラスの風鈴 ミナモ glasscalico グラスキャリコ ハンドメイドガラスアート
「ミナモ」はハンドメイドガラスの風鈴です。工房から見える海の水面をモチーフにしているのだとか。
ハンドメイドガラスは縦長で歪みをつけたデザインです。ゆるやかな歪みは光があたると水面のように輝きます。ところどころに気泡が入っているのも、水面の泡のようで素敵ですね。
ミナモのガラスは透明なので、カーテンの柄や庭の景色を映し出すところも特徴的です。カーテンの色柄が青系であれば、まさに水面。水中のように見えます。また、マリン柄なども、ミナモの柔らかな湾曲とよくマッチするのでおすすめです。
この風鈴はデザインが非常にシンプルなので、北欧柄ともよく合います。部屋を北欧系の調度で統一している人には特におすすめです。
最後に
夏に楽しみたい風鈴をご紹介しました。今回ご紹介した風鈴は「当店のカーテンとマッチするか」を基準に選んでいます。当店の北欧柄や遮光カーテン、レースカーテンなどと合わせてよりお互いを引き立たせる風鈴ばかり選びましたので、ぜひ夏場の当店の風鈴に合わせて季節を感じてはいかがでしょう。
当店はカーテン選びのアドバイスも行っています。
カーテンのことで迷ったら、お気軽に当店へご相談ください。