同系色?それとも補色?カーテンの色の組み合わせに悩んだときに使える「色相環」の知識

カーテン

カーテンを買うときに、色の合わせ方で悩むお客様は少なくありません。

メインの色は決まっているけど、重ねて使うカーテンは何色がいいのだろう。

色自体がなかなか決まらない。相性の良い組み合わせはあるの?

暖色や寒色にはどのような色を合わせればいいの?

このように、カーテンを重ねて使うときに、色の合わせ方で悩んでしまうのです。中には「部屋は全体的に暖色系なのだけど・・・カーテンの色はどうしよう」と、部屋の色彩との合わせ方に悩んでしまうお客様も。

カーテンの色合わせで悩んだら、どんなふうに決めたらいいのでしょう。色の相性などはあるのでしょうか。

カーテンの色で悩んだときに使える「色相環」の知識について、カーテンの専門店が解説します。

カーテンの色の合わせ方のポイントは?色相環とは

カーテンの色の合わせ方は、カーテンを買うときに迷うポイントの1つです。基本的に部屋や好みに合わせて選んでOKなのですが、「好きに選んでください」と言われるとかえって迷ってしまいますよね。何か、選び方の基準になるような知識はないのでしょうか。

カーテンの色合わせや色の選び方には、色彩の基本的な知識である「色相環」が約に立ちます。

色相環ってなに?

色相環とは、色を輪にした図です。色を体系的にまとめるときや、色の組み合わせを考えるときなどに色相環が使われているのです。

学校の美術の時間などに、色を環にした図を見たことがありませんか。ちょうど、このようなかたちの色を並べた円状の図のことです。

色の並べ方を見てみると、関連性のある色や、似ている色が隣り合っていますよね。また、向かい合っている色同士は、基本的に正反対の色(補色、反対色)の関係になっているのです。この色相環の知識は、カーテン選びの一助になることでしょう。

「どの色を選んだらいいか分からない」というお悩みから、「色合わせが難しい」というお悩みまで、幅広くこの色相環が約に立ちます。

色相環を使ったカーテン選びの3つの方法

部屋の色彩や、メインで選んだカーテンなどに色相環をあてはめてみると、どのような組み合わせが良さそうかが見えてきます。色相環を使った選び方には、3つのパターンがあります。

1.隣り合った色を選ぶ(類似色の選択)

2.真逆の色を選ぶ(補色、反対色の選択)

3.同じ色を選ぶ(同一色の選択)

色選び①色相環を参考にカーテンを隣り合った色を選ぶ

色相環をチェックして、色相環上で隣り合った色のカーテンを選ぶ方法です。または、室内のメインの色と隣り合った色を色相環の中から選ぶ方法になります。

たとえば、メインのカーテンに青色を選んでいたとします。もう1枚重ねて使いたいのでどの色を選ぶか悩んでいました。青と隣り合った色としては、水色と紫色があります(あくまでこの記事で使っている画像で、ですが)。青と水色は同系色であり、類似している色です。青い厚手のカーテンに水色を帯びた薄手のカーテン。想像してみると、確かにバランスが良いかもしれません。では、紫はどうでしょう。紫も青みが入っている色ですよね。

紫は、合わせ方によっては重そうな印象ですが、工夫してみると色彩感が美しい組み合わせになります。

たとえば、服を着たときに、青い服の襟あたりから紫色がほんの少し覗いていたらどうでしょう。また、袖口から、ほんの少し紫色のレースが覗いていたら、どのような印象でしょうか。着物の色合わせのように、優美な印象を与えられるのではないでしょうか。

このように、色相環で隣に位置する色同士のカーテンを選ぶという方法があります。

類似色の選択は色同士のケンカが少ないというメリットあり

カーテンを重ねて使う場合、別々の色を組み合わせると色同士がケンカしてしまうことがあります。また、実際に「良い色だ」と思っても、2枚重ねることによって、色同士が野暮ったく感じられてしまうことがあるのです。

これは、部屋とカーテンの関係も同じ。室内のメインの色に対して、カーテンが野暮ったく感じられたり、色同士がケンカしてしまったりすることがあります。カーテンは室内に使うものですから、部屋と重ねるカーテンどちらにも気を配らなければならないのが悩みどころですね。

色で悩んだときは、部屋と合わせる場合は部屋のメインの色との類似色(ソファが目立つ場合などはソファの類似色など)、カーテンを2枚重ねて使うときは、メインになるカーテンの類似色を色相環で見て行くと、色がケンカする可能性が低くなります。良い選び方の1つではないでしょうか。

色選び②色相環を参考にカーテンは真逆の色を選ぶ

色相環の真逆にある色は反対色(補色)の関係にあります。補色で有名なのは、赤系と緑系でしょうか。赤といえば青という印象があるかもしれませんが、画像を見ていただくと分かるように、赤の向かい側には緑系の色が並んでいます。病院の手術室に使う服なども緑。これは、血との補色関係ではないかという有名な話がありますよね。

反対色を選ぶことは、カーテン選びでも有効です。たとえば、画像で考えると、青色系に対しても黄色系。ピンク系に対しての黄緑色系。色それぞれを見ただけでは「本当にマッチするの?」と疑問かもしれませんが、意外と合う色同士なのです。

反対色は色同士の印象を活用したいときやメリハリを与えたいときに良い

補色は反対の色。片方がやや落ち着いた色の場合、反対の色を使うことで「元気さ」や「エネルギッシュさ」を与えることができます。

画像で考えてみると、青系と黄色系など、この関係ではないでしょうか。青色にはクールな印象も付きまとうので、あえて黄色を添えてみる。黄色は企業が「親しみやすさ」を出したいときに、よくパッケージに使う色の1つだとも言われます。クールなところに親しみやすさを添えてみるわけですね。

ピンク系の色は、花の花弁のような印象のある色です。黄緑系は花の茎や葉を思わせる色ですから、カーテンの重ね方やアレンジによっては、花束のような可愛らしさを演出することも可能です。

また、反対色は印象も真逆のことが多いため、室内にメリハリを与えることも可能。青色のソファに対して黄色系のカーテンというかたちで、画像上の反対の色を用いることで、室内に色彩的なメリハリが生まれるのです。

色選び③色相環を参考にカーテンは同じ色を選ぶ

カーテンは同じ色の選ぶのも1つの方法です。たとえば、室内は木目が鮮やかな木の色。この場合、木の幹や枝の色に合った色を選ぶのも良い方法になります。木の幹や枝に似合いの色とは、木の葉の色です。秋なら橙色なども良いかもしれませんし、ほっと寛げる場所にしたいなら緑系なども良いですね。

橙色や緑系のカーテンを合わせるとして、では、どのように重ねて部屋と合わせるかが問題です。橙色と緑系を合わせれば秋の紅葉に似た情緒が生まれます。この他に、まったく同じ緑色同士や橙色同士を合わせるという方法もあるのです。同じ色同士を合わせると、1つの色が強調されます。より緑や橙色が深く感じられることでしょう。

このように、まったく同じ色を合わせることも方法の1つというわけです。

トーンが少し違う同一色を合わせてもまとめやすく失敗が少ない

同一色の場合でも、トーンが少し違った色を選ぶこともおすすめの方法です。

たとえば、深い緑のカーテンに、同じ深い緑系ながらややトーンが異なる抹茶色を合わせるなどがこれにあたります。トーンの異なる同一色を合わせることで色に深みが出るというメリットがあります。また、まったく同じ色同士を合わせた場合、色によってはキツさが際だってしまうことがあるのです。同一色のトーン違いを合わせれば、色がキツくなってしまうことを回避することも可能になります。

部屋とカーテンを同一色にするのも、統一感が出るのでおすすめです。たとえばオレンジ系統の家具や小物の多い部屋の場合、やや深めのオレンジのカーテンを合わせるなどの方法が考えられます。このカーテン選びの方法は失敗が少なく、部屋やカーテン、家具をまとめやすいという優れたメリットがあるのです。

最後に

カーテンの色の合わせ方は、カーテン購入時の悩みどころのひとつ。部屋との色の合わせ方に、カーテンを重ねるときの合わせ方など、色同士の組み合わせについて考えることになります。基本的に自分や家族の好みで選んでしまっていいのですが、中には「選べと言われても・・・」と思ってしまう人もいますよね。

カーテン選びで迷ったら、色相環を参考にするのも方法です。色相環のカンタンな画像は記事中で示しましたが、ネットではもっと細かな色相環を確認することも可能になっています。隣り合う色を合わせてみたり、同系統の色を合わせたり、さらに真逆の色を合わせたり。いろいろな組み合わせの参考がありますので、カーテン選びの助けにしてみてくださいね。

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