季節は目まぐるしく移り変わります。テレビで花粉の飛散情報や桜の開花情報が流れたと思えば、次は梅雨の話題や海開きの話になります。そうしている間に、今度は紅葉の話題になることでしょう。
カーテンも季節の移り変わりに合わせて変えた方が、より生活が快適になります。また、先々の季節を見据えてカーテンを選んでいた方が、交換もスムーズです。
今回の記事では秋の特徴とカーテン選びのコツについて説明します。秋の足音が聞こえたらすぎに交換できるように、秋におすすめのカーテンを選んでおいてはいかがでしょう。
秋という季節の特徴とは?
秋という季節に合ったカーテン選びをするためにも、まずは秋の特徴について知っておきましょう。秋という季節のキーワードは台風や雨です。
秋は秋雨前線の影響により雨が降りやすい季節である
秋は夏場に勢力が強かった小笠原気団が勢力を弱めます。そのせいで、別の気団(オホーツク気団)との間に停滞前線ができるのが特徴です。この停滞前線が天気予報などでよく名前を耳にする秋雨前線になります。秋雨前線は秋の雨をもたらす前線のことです。
秋雨前線は梅雨の前線とよく似ていますが、別物になります。秋雨前線には明確な終期はありません。秋雨前線が停滞しても、基本的に梅雨の前線よりも短いといわれています。
前線の影響もあり、秋は雨が降りやすく、台風などと影響し合って大雨や大風が吹くなど、気象が荒れることも珍しくありません。
秋は台風が日本に接近しやすい季節である
秋は台風が接近しやすいという特徴があります。小笠原気団の勢いが弱くなることが原因です。今まで勢力の強かった気団が弱くなってしまうことにより、日本に近づきたくても近づけなかった台風が接近するようになったと考えれば分かりやすいかもしれません。
秋雨前線がなくなると、高気圧と低気圧が交互に日本を通るようになります。高気圧や低気圧の影響もあり、台風以外の日でも天気が不安定になりやすいのが秋です。
秋は冬と夏を行ったり来たりする季節である
秋の特徴としては、寒い日と暑い日の差が激しい点も挙げられます。暦上は秋なのに夏のように暑い日もあれば、急に寒くなって冷房が欲しくなる日もあります。東北や北海道では、秋に雪が降ることもあるのです。寒暖差が激しいのが秋だといえるでしょう。
同じく寒暖差の激しい季節として春があります。春も冬と夏を行ったり来たりする季節で、着る物や冷暖房の使い方が難しいといわれます。
ただ、秋の方が冷える日、夜間はピリリとした寒さを感じられることが多く「寒い」という人も少なくありません。春が「夏の足音が聞こえる季節」なら、秋は「冬の足音が聞こえる季節」といえるかもしれないですね。
秋は冷房と暖房どちらも使う季節である
秋は寒い日と暑い日の差が激しいため、冷房と暖房の使い方が難しい季節でもあります。また、中には暖房をつけると暑いが、つけないと寒い。冷房をつけると寒いが、オフにすると暑い。こんな日もあります。暑さや寒さという点でも、冬と夏の中間のような季節です。
秋は冬の準備をする季節である
秋は本格的に寒くなり雪の降る冬の準備をする季節でもあります。冬に備えて秋の内に冬用の服を出すお宅や、冬用の防寒具を購入するお宅などもあるのではないでしょうか。また、冬は足元が冷えますから、冬に合わせて床暖のフローリングの家にふかふかしたラグなどを敷くお宅もあります。
秋は冬の準備をする季節でもありますから、店頭には一足早く冬物が並び、冬を見すえて防寒着や敷物を購入する光景が見受けられます。カーテンについても「冬にこのカーテンで大丈夫だろうか?」と、春夏、秋に使っていたカーテンを見直す季節です。
秋にあわせたカーテン選びのコツ
秋に合わせたカーテン選びのコツは4つです。
冷暖房の効率をアップさせるカーテンを選ぶ
秋は冷房と暖房どちらも使う季節です。だからこそ冷房と暖房の効率をアップさせる機能を持つカーテンを選ぶことがポイントです。冷暖房機能の効率をカーテンでアップさせることで、秋の光熱費削減につながります。また、秋の暑い日と寒い日、どちらでも使えるカーテンになります。
冷暖房効率をアップさせるカーテンは断熱カーテンや遮熱カーテンなどです。
自宅で洗濯やお手入れができるカーテンを選ぶ
秋は雨や台風が多いからこそ、窓の側で使うカーテンは汚れがちです。雨や台風、そして結露で濡れてしまった結果、カーテンにカビが生じてしまったり、嫌な臭いの原因になったりします。カーテンを衛生的に使うためにも、自宅で洗濯やお手入れがカンタンにできるカーテンを選ぶことがコツです。
当店で扱っているカーテンはウォッシャブルタイプ。自宅の洗濯機で洗濯できるタイプになります。自宅でお手入れや洗濯ができそうか、洗濯表示をチェックしてみてください。
秋は台風や雨が多いからこそ交換用も選んでおくのがコツ
台風や雨が多いということは、窓辺のアイテムは汚れやすいということです。
洗濯できるタイプのカーテンなら自宅で洗ってしまえばいいのですが、秋は寒い日や日照条件の悪い日も多いことから、干してもなかなか乾きません。乾かなかったときにカーテンが1セットしかないと、窓から室内が丸見えになってしまいますし、光も遮れません。また、秋の寒い日に窓と室内を仕切るものがないため、暖房効率が落ちてしまいます。
秋に使うカーテンは交換用を1セット準備しておくことをおすすめします。使ってみてよかったカーテンの色違いなどを買っておくと便利ですよ。
冬という季節を見据えてカーテンを選ぶ
秋は冬の前の季節だからこそ、冬を見据えてカーテン選びをすることがコツになります。特に冬と秋でカーテンを換えず同じカーテンを使う場合は、冬のことを考えて厚めのカーテンを選んでおいた方が良いかもしれません。
かーテンの中にはレースカーテンと厚手のドレープカーテンがセットになっているものもあるので、こういったセットカーテンなら、取り付けや開け閉めなど使い方に柔軟性を持たせられるためおすすめです。
最後に
秋の特徴とカーテンの選び方についてお話ししました。
秋の特徴は不安定な天気や台風です。冬が迫っていることもあり、天候や冬を見据えたカーテン選びがコツになります。
当店はカーテンやラグを扱うインテリアの専門店です。秋にぴったりのカーテンも多数取りそろえていますので、ぜひご覧ください!