はじめてのオーダーカーテン購入で失敗しないためのポイント|よくある失敗例や注意点

カーテン

当店ではオーダーカーテンも扱っております。「BOTANICAL オーダーカーテン 遮光」は遮光率も高く、カラーバリエーションも非常に豊富。自宅の洗濯機で洗えてしまうという扱いやすさもあるため、お客様から「便利」「使いやすい」と好評をいただいております。

しかし、このオーダーカーテン、購入を検討なさっているお客様から「オーダーミスが不安」「失敗したくない」「オーダーカーテンって敷居が高そう」という相談や声をいただいている商品でもあるのです。確かに、オーダーカーテンを購入するときは、失敗しないか不安ですよね。

今回の記事では、オーダーカーテンの失敗例について解説します。オーダーカーテンの購入失敗を回避するための注意点についても合わせて見て行きましょう。

オーダーカーテンの購入でよくある失敗例

オーダーカーテンが届いて「失敗した」と頭を抱える。特にオーダーカーテンをはじめて買う人に起きやすいことです。オーダーカーテンのよくある失敗例は5つあります。

失敗例①オーダーカーテンのサイズを間違えた

オーダーカーテン購入で非常によくある失敗例が「サイズミス」です。

せっかくオーダーカーテンを買ったのに、実際に付けてみると短かった。あるいは、長すぎて床を引きずる。カーテンレールの端から飛び出してしまう。このようなサイズミスは、オーダーカーテン購入の失敗例の代表的なものです。オーダーカーテン初心者だけでなく、購入に慣れているお宅でもあり得るミスになります。

オーダーカーテンは正しく採寸してこそ。採寸を失敗すると、オーダーカーテン購入自体が失敗という結果になります。また、正しく採寸したつもりでも、採寸の範囲が間違っていることがあるため注意が必要です。「大体このサイズ」で購入して、窓とカーテンに誤差が出てしまうパターンも。

失敗例②オーダーカーテンが部屋に合わなかった

オーダーカーテンの色や素材を見て「部屋にぴったり」と思って購入。しかし、実際に届いてみると、思っていた色や質感、雰囲気とは違っていた。ネットでオーダーカーテンを注文したときに、よくある失敗例です。

パソコンやスマートフォンの液晶で見て「良い色」だと思っても、液晶の色調と実物の色調にはズレが発生するもの。せっかく買ったのに色や質感、雰囲気が合わず失敗したとガッカリするパターンです。

失敗例③オーダーカーテンの機能が十分すぎた

遮光タイプのオーダーカーテンの購入でありがちな失敗例です。

光が眩しいので遮光カーテンを買って室内を落ち着く程度の明るさに調節しようと考えました。しかし、遮光等級の高いカーテン(遮光機能の強いカーテン)を買ってしまったため、実際に使ってみると室内は昼なのに真っ暗。落ち着く程度の明るさではなく、まるで夜中です。自分の手さえほとんど見えません。

遮光等級(遮光率)の高いオーダーカーテンは、光をかなりしっかり遮ります。そのため、心地よい程度の明るさにしたいという場合は、遮光機能が働きすぎて「失敗した」という結果になることがあるのです。これもオーダーカーテンでよくある失敗例です。

この他に、自然光を取り入れたいと思ってオーダーカーテンを買ったのに、遮光率が高すぎて、自然光がほぼ入って来なかったという失敗例もあります。

失敗例④オーダーカーテンの機能が不十分だった

失敗例③と逆のパターンです。せっかくオーダーカーテンを買ったのに、カーテンの機能が不足していたという失敗例になります。

たとえば、遮光機能を目当てにして、デザインも好きだったオーダーカーテンを買った。しかし、実際に使ってみると、思ったほど室内が暗くならない。このようなパターンが、失敗例④の代表例です。

特に遮光オーダーカーテンの場合、遮光等級(遮光率)によって、使ったときの室内の暗さがかなり変わってきます。

遮光率の高いオーダーカーテンの場合、室内は自分の手もほとんど見えないほど真っ暗。しかし、遮光率が低めの遮光オーダーカーテンを選ぶと、室内は夕暮れくらいの明るさになります。細かな仕事には不向きだけれど、指先はある程度見える。このくらいの暗さです。室内を真っ暗にしてホームシアターをしたかった人や、安眠のために真っ暗にしたかった人は、ガッカリではないでしょうか。

