ロールスクリーン・カーテン・ブラインドはどれがいいの?窓辺のアイテムで迷ったときの7つのポイント

カーテン

窓にカーテンを使うべきか。それともロールスクリーンやブラインドを設置すべきか。どのアイテムを利用するのが良いのか、迷うことはありませんか。

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドの3つは、よく似た性質を持つ窓辺のお役立ちアイテムです。ただ、遮光や断熱などの性質自体は似ていますが、まったく同じというわけではありません。3アイテムには、それぞれ特徴があります。

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドで迷ったときにどれがいいのか判断するためのポイントを解説します。迷ったときは7つのポイントで判断し、窓や自宅にあったアイテムを選びましょう!

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドで迷ったら?

窓辺のアイテムは、どんどんオシャレなものが登場しています。遮光に効果的なアイテムが欲しいと思ってカーテンを見ていても「でも、ロールスクリーンもステキ」と思ってしまうかもしれません。自分の私室にブラインドを取りつけようと思っても「やっぱりカーテンも捨てがたい」と思ってしまうかも。カーテン・ロールスクリーン・ブラインドのどれもが使えそうな場合、どれを選ぶかが悩ましい問題です。

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドの3つで迷ったら、何を基準にして決めたらいいのでしょうか。カーテン・ロールスクリーン・ブラインドで迷ったときの決め方のポイントをご紹介します。

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドで迷ったら、7つのポイントについて考えてみましょう。7つのポイントで考えて、最も相性の良さそうな窓辺のアイテムを選ぶのがコツです。

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドで迷ったときのポイントは、以下の7つ。

1.窓の大きさ

2.窓の用途

3.アイテムに求める機能

4.窓のある部屋の調度や和洋の別

5.カスタマイズ性

6.洗濯やお手入れ

7.風で揺れたときの音

ポイント①窓の大きさ

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドの3つで迷ったときに、窓の大きさは重要な判断ポイントになります。窓の大きさによって、合わせ方が難しい窓周りのアイテムがあるからです。

たとえば、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドのうちのどれかを、玄関の窓に合わせようと考えていたとします。対象の窓は縦長。長方形で、短冊のようなイメージです。この窓にカーテン・ロールスクリーン・ブラインドのどれかを合わせるとしたらどうでしょう。

最終的には好みです。カーテン・ロールスクリーン・ブラインドはいろいろなサイズが販売されているので、合うサイズで好みのものを見つけることができればOKという結論になります。ただ、窓サイズによっては、なかなか合うアイテムが見つからない可能性も。

例でお話した縦長タイプの窓の場合、一般的にロールスクリーンが合わせやすいと言われます。カーテンでも問題ありませんが、カーテンの場合はまとめたときに窓にカーテンが重なってしまい、外から射し込む光を阻害したり、吹き込む風を妨害してしまったりする可能性があるのです。

最終的に好み次第ですが、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドのどれを使うかを決めるときは、窓のサイズも考慮したいポイントです。

ポイント②窓の用途

窓を普段どのようなときに使うかも、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドを決定する上で重要なポイントです。

窓は「開けるだけでは」「換気以外に用途はあるのか」と思うかもしれません。窓にもいろいろな大きさがあり、設置場所によっても用途が変わります。

たとえば、2階のベランダに出入りするドア。大きな窓がついたスライドドアタイプだと、遮光などが問題になり、カーテンやロールスクリーンを取り付けた方が良いのではないかという話になることがあります。用途は、ベランダへの出入りです。

ベランダへの出入りをする大きな窓(兼出入口)にブラインドやロールスクリーンを設置したらどうでしょう。出入りの度に巻き上げという手間が発生します。手で上げて通ってもいいのですが、洗濯籠などの荷物を持っていると、ブラインドやロールスクリーンを上げるのも一苦労。

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドを選ぶときは、このような窓の用途にも気をつけたいですね。

ポイント③アイテムに求める機能

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドを決めるときは、窓辺のアイテムのどのような機能を求めるかも重要なポイントになります。

たとえば、遮光性の高さを求めていたとします。遮光自体はカーテン・ロールスクリーン・ブラインドのどれでも可能ですが、映画館の中くらいの暗さを求めるのであれば、通常の遮光性ではなく、99%~100%の高い遮光性が必要になることでしょう。ロールスクリーンやブラインドも遮光率の高い商品もありますが、遮光性の高さを追求するなら、遮光カーテンがおすすめです。

ブラインドやロールスクリーンの場合は、左右の隙間から光が入ってくることも少なくありません。ブラインドの場合は、羽根と羽根(スラットとスラット)の隙間から光が入ることも。

求める機能を最大限に発揮できるアイテムや、その機能に適したアイテムを考えてみることが重要です。防音や遮光、断熱など、特定の機能を重視したい場合は、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドのどれが適しているか、カーテンの専門店に相談するのもおすすめの方法になります。

ポイント④窓のある部屋の調度や和洋の別

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドのどれを使うか決めるときは、部屋の調度や和洋の別も気にしたいもの。

たとえば、重厚な洋風の家具の場合は、同じく重厚なカーテンを合わせると、部屋に統一感や上品さが出ます。和室の場合は洋風のカーテンや金属ブラインドを合わせると浮いてしまう可能性があるため、ウッドブラインドやシンプルなロールスクリーンなどを合わせると、和のテイストと上手くマッチします。

このように、部屋の和洋の別や調度を見て、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドのどれを使うか決めてはいかがでしょう。色やデザインも重要ですが、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドのどれを合わせるかによっても、部屋の印象がかなり変わってきます。

ポイント⑤カスタマイズ性

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドはそのまま使うこともできますが、カスタマイズして使うこともできます。

一般的によく行われているのは、ロールスクリーンに絵などを描いて、可愛らしく使うなど。他には、カーテンのタッセルのアレンジや、カーテンをコンセプトに合わせて重ねて使うといったアレンジがあります。特に、カーテンを重ねて使うことは、日常的によく行われていますよね。

このように、自分の好みや趣味に合わせてカスタマイズできるかは、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドのどれを使うか決めるときの重要なポイントになります。

ブラインドを二重にして使うことは、あまりないかもしれません。特に金属製のブラインドの場合は、重ねて使うことは、まずありません。ブラインドの材質によっては、カーテンと重ねて使うことは可能です。

カスタマイズや合わせ方を考えた上で、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドのどれを使うか決めることもポイントになります。

ポイント⑥洗濯やお手入れ

室内で使うものですから、手入れのしやすさや清潔に保てるかは重要です。カーテン・ロールスクリーン・ブラインドを選ぶときも、手入れや洗濯について考えたいもの。

カーテンやロールスクリーンの中には、洗えるものもたくさんあります。ブラインドについては基本的に洗濯できませんが、羽根部分を簡易な掃除用具で拭くなど、手入れがカンタンです。

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドによって手入れ方法が異なるため、手入れのカンタンさやしやすさで選ぶのもポイントになります。

ポイント⑦風で揺れたときの音

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドの中のロールスクリーンとブラインドは、風で音を発します。

窓を開けて外の風を入れつつ、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドなどを使うときがあります。光を遮りつつ換気をしたり、外の風を室内に取り入れたりするためです。

窓を開けている状態だと、カーテンは風によって揺れるだけ。しかし、ロールスクリーンやブラインドの場合は、窓や壁にぶつかり、音を発します。ロールスクリーンは基本的に布ですが、下方にバーがついているからです。

音を気にする人やお昼寝をするお子さんのいるお宅などは、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドを選ぶときに考えたいポイントになります。

最後に

窓辺のアイテムには、カーテン・ロールスクリーン・ブラインドなどの種類があります。どれも光を防いだり、通行人の視線を防いだりする機能があるのですが、特徴はアイテムそれぞれです。

カーテン・ロールスクリーン・ブラインドの中のどれを選ぶかは、7つのポイントを踏まえて決めると失敗し難くなります。デザインや色も重要ですが、ポイントも踏まえたカーテン・ロールスクリーン・ブラインドとの相性も考えて決めましょう。

窓辺のアイテム選びで迷ったら、当店へとお気軽にご相談ください。