日本製のカーテンと海外製のカーテンの違いは?特徴を専門店が比較して説明

カーテン

同じような製品でも造っている地域が違うと完成した製品や素材、製品の特徴、物作りの過程に差が生まれるものです。

日本では福井県や愛知県で多くカーテンが製造されています。海外ではドイツやイタリア、スイス、ヨーロッパ諸国でしょうか。

日本で作っても海外で作っても、カーテンには違いがありません。しかし、日本製カーテンと海外製カーテンには特徴や素材、考え方などの点で違いがあるのです。

日本製カーテンと海外製カーテンのどちらが良いというわけではありません。ただ、日本製カーテンと海外製カーテンの代表的な違いを知っておくことで、カーテン選びに活かせるかもしれないですよね。

今回の記事では、カーテン専門店が日本製カーテンと海外製カーテンの違いについて説明します。

・日本製カーテンと海外製カーテンの特徴の違い

・日本製カーテンと海外製カーテンの素材の違い

・日本製カーテンと海外製カーテンの考え方の違い

日本と外国のカーテンでは何が違っているのか、順番に見ていきましょう。

日本製カーテンと海外製カーテンでは以下のような特徴の違いがあります。

・日本製カーテンは高温多湿な気候を考えて作ってある

・日本製カーテンやふすまや障子の文化を踏まえて作られている

・海外製だと一部の加工があまり出回っていない

それぞれの国が気候に合わせて製品を作っていますが、日本も同じです。日本は高温多湿の国なので、日本製のカーテンも日本の気候に合わせたものになっています。

具体的には水を含まないポリエステルなどがカーテンによく使われるのが特徴です。また、日本は季節によりいろいろな色彩が見られる国なので、カーテンにおいても色彩や柄にこだわるという特徴があります。日本のカーテンのカラーバリエーションは非常に豊富です。

日本のカーテンはふすまや障子を意識して作られていることも特徴になります。ふすまや障子はぴったり閉まりますよね。日本のカーテンも気候や素材の都合で形が崩れず、伸び縮みせず、ぴったり閉まるように設計されているのです。ふすまや障子の文化がカーテンに影響していると言えるでしょう。

日本製のカーテンは特殊加工も多数出回っています。海外では手に入りにくい加工カーテンなども、日本では一般家庭用としてよく使われています。

たとえば、海外で手に入りにくい加工カーテンとしては、防炎カーテンが代表的です。海外には基本的に「このような建物には防炎カーテンを使ってください」というルールがありません。ルールがないため、さほど需要を望めないのです。

日本は古くから家や施設に木材を多用していましたから、火には特に注意を払うお国柄でもあります。だからこそ防炎カーテンといった加工カーテンがよく使われるという背景があります。

同じようなかたちのカーテンを作っていても日本と海外では事情が違いますので、事情の違いがカーテンや製造に影響を与えるわけです。

日本製のカーテンと海外製のカーテンの素材の違いとは?

日本製のカーテンと海外製のカーテンでは素材も違っています。日本のカーテンはポリエステルを多用する傾向にありますが、海外は自然素材を多用する傾向にあるのです。

日本がカーテン作りで多用するポリエステルは、頑丈で水を含まないため高温多湿な日本の気候にも強いという特徴があります。

ポリエステルは自然素材より気候などの影響を受けにくいため、窓にぴったりの寸法を維持し続けるという点も好まれています。ポリエステルなどは量産にも使いやすく、素材によってムラが出にくいこともあり、一定の製品にできることもよく使われる理由です。比較的安価でカーテンを作りやすいという理由もありますね。

対して海外製のカーテンでは自然素材がよく使われています。自然素材は素材特有の風合いが好まれますが、素材により製品にムラが出てしまうことがあるのです。また、日本の生活スタイルで使うと伸び縮みしてしまったり、高温多湿により傷んでしまったりするケースもあります。

海外と日本ではカーテンの素材に対するスタンスも違っているわけです。

日本製のカーテンと海外製のカーテンの考え方の違いとは?

日本製のカーテンと海外製のカーテンでは、カーテンに対する考え方も違っています。

日本のカーテンを購入してカーテンに微かな傷やシミなどがあれば、基本的にクレームを入れるのではないでしょうか。最初から「自然素材なので色ムラが出ます」「素材の関係でほつれが見られることがあります」など、注意がある場合をのぞき、買ったお店に話して返品や交換という話になるかもしれないですね。

海外の場合は、カーテンのシミや僅かな傷はほぼ気にしません。それも生地の風合い、カーテンの個性として楽しんでしまいます。

特に自然素材のカーテンは、同じ会社が同素材、同デザインでカーテンを作ってもまったく同じものになりません。海外は自然素材のカーテンが多く製造されているため、「色ムラやシミくらいあるものじゃない?」という極めてゆったりとした考え方をするケースが多いです(神経質なお客さんがいないわけではありませんが)。

日本と海外のカーテンの目的は「窓を飾ること」や「光を遮ること」「目隠し」などの点で同じですが、カーテンへの考え方は違っているのが実情です。違っているからこそ、日本で作られたカーテンに慣れている人が海外のカーテンを買うと、驚くこともあるかもしれないですね。

最後に

日本製のカーテンと海外製のカーテンの違いについてお話ししました。日本製のカーテンと海外製のカーテンでは、特徴や素材、考え方が違っているように感じられるのではないでしょうか。

日本製のカーテンの基本は「大量生産」「品質にムラをなくす」「日本の気候に合っており製造で品質ムラが出にくいポリエステルなどをよく使う」「防炎な特殊加工のカーテンもよく作られている」です。

対して海外のカーテンは「自然素材がよく使われる」「自然素材が中心でムラが出ることも少なくない」「自然素材を多用するので、ムラについてはあまり気にしない」などが特徴になります。こうして比較してみると、カーテンに対してもスタンスが違っていて面白いですね。

当店では日本製のカーテンも多数取り扱っています。

品質に自信のあるカーテンですので、ぜひご覧ください。

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