買ってから「オーダーカーテンの機能が不十分だった」「もっと遮光率の高いオーダーカーテンを買えばよかった」と失敗に気づくパターンです。

失敗例⑤先に買ったカーテンとサイズや雰囲気が合わない

先にレースカーテンなどを使っていたときにありがちな失敗例です。

先に使っていたカーテンと重ねて使うためにオーダーカーテンを買ったが、先に使っていたカーテンと雰囲気や質感、色がミスマッチ。困ったなと頭を抱えるパターンです。

もともとカーテンを重ねて使っていたお宅が、片方を経年で処分し、もう片方を続けて使う場合にもありがちな失敗例になります。

オーダーカーテンの購入で失敗しないための注意点

オーダーカーテンを購入しても、実際にあった失敗例のようになってしまうとガッカリですよね。オーダーカーテンの購入で失敗しないためには、どのようなポイントに注意したらいいのでしょう。

オーダーカーテンの購入で失敗しないための注意点は4つあります。

オーダーカーテンのサイズをしっかり測る

オーダーカーテンの購入で失敗しないための基本中の基本ともいえる注意点です。

サイズが合っていないと、せっかくオーダーカーテンを購入しても使えません。また、サイズがどんぶり勘定のようになっていると、使えるには使えても、窓辺に付けたときに不格好になってしまいます。オーダーカーテンのオーダー前の採寸はしっかり行いましょう。

採寸については、当店のオーダーカーテンのページで解説しています。分からないことがあれば、事前に専門店へと問い合わせしておいた方が安心です。

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オーダーカーテンに必要な機能を見直す

自分がカーテンに求める機能やスペックをオーダー前に見直すことが重要です。

遮光オーダーカーテンという括りの中にも、幅広い遮光率のカーテンがあります。求めるスペックはどのくらいなのかを、オーダーカーテンを注文する前に再検討しておきましょう。専門店に購入しようと思っているオーダーカーテンが、求めるスペックを満たしているか確認するのも良い方法です。

たとえば、遮光オーダーカーテンの購入を検討しており、室内を真っ暗にしてホームシアターをしたいと思っていました。購入を検討している遮光オーダーカーテンが室内を真っ暗にするほどの遮光率を備えているか、気になる場合は専門店へと確認しておきましょう。

オーダーカーテンの色・質感・雰囲気が気になるときは確認を

欲しいオーダーカーテンの色や質感、雰囲気が気になって購入に迷うときは、お店の方に確認するという方法があります。

インターネット店舗の場合、液晶での色と実際の色が異なり、購入後にミスマッチを起こすという失敗例がありました。ミスマッチを防ぐために、「より近い色を質問する」のです。

専門店に色や質感について質問すると、より近い色彩や質感、雰囲気などを分かりやすい例えや説明で教えてくれることがあります。「液晶ではこのように見えますが、もっと〇〇に近い色ですね」・・・こんな感じです。

言葉でのやり取りなので行き違いが生じる可能性もゼロではありません。それでも「失敗した」と頭を抱える可能性は低くなるはずです。良いアドバイスも受けられるかもしれません。

カーテンを重ねて使うときは同じお店で購入する

自宅にあるカーテンを新しく購入したオーダーカーテンと一緒に使ってはダメという意味ではありません。自宅にあるカーテンと購入するオーダーカーテン。セットで使っても、もちろんOKです。

これからカーテンを重ねて使う予定があるなら、オーダーカーテンの購入時にセットで買ってはどうでしょう。たとえば、ドレープカーテンとレースカーテンをセットで使う場合。ドレープカーテンはオーダーカーテンにして、レースカーテンは既製品を買うことにしました。

多くのカーテン専門店では、レースカーテンの取り扱いがあります。オーダーカーテンを買うときに専門店に「このオーダーカーテンに合わせるカーテンが欲しいのですが」と相談してみてください。ミスマッチのない、ぴったりのカーテンが見つかるはずです。

最後に

オーダーカーテンは自分専用なところが嬉しいもの。しかし、オーダーゆえの難しさがあります。

オーダーカーテンの購入で失敗しないための最大のポイントは、確認。そして、分からないことや不安なことがあれば、あやふやにしないで先に専門店へ相談しておくことです。

オーダーカーテンは、オーダーした人のためだけに生まれるカーテンです。大切に使うためにも、失敗なく購入をしたいもの。

オーダーカーテンの疑問や不安は、お気軽に当店へとご相談くださいね。