暖房をつけても部屋が寒い!室内を暖かくするためのカーテンの選び方

カーテン

冬に暖房をしっかりつけているのに室内が異様に寒いことはありませんか。そのせいで暖房の温度をつい高くしてしまい、冬場に光熱費がかさんでしまうことはないでしょうか。

冬に暖房をつけているのに室内が寒い場合はカーテンの活用で改善できるかもしれません。この記事では、暖房をつけてもなかなか暖まらない部屋に使うカーテン選びについてお話しします。

・暖房をつけても部屋が暖まらない原因

・暖房をつけても暖まらない部屋のカーテン選び

・部屋を暖めるためのカーテン使いのポイント

カーテン専門店スタッフが順番に説明します。

冬場に室内が寒い!暖房をつけても部屋が暖まらない原因

冬場に暖房の温度を上げても室内が寒い場合や部屋がなかなか暖まらない場合は3つの原因が考えられます。

・暖房が部屋に合っていない

・日照の問題

・カーテンが窓に合っていない

まず暖房が部屋に合っていないケースです。エアコンなどでもそうですが、暖房の場合は部屋の広さに合った暖房でなければ部屋が暖まらない可能性があります。

10畳の広さがある部屋に6畳向きの小さな暖房を使ってしまうと、室内がなかなか暖まらなかったり、暖房の温度を上げても寒さを感じたりすることがあるのです。暖房が部屋の広さに合っていないことが寒さの原因のひとつとして考えられます。

この他には日照の問題もあります。部屋に陽射しがあまり入らない場合ももちろんですが、夕暮れまでカーテンを開けたままにしておくと、室内が夜の冷たい空気で冷えてしまうことにもつながります。ある程度の時間でカーテンを閉めた方が冬場は室内を暖かく保つことができるのです。

カーテンが窓に合っていない場合も室内の寒さにつながります。たとえば、縦の長さが足りていないカーテンを使っていたとします。縦の長さが足りていない場合、どうしても窓際の冷たい空気が室内に入ってきてしまうのです。

暖かい室内と冷たい窓周りの空気をしっかり仕切れないため、部屋が暖まらない原因になってしまいます。

部屋が暖まらず困っている場合は、どれが原因になっているか確認してみてください。

暖房をつけても暖まらない部屋のカーテン選び

部屋を暖めたいときはカーテン選びが重要になります。

カーテンは窓辺の冷たい空気と暖かい室内を仕切るアイテムです。カーテンが窓や部屋に合っていないと冷たい窓辺の空気を仕切れないばかりか、暖まった室内の空気が漏れてしまう原因になります。また、室内の空気が冷えた窓に触れてしまうことにより、室内が暖まらない原因にもなるのです。

室内を暖めたい場合は3つのポイントに沿ってカーテン選び・カーテンの見直しをしてみてください。

ポイント①カーテンのサイズは窓に合っているか

カーテンの縦横のサイズが合っていないと、カーテンから暖かい空気が漏れてしまいます。また、窓側にある冷たい空気が入ってきてしまうのです。

カーテンは冬場の窓と室内を仕切るドアのような役目を持っていますので、サイズによっては室内の暖かさを逃がしてしまいます。

サイズ選びは窓やカーテンレールを確認してしっかり行いましょう。サイズのはかり方が分からない場合はカーテン専門店に相談することをおすすめします。

ポイント②裏地がついている厚手のカーテンを選ぶ

カーテンにはいろいろなタイプがあります。裏地がしっかりついているタイプもあれば、ドレープカーテンでもかなり薄手のタイプもあります。室内に暖かさを留めたい場合は、冬場は裏地のついた厚手のカーテンを使ってはいかがでしょう。

厚手の裏地がついているタイプのカーテンとしては、遮光等級の高いカーテンや、断熱などの加工がほどこされているカーテンが考えられます。裏地がしっかりついていると、その分だけ室内の暖かい空気と窓辺の冷たい空気をしっかり仕切れます。

機能面やデザインなどで裏地のついている厚手のカーテン以外を使いたい場合は、カーテン素材が厚手のものを選ぶといいでしょう。

ポイント③遮熱・断熱機能のあるカーテンを選ぶ

カーテンの中には断熱や遮熱機能を持つものがあります。当店で扱っているカーテンの中にも断熱や遮熱に優れているものがあります。断熱や遮熱の機能を持つカーテンは光熱費削減や室内を暖かく保ちたいときにおすすめめです。

断熱や遮熱は、暑さに関する機能だと勘違いされがちです。暑さを遮る。暑さを防ぐ。このような想像をする人は少なくありません。よって、冬場より「夏場に使う物ではないのか」と考える方もいらっしゃいます。断熱・遮熱のカーテンは夏冬問わず使えます。また、夏冬問わず光熱費削減や快適な生活に有効なのです。

遮熱・断熱カーテンは外からの熱だけでなく、外からの寒さをカットするカーテンでもあります。また、外と内側を断ちますので、室内の暖かさを漏らさないようにするためにも有効なカーテンなのです。室内が寒いときは、カーテン選びのときに遮熱・断熱などの機能があるカーテンを選ぶことをおすすめします。

部屋を暖めるためのカーテン使いのポイント

部屋の寒さを改善するためのカーテン選びをしても、カーテンの使い方によっては室内が冷えてしまいます。室内が寒いときはカーテンの使い方にも注意する必要があります。

部屋が寒くてなかなか暖まらないときは、カーテンを使うときに次のようなポイントに注意してみてください。

・カーテンは夕方の冷えが増す頃には冷える

・カーテンにすき間が空く場合はヘアクリップなどを活用する

カーテンは夜になる前、日が落ちはじめて寒さが増す時刻になったら閉めることをおすすめします。

夕方~夜はもう陽射しを入れて部屋を暖めることもできません。気温が落ち、陽光がなくなれば外はますます冷えます。冷えが増すと、カーテンで仕切らなければ温めた室内の空気が冷えた窓辺に冷やされてしまうことになるのです。

暖かい空気を閉じ込め冷えをシャットアウトするためにも、外が寒くなる夕方頃にはもうカーテンを閉めてしまった方がいいでしょう。

カーテンにすき間があると同じように室内の空気が冷えてしまいます。寒さも入ってきてしまいます。ヘアクリップなどを活用して、カーテンのすき間を塞ぐと、暖かい空気を逃がしにくくなるのでおすすめです。

最後に

暖房をつけても室内が寒いときは、カーテンが窓に合っていないなど3つの原因が考えられます。

原因を検討して仮にカーテンが合っていない場合は、部屋の暖かさを保つためにカーテンの交換を検討してはいかがでしょう。その際はカーテン選びの方法もぜひ参考にしてください。

当店は多数のカーテンを扱っているインテリアの専門店です。「部屋が寒い」とお悩みの場合は、カーテン選びについてもお気軽にご相談ください。