カーテンのサイズミスでよくある原因は?「私はこれで間違えました」な5つの原因

カーテン

カーテンを買うときによくある失敗がサイズミスです。しっかりカーテンサイズを測って購入したのに、部屋の窓よりサイズが小さかったり、逆に大きかったりする失敗をしてしまうことがあります。

サイズをしっかり測ってカーテンを購入しているのに、なぜサイズミスをしてしまうのでしょう。

当店に寄せられた「私はこれでカーテンのサイズミスをしました」な体験談をご紹介します。カーテンを買うとき、そしてサイズを測るときに参考にしたい失敗談ばかりです。

カーテンのサイズミスでよくある5つの原因

カーテンサイズで「失敗した」と購入後に頭を抱えた方たちは、一体どの部分で失敗してしまったのでしょうか。カーテンサイズミスの5つの失敗原因を順番にお話しします。

原因①そもそもカーテンサイズを測っていなかった

カーテンのサイズを測ったと言いつつ実は測っていなかったケースです。

カーテンサイズを測るときは巻尺など採寸に使う道具で測ることが基本です。しかし、中には「家に巻尺などサイズを測れる道具がなかった」「面倒だった」などの理由により、採寸道具を使わず測ってしまうケースがあります。中でもよくあるのが、手を使ってカーテンのサイズを測ったというケースです。

手を使って、親指から中指までの長さの幾つ分といったかたちで測ってしまい、購入したカーテンとカーテンレールや窓と誤差が出てしまうわけです。誤差が出てままカーテンを買うわけですから、当然ながらサイズは合いません。

サイズミスでは、巻尺などの採寸道具を使わず手を使ってしまったため、正確な意味ではサイズを測っていないことがミスの原因になります。

原因②前に使っていたカーテンのサイズを測った

カーテンを買うときにサイズ自体は測ったものの、これから使うカーテンのサイズ(カーテンレールや窓周りのサイズ)ではなく、前に使っていたカーテンを測ってしまったケースです。

同じ場所にカーテンを下げるのであれば、前のカーテンをサイズの目安にしても良いのではないかと思うかもしれません。同じ場所に下げるカーテンを買い換えるときは、確かに前のカーテンは参考になります。しかし、前のカーテンが縮んでいたらどうでしょう。

カーテン素材によっては洗濯で縮んでしまうこともあります。また、繊維の劣化などにより、カーテンが変形してしまうこともあるのです。前に使っていたカーテンに変形や縮がないとは限りません。

実際に前のカーテンが縮んでおり、使う分には特に気にならなかったのに、交換用のカーテンサイズの参考にしたら丈が足りなかったという失敗ケースがあります。

原因③サイズを測ったが勘違いやミスがあった

誤寸が原因のケースや、勘違いが原因のケースもあります。

誤寸でよくあるのは、目盛りの勘違いなどです。巻尺など採寸に使う道具でしっかりカーテンレールや窓周りを採寸したのに、巻尺の目盛りを間違えていることに気づかずカーテンを買ってしまうことがあります。

窓周りの採寸結果が「5」なのに、指で「7」の目盛りを押えてしまい「買ったカーテンが少し大きいような」「ちゃんと測ったのにカーテンが小さい」となってしまうわけです。純粋なミスですね。

この他に、メモの見間違いといった原因があります。メモに「0」と書いたのに筆跡などから「6」と勘違いしてカーテンを買ってしまったケースがあります。カーテンサイズを記載したメモを読み間違えて買ってしまうと、サイズに違和感があるか、あるいはサイズがまったく合いません。こちらも純粋なミスです。

メモの見間違いがサイズミスの原因の場合は、カーテンサイズを測る人と購入する人が別々というケースも少なくありません。自宅で奥さんがサイズを測り、旦那さんがメモを頼りにカーテンを買いに行くといったケースです。

原因④洗濯物やエアコンを考慮していなかった

サイズを測るときに部屋の事情を考慮していないと、カーテンサイズをしっかり測ってもサイズが合わないことがあります。

よくあるのは洗濯物やエアコンのことを考えずカーテンサイズを測ってしまったケースです。カーテンの側に洗濯物を乾すことを忘れてカーテンサイズを測ってしまうと、いざカーテンを下げたときに洗濯物が邪魔でカーテンサイズが合わなくなってしまうことがあるのです。

エアコンがカーテンレールの近くにある場合や、カーテンで隠れる可能性のある位置にある場合は、同じくサイズをしっかり測ってもエアコンが原因でサイズが合わなくなってしまいます。

カーテンのサイズ自体はしっかり測っていたのに、洗濯物やエアコンなど室内環境が原因でカーテンの購入ミスが発生します。

原因⑤カーテンサイズを大体で測ってしまった

カーテンサイズを大体で測ってしまい、買ったカーテンが合わなかったケースです。

手など採寸道具以外でカーテンを測ってしまったケースと違うところは、採寸道具をしっかり使っているという点になります。採寸道具を使ってカーテンサイズを測っても「大体このくらい」と大雑把に結果を出してしまうとカーテンのサイズミスにつながります。

よくあるのが、定規など短い採寸道具を使って大体のサイズを出したケースです。採寸道具が手元になく、購入するのも面倒なので、ペンケースに入っている短い定規で採寸しました。定規だと長さが足りなかったため、大体で測りました。結果、ぴったりサイズだと思って買ったカーテンが合わなかったという事例です。

採寸道具を使ってサイズを測っても、大体の数値だとズレが生じてしまいます。ズレた数値に合わせてカーテンを購入してしまい、カーテンが「大きかったかな」「短いな」となってしまうわけです。

最後に

カーテンを購入するときのサイズミスでよくある原因をご紹介しました。

カーテンのサイズで失敗するときによくある原因は「測っていなかった」「見間違い」「大体で測った」などです。カーテンサイズで失敗してしまうと、カーテンは本来の機能を果たせない可能性があります。また、最悪の場合はサイズが合わないばかりに使えない可能性もあるのです。

サイズの採寸はカーテンを買うときに重要です。巻尺など採寸道具を使い、間違えないようしっかりと測ることが重要になります。

カーテンサイズの測り方や選び方が分からない場合はお気軽にご相談ください。