進学や就職する子供や親族に「住居用のカーテンを贈りたいが何色がいいか」という相談を受けることがあります。記念日用やお祝い用のカーテンを贈りたいが色に困るという話をうかがう機会もありました。自分用のカーテンなら色柄も自由に選べますが、子供・親族・知人に贈るとなると、やはり色柄で悩んでしまいますよね。
そこで今回の記事では、カーテン専門店である当店がケース別にプレゼントに適したカーテンの色柄についてご説明します。「カーテンのプレゼントで失敗したくない!」という方はぜひ参考になさってください。
プレゼントの用のカーテンの色柄は「使う場所」と「人」「好み」で選ぶ
プレゼント用のカーテンを選ぶときのポイントは3つです。
・誰にプレゼントするか
・プレゼントされる側の人(会社、事務所)の好み
・プレゼントされたカーテンを使う場所
たとえば、個人のお宅で使うカーテンと仕事用の事務所で使うカーテンは違いますよね。また、親族のお子さんに買ってあげるカーテンと、親族の中でも高齢に方にプレゼントするカーテンでは、選ぶ色柄が違ってくるはずです。
贈り物のカーテンを選ぶときは、使う人や使う場所、使い人の好みといった3つのポイントで選ぶことが重要です。可能なら、色柄に合わせて遮光や断熱、洗濯の可否など、機能性も考慮できれば、贈られた側が使いやすいカーテンになります。
贈られる側がOKなら基本的にどのような色柄を贈っても大丈夫
カーテンをプレゼントするときは贈られる側と相談しながら、ということもあるはずです。
たとえば、子供が進学して独り暮らしをする際に親がカーテンを買ってあげるケースなどです。このようなケースでは事前に子供と「カーテンは何がいい?」と相談できることも多いはずなので、贈られる側(子供)の色柄の好みをきいてみるといいでしょう。
子供が好み「欲しい」という色柄であれば、プレゼントとしての色柄にこだわらず、好みのカーテンを贈ってOKです。
ただ、自宅のカーテンの洗濯やお手入れ、カーテン選びをご両親が行っていた場合は、お子さんに色柄を選んでもらったとしても、カーテンの機能性や洗濯についてなどアドバイスや考慮をしてあげるといいでしょう。贈られた側であるお子さんがカーテンを活用しやすくなるはずです。
カーテンのプレゼントをするなら黒や派手な色柄は避けた方が無難?
プレゼントのカーテンの場合は、黒や派手な色柄のものは避けた方が無難です。
贈る側と相談して決めた場合は問題ありませんが、特に相談なく色柄を決める場合は「黒」や「真っ赤」「真紫」などは、避けたい色になります。
黒はカーテンの定番色のひとつです。しかし、葬儀などでも黒は使われる色なので、特にお祝い事や記念日などのプレゼントでは避けられがちな色になります。相手との関係や贈られる側の好みにもよりますが、カーテンをプレゼントする際にも基本的には避けた方が無難でしょう。
また、真っ赤や真紫などの派手さや使いどころに難しさを感じる色のカーテンも避けた方が無難です。たとえば事務所の記念日の際に真っ赤や真紫のカーテンを贈ったらどうでしょう。業種にもよりますが、せっかく贈っても「事務所ではちょっと使いにくいかな」となってしまうのではないでしょうか。派手な色柄や濃い色柄、使い方が難しいカーテンなどは、贈り物としては控えた方が無難かもしれません。
ただ、紫や黒などは高級感のある色でもあります。使い方が難しい、黒は葬儀などを連想すると嫌がる人もいますが、逆に好む人もいるのは事実です。ケースバイケースで考えた方がいいでしょう。
記念日・お祝い・進学・就職などに適したカーテン色は?
記念日、お祝い、進学などのプレゼントに適したカーテン色には青や緑、黄色、白などがあります。
青系のカーテン
淡い青や水色などのカーテンは自宅、そして事務所や会社ともに使えて便利です。オフィスや部屋の雰囲気によってはやや濃い目の青や藍色などもマッチします。青系には花柄から水玉までいろいろな柄物もありますので、プレゼントする場合は幅広く選べるところもメリットです。
青には知性や冷静、誠実、信頼などの意味があります。知的な仕事をするオフィスや会議室、勉強部屋、書斎、個人事務所などへのプレゼントに適したカーテン色です。青系が寒々しく感じられる場合は、クリーム色がかったレースカーテンや白系のレースカーテンを合わせてプレゼントすると優しい雰囲気になります。
緑系のカーテン
緑系のカーテンも自宅、オフィスともにおすすめのカーテンです。ゆったりと時間を過ごすサロンなどにもマッチするのが緑系カーテンの特徴です。
緑には平和や調和、癒しなどの意味があります。緑系は樹木や草花の色でもあることから、グリーンの柄物は森や庭園、植物園にいるような、ゆったりとした安らぎを与えてくれるのです。
緑系のカーテンの植物柄・樹木の柄などは「事業の今後の成長を願って」という意味合いとかけて贈れば、カーテンであると同時に縁起物にもなります。
黄色系のカーテン
黄色系は金や金運と関連付けられる色です。しかしながら蛍光の黄色系は使いどころが難しく、オフィスや自宅で使うときも、インテリアによっては悪目立ちすることがあります。白系とマッチする淡い黄色などは使いやすいため、プレゼントとして贈りやすい色です。
黄色系は光や電気を連想させる色でもあります。黄色系のカーテンが室内にあると、部屋が明るく感じられるはずです。個人宅の勉強部屋などにもおすすめです。
白や灰色系のカーテン
白や灰色系のカーテンは使う場所を選びません。個人宅にも合いますが、オフィスにもマッチします。スタイリッシュな印象があるため、洋風やモダンなオフィスなどにもいいでしょう。もちろん個人宅にも合います。
白や灰色系のカーテンの場合は、部屋のインテリアによっては寒々しい印象になります。なので、寒々しい印象になる場合は、北欧系の柄物などにしてみると印象が変わるかもしれません。新卒社会人や進学時のプレゼントにもおすすめの色柄です。
最後に
自分のカーテンを買うときも悩むのですから、他人へのプレゼントの場合はますます悩むのではないでしょうか。
プレゼントとしておすすめなのは次のような色です。
・青系カーテン
・白、灰色系カーテン
・緑系カーテン
・黄色系カーテン
この他に、贈られる側が好むのであれば黒や赤などの色柄でもOKです。
当店ではさまざまなカーテンを扱っています。青系や白系、灰色系、緑系、黄色系のカーテンも豊富にあつかっていますので、ぜひご覧ください!