ラグにロボット掃除機を使ってOK?使えるラグの特徴

ラグ

掃除をするときにロボット掃除機を使っているご家庭もあるのではないでしょうか。

いつもの部屋を掃除するときは特に悩みませんが、新しいラグを購入したときは「このラグってロボット掃除機を使って大丈夫なの?」と不安になりますよね。

ロボット掃除機を使ってはいけないラグだった場合、ラグの毛をむしってしまい無残な有様になったり、ロボット掃除機が不調になったりするのではないかと不安を覚えることでしょう。

今回の記事では、ラグをキレイにするときにロボット掃除機を使えるかどうか解説します。ラグの中でロボット掃除機が使えるものの特徴なども説明しますので、掃除のときの参考にしてください。

ロボット掃除機が使えるのかどうかはラグによる

ロボット掃除機が使えるかどうかはラグによります。使えないラグもあれば、使えるラグもあります。そのため、ラグの掃除をロボット掃除機で行う場合は、先にロボット掃除機でラグをキレイにしても大丈夫か確認することが重要です。

ロボット掃除機を使用できないラグに使ってしまうと、ラグのダメージやロボット掃除機の不調・故障などにつながるため注意してください。

ロボット掃除機が使えるか確認する方法

ラグにロボット掃除機が使えるかは、以下の方法で確認できます。

・ラグの説明に「ロボット掃除機対応」と記載があるか確認する

・ラグを制作、販売しているメーカーに問い合わせる

・ロボット掃除機が使えるラグの特徴を備えているかチェックし、利用の可否を見定める

ラグを販売しているサイトやメーカーのサイトなどに、ロボット掃除機対応の可否が書かれていることがあります。まずはサイトの記載をチェックしてみましょう。記載がない場合やよく分からない場合は、メーカーなどの問い合わせると教えてくれます。

この他に、ラグの特徴を確認してロボット掃除機を使用するかどうか自分で決める方法もあります。ロボット掃除機が使えるラグには特徴がありますので、自宅で使っているラグの特徴を踏まえて自分で使用の可否を決めるわけです。

ロボット掃除機を使わない方が良いラグとは

ラグの中にはロボット掃除機を使わない方が良いものもあります。ロボット掃除機の使用が向かないラグは次のようなラグです。

・毛足が非常に長いラグ

・一点ものやオーダーメイドのラグ

・高価なラグ

・長期間使っていて劣化が目立つラグ

・メーカーがロボット掃除機を非推奨としているラグ   など

毛足がかなり長いラグの場合はロボット掃除機を使うと毛が抜けてしまったり、毛が機器の内部に絡んでしまったりと、トラブルやラグの傷みのもとになります。使用は控えた方が良いでしょう。また、オーダーメイドのラグや海外から買い付けたラグ、高額なラグは使えそうでも使用を控えた方が無難です。

この他に、長期間使っていたラグの中でも劣化が進んでいるものは、ロボット掃除機のトラブルやラグの劣化などを考えて使わない方がいいでしょう。

メーカーがロボット掃除機の使用を非推奨にしているラグも、非推奨とされる理由があるため、ロボット掃除機は使わない方が無難です。

ロボット掃除機が使えるラグの特徴

ロボット掃除機が使えるか判断に迷ったら、使っているラグの特徴を見て決める方法があります。

以下のようなラグはロボット掃除機が使える可能性があります。ロボット掃除機の使用で迷ったら、以下の特徴を参考に使用可能か考えてみましょう。

なお、以下の特徴を備えたラグでも、絶対に大丈夫とは限りません。不安な場合はメーカーに確認するか、使用を控えることをおすすめします。

特徴①ラグに滑り止めがついている

ロボット掃除機が使えるラグの特徴のひとつが、滑り止めの有無です。ラグの裏に滑り止めがついているラグで、かつ毛足の長さやラグの厚さが条件にあっていれば、ロボット掃除機が使える可能性があります。

ラグに滑り止めがついていないと、ロボット掃除機を使ったときにラグが動いてしまいます。ラグがロボット掃除機の動きに合わせて異動し、周辺の床が掃除できないこともあるのです。また、ロボット掃除機がラグの下に潜り込んでしまうこともあります。

掃除に不都合が出てしまうことがあるため、ロボット掃除機は滑り止めがついているラグに使うようにしましょう。滑り止めがついていない場合は、市販の滑り止めアイテムを使う方法もあります。

特徴②遊び毛が出にくいラグである

ラグの毛を引っ張ると、するすると抜けることはありませんか。このような毛を遊び毛といいます。

遊び毛の出やすいラグの場合、掃除機でキレイにするときもラグの毛が抜けて掃除機の内部に絡まってしまったり、ゴミがすぐに満杯になってしまったりします。もちろん、その分だけラグの毛は抜けてしまいます。一箇所から集中的に遊び毛がでると、抜けた場所の地が見えてしまうこともあるため注意が必要です。

遊び毛が出やすいラグの場合はロボット掃除機の使用を控えた方がいいでしょう。反対に、遊び毛が出にくいラグの場合はロボット掃除機が使える可能性があります。

特徴③毛足が短くラグの厚さが2センチ以下のもの

毛足の長いラグはロボット掃除機の不調やトラブルのもとになります。また、ロボット掃除機が引っかかってしまうケースもあるため、毛足の長いラグをキレイにするときはロボット掃除機の使用を控えた方がいいでしょう。

ロボット掃除機は段差に弱いという弱点もあります。ラグを敷くとできる段差はラグの厚さによってまちまちです。厚手のラグほど大きな段差ができるため、ロボット掃除機が引っかかり上手く掃除でいないことがあります。

「このくらいの段差ができるとNG」という高さが決まっているわけではありませんが、おおむね2センチ前後の段差でロボット掃除機が引っかかりやすくなるといわれています。また、ラグの端の方に模様による凹凸があれば、ロボット掃除機が引っかかりやすい傾向にあるのです。

敷いたときに2センチ前後の段差ができるラグには、ロボット掃除機の使用は控えた方がいいのでしょう。逆に敷いてもあまり段差ができないラグは、ロボット掃除機が使える可能性があります。

最後に

掃除にロボット掃除機を取り入れているご家庭の場合「ラグに使っても大丈夫?」と思うのではないでしょうか。

ロボット掃除機が使えるかどうかはラグによります。ラグの情報を確認するか、メーカーなどに確認してみましょう。ラグの特徴から使えそうか判断する方法もありますので、愛用のラグもチェックしてみましょう。

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