窓の向きと生活スタイルや性格には関係がある!カーテンと窓の雑学

カーテン

北向きの窓や東向きの窓など、家や部屋によって窓の向きが違っていますよね。窓は換気や採光のために重要な部位です。建物の場合はその建物の光のあたりかたや、風向きなどを考えた上で窓の位置を決めているケースも少なくありません。インテリアを考える上でも窓は重要ですよね。

窓にはインテリアや換気、採光以外に「生活スタイル」やその家(部屋)に住む人の「性格」にも関わると言われています。

カーテンを取り付ける場所である窓。そして、インテリアを考えるときに重要である窓。今回はカーテンにまつわる雑学のひとつとして、窓の向きと生活スタイル・性格の関係性についてお話ししたいと思います。

窓は生活スタイルや性格との相性がある!

窓は部屋のどの方角にあっても同じではないかと思うかもしれません。

実は、窓がどの方角にあるかによって、生活スタイルや性格への向き不向きなどが違ってくると言われているのです。なぜなら、窓が部屋のどの方角にあるのかによって「光の入り方」が違ってくるから。

お日様は東から昇ります。ということは、朝になると東側に窓があると、部屋の中に朝日を取り入れやすいということです。朝日を取り入れやすいということは、東側に窓があると朝は明るく過ごせるということですよね。このあたりの説明は次の見出しでしますが、このように窓が東西南北のどこにあるかによって変わってくるわけです。

自分の現在の生活スタイルや理想とする生活スタイル、自分の性格などを考えて窓の位置を決めると、快適な生活が送れるかもしれません。

窓は東西南北のどこにある?窓と生活・性格との関係

東西南北の窓の向きと生活スタイル・性格の向き不向きには具体的にどのような関係があるのでしょうか。すでに少しだけお話しした東側の窓から順番に、窓の方角と性格や生活との関係性についてお話しします。

東側の窓は朝日が入りやすい!朝型の生活スタイルに向いている

東は朝日が昇る方角ですから、東側の窓は自然と朝日を取り入れやすくなります。そのため、部屋の東側に窓があると、朝早くから室内が明るくなる生活を送れるのです。

たとえば窓の側のベッドで寝ていたとします。東側から朝日が昇り、室内がぼんやりと明るくなりました。時間と共に朝日は強くなり、部屋の主は「もう朝か」と起床します。しかし、時計を見てみるとまだ朝のかなり早い時間です。

前に西側の窓の部屋に住んでいた場合、「明るくなるのが早くなった」と感じるはずです。これは別に朝が早くなったわけではなく、東側の窓の部屋に住んだから。いち早く朝日が入ってくるため、明るくなるのが早くなったと感じるわけです。

朝日が早く入る、たくさん入ることにより、東側の窓のある部屋に住んでいる人は、朝型傾向の生活スタイルになると言われています。

東側の窓はひとりで静かに過ごすことを好む人より、朝昼の生活音など人々の賑やかさの中で生活することを好むタイプに向いています。朝から清々しい気分で生活したい人に向くのが東側窓です。

西側の窓は夕日が入りやすい!夜型の生活スタイルに向いている

西向きの窓は朝日が入りません。太陽は東から昇って西に沈みますから、西側の窓からは主に午後の日差しや夕日が入ることになります。結果、西側の窓の部屋に住んでいる人は夜型傾向の生活スタイルになると言われているのです。

西側に窓があると朝日が入らないため、朝から午前にかけては暗い部屋になります。ワンルームアパートの場合は西側に窓があると洗濯物が乾かなくて困るという話をよく耳にします。これは、東から昇る朝日が入りにくいことが一因だと言われているのです。

また、西側の窓は朝日が入りにくい関係で「朝が暗い」「夜が明けるのが遅い」と感じやすい部屋になります。そのため、朝ゆっくり寝たい人、夜にひとりで静かに過ごして朝は寝ていたい人などに向くのが西向きの窓の部屋です。

夜に仕事で朝は寝ているという生活スタイルの場合も、西向きの窓の部屋だと落ち着いて休めるというケースが多いと言われています。

北向きの部屋は寒さを感じやすい!人工光が好きな人や暑さが苦手な人に向く

北向きの部屋は寒さを感じやすいと言われます。これは、北向きの窓のある部屋が四季を通じて光が入りにくいという特徴があるからなのです。光が入りにくい結果、室内は光による温感を得られにくく、1日中暗くなります。北側の窓のある部屋に対して陰気という印象を持っている人もいるはずです。

しかし、見方を変えると北向きの窓の部屋の暗さや光の入らないところはメリットになります。1日中光があまり入らないということは、光による影響を受けにくいとも言えるはずです。人工的な照明を活かしたい場合や、生活に家電を多く取り入れたい場合などは、北側の窓にもメリットがあります。

また、光は嫌いではないけれど、日光の肌を焼くような暑さが苦手という人や、朝日や西日の目を刺すような光が苦手という人も、北側の窓にはメリットがあるはずです。

光に左右されず生活したい人や、人工光を取り入れて生活したい人などには北側の窓は良いかもしれないですね。また、北側窓は全般的に寒いと言われることから、夏場の暑さに困っている人にも良いかもしれません。

南向きの窓は暑い?暖かい環境や日光浴が好きな人におすすめ

南向きの窓は北側と逆で「暑い」と言われます。これは、南側向きの窓からは1日中満遍なく光が入るからなのです。光が常に入るため、南側向きの窓のある部屋は「暑い」と言われるわけです。光が入ると確かに部屋が暖かくなりますよね。

南向きの部屋は人口光に頼らず自然光で生活したい人に向きます。ただ、南側向きの窓の部屋は一般的に暑いと言われるため、クーラーなどの光熱費はかさんでしまうかもしれません。家電を使わないというわけにはいかないはずです。ただ、逆に考えると冬場は暖かいケースが多いため、冬場の光熱費削減にはつながるかもしれません。

南側向きの窓の部屋は、明るいところでのびのび生活したい人に向きます。北側の窓が光に左右されず自分の生活を自分で設計したいクール向きの窓なら、南側は光や音、人をたくさん取り入れたアットホーム向きの窓です。

最後に|カーテン有効活用のすすめ

窓の方角によって部屋や生活には特徴が生まれます。また、性格との向き不向きも出てきます。窓は生活に欠かすことのできないものですから、自分に合った環境で生活するためにもよく選びたいですね。

ただ、必ず自分の好みの窓の部屋で生活できるとは限りません。東窓がいいのに西窓の生活。こんなことも、世間的にはよくありますよね。

このようなケースでは、カーテンを有効活用してください。生活スタイルや窓に合ったカーテンをつけることで、窓から入る光も調節できます。ぜひ、生活や窓に合ったカーテンを取り入れてみてください。