夏にあわせたカーテン選びのコツは?

カーテン

カーテンは光を遮り、冷暖房効率にも関係してくる窓辺のアイテムです。だからこそ、季節にあったカーテン選びが重要になります。その季節にあったカーテン選びをすることで、家の中がさらに生活しやすい空間になりますよ。

今回の記事では夏の特徴と夏という季節にあわせたカーテン選びについて解説します。

夏という季節の特徴とは?

季節に合ったカーテンを選ぶためにも、その季節の特徴を知ることは重要です。夏に合わせたカーテン選びのコツを説明する前に、まずは日本の夏はどのような特徴を持つ季節なのか考えてみましょう。カーテン選びの助けになるはずです。

夏は気温の高い日が続く季節である

夏は1年の中でも気温の高い日が続く季節です。近年の日本は40度近くまで気温が上がることもあります。東北や北海道でも30度台後半の日もあり、日本全国まるごと熱帯夜という日もあります。

秋や春にも夏のように気温の高い日はありますが、夏ほど連日続くことはありません。「暑い季節は?」と尋ねると、多くの人は真っ先に「夏」と答えるのではないでしょうか。暑い季節といえばやはり夏です。

四季の中でも気温が高く、暑い日が続く。これが夏の第一の特徴になります。

夏は湿度も高い季節である

夏は気温だけでなく湿度も高い季節です。湿度が高いため、家を締めきっていると、じめじめ、じとじとと感じられ、人によっては「不快だ」「サウナみたいだ」と表現するような状態になります。

夏の湿度の高さは気温と関係しています。一般的に気温が高いとその分だけ多く水蒸気を含むのです。夏は暑いからこそ湿度が高くなるといえるでしょう。

自宅の中でも空気の流れのない場所には湿気がたまりやすいという特徴があります。夏場に室内を締め切り、空気の流れがないと、室内が暑くじめじめした状態になってしまいます。サーキュレーターや扇風機などを使って積極的に空気の流れを作らないと、湿気や湿度という点でつらい季節です。

湿度が高い。これも夏という季節の特徴であるといえるでしょう。

本格的に暑くなる前に梅雨がある

本格的な夏の前に雨が降り続く梅雨があります。

近年の梅雨は不規則で、長雨が降り続く年や地方もあれば、雨がほとんど降らない地方や年も珍しくありません。年や地方によっては「梅雨明けです」といわれても、「何時の間に梅雨入りしていたのだ」と思ってしまいますよね。年や地域によって差はありますが、梅雨といえばおおむね、雨が降り続くじめじめした日が多くなります。

本格的な夏に入る前の梅雨に続く雨や湿気のせいで「家の中がべたつく」と困る人も少なくありません。中には窓辺がじっとり濡れてしまったり、室内のじっとりした空気のせいでカーテンなどにカビがはえてしまったりすることも。

その年の梅雨がどうあれ、本格的な暑さの前にじめじめした雨の多い梅雨があるのは、夏の特徴ではないでしょうか。

夏は冷房や扇風機の効率/光熱費が重要な季節である

夏は熱中症を防ぐためにも冷房や扇風機の効率をいかに高めるかが重要です。

窓を開けていても、夏場は外も暑い季節。近年は窓を開けるというより、夏場に冷房や扇風機をフル稼働させることが多いのではないでしょうか。冷房や扇風機を使いっぱなしでも、効率が悪いと室内は暑いままです。だからこそ、夏は冷房や扇風機などの機器の効率が重要になる季節ではないでしょうか。

同じく、夏は冷房や扇風機などの機器の光熱費が重要になる季節でもあります。

夏は陽射しによって室内が暑くなる季節である

夏は陽射しが強いため、陽光によって室内が暑くなる季節です。室内が暑くなる原因といえば気温を想像するかもしれません。強い陽射しが遮られることなくそのまま室内に入ってくると、陽光も一因になり室内温度が上がってしまうのです。

夏の特徴として、陽光によって室内の温度が上昇しやすいという特徴が挙げられます。

夏にあわせたカーテン選びのコツ

夏に合わせたカーテン選びのコツは3つです。

夏は湿度が高く梅雨の雨もあるからこそ洗濯できるカーテンを選ぶ

夏は湿度の高い季節なので、カーテンもじとじとしがちです。梅雨もあることから、窓の側にあるカーテンは濡れがちになります。そのため、梅雨から夏にかけてはカーテンにカビがはえやすい季節になります。気づいたときにはカーテンの裾にカビによる黒ずみができていることも!

カーテンのカビを防ぐ代表的な方法は洗濯です。カーテンの中には自宅で手軽に洗濯できるタイプもあります。当店で扱っているカーテンは基本的に自宅で洗濯できるタイプです。夏用のカーテンはこまめに洗濯できるウォッシャブルタイプのものをおすすめします。

夏は陽射しが強いからこそ陽射しをカットできるカーテンを選ぶ

夏は陽射しが強い季節です。陽射しを防がないと室内温度が上昇したり、冷房効率が落ちたりします。そのため、カーテンは夏の強い陽射しをブロックできるカーテンがいいでしょう。

外からの熱を防ぐカーテンとしては、遮熱カーテンがあります。また、光そのものをブロックするカーテンとしては遮光カーテンがあります。遮熱カーテンと遮光カーテンの機能を併せ持っているカーテンの場合は、外からの光による熱を防ぎ、当時に眩い夏場の光もブロックしてくれるのです。

夏を快適に過ごすためにも冷房効率をアップさせるカーテンを選ぶ

夏は暑い季節ですから、常時冷房を使っているご家庭も珍しくありません。ただ、冷房をつけていても、冷たさが外にどんどん逃げてしまうと、室内は暑いままです。

冷房の冷たさを室内に留める機能を持つカーテンとしては断熱カーテンがあります。遮熱と断熱両方の機能を持っているカーテンもありますので、夏のカーテンを選ぶときは陽射し・熱・冷房効率に関する機能を持つカーテンを選ぶことがコツです。

最後に

夏という季節の特徴とカーテン選びのコツについてご紹介しました。

夏は暑く湿度の高い季節です。本格的に暑くなる前に梅雨もあります。だからこそ、じめじめとした暑い季節でも洗って清潔に使えるカーテンを選ぶのがコツです。また、夏は陽射しが強く、気温の高い日が続きます。暑い陽射しを遮り、冷房効率をアップさせるカーテンが夏用に向いています。

当店ではいろいろなカーテンを扱っています。夏にぴったりのカーテンも取りそろえていますので、ぜひご覧ください。