カーテンの風水!サイズ違いや両開きカーテンの運気は?

カーテン

カーテンの色柄についての風水はよく見かけるのではないでしょうか。カーテンには色柄以外にも風水的な意味合いや良し悪しがあり、「カーテンをつけるか」「どのようなカーテンを付けるか」迷ったときの参考のひとつにされているのです。

今回の記事ではカーテンの色柄以外の風水についてお話しします。カーテンの寸足らずや両開き、片開きなど、これらには風水でどのような意味があるのでしょうか。カーテン専門店のスタッフが、カーテン選びのときに知っておきたい豆知識をご紹介します。

カーテンの風水!サイズや開き方、裏口カーテンなど

カーテンの色柄以外の風水として、カーテンの開き方の風水や裏口にカーテンはつけた方が良いのかなど、順番に見ていきましょう。

サイズ違いのカーテンは風水面でどうなの?

窓に対してカーテンのサイズが合っていない。窓よりカーテンの丈が長すぎて裾を引きずってしまっている。カーテンの横の長さが合っていなくて、カーテンレールからカーテンがはみ出してしまっている。あるいはカーテンが短くて窓を覆いきれていない。このようなカーテンは風水的にどうなのでしょうか。

カーテンが窓に対して大きい場合

カーテンが窓に対して大きく裾を引きずってしまう場合は、風水で見るとあまり良い状態とは言えません。

カーテンは窓のドアのような役割を持ちます。良い運気が入ってきたらカーテンがドアの役割を果たして内側に留め、反対に悪い運気が入ってこようとしたら、カーテンが悪いものをブロックするのです。大きすぎるカーテンは窓、つまり入口に合っていないわけですから、せっかく良い運気が入ってきても漏らしてしまいます。

また、窓に対して大きすぎるカーテンはバランスもよくありません。見た目のバランスが悪いというのもそうですが、風水ではバランスも重視するため、窓とカーテンのバランスが崩れていると、あまり良い状況とは言えないわけです。

カーテンの丈が長い場合は裾を引きずりゴミが付着するため、衛生面から見ても良いとは言えません。

カーテンが窓に対して小さい場合

カーテンが窓に対して小さい場合も、風水ではあまり良い状態とは言えません。

すでにお話しした通り、カーテンは窓に対してのドア。良い運気が入ってくれば逃がさないように絡め取り、悪い運気が入ってきたらブロックする役割を持っているわけです。しかし窓に対してカーテンのサイズが小さいと、カーテンは窓に対してのドアの役目を果たすことが難しくなります。

想像してみてください。玄関ドアが小さいと、玄関から雨風が入り込んでしまいますよね。そして、玄関にアロマキャンドルなどを点けても、香りがどんどん外に出て行ってしまうはずです。カーテンが窓に対して小さいと同じようなことが言えます。せっかく入ってきた良い運気が逃げてしまい、ブロックしたはずの悪い運気が雨風のように入り込んでしまうかもしれません。

また、風水はバランスも重視するとお話ししました。窓に対してカーテンが小さいとやはりバランスは良くありませんし、見栄えも良好とはいえません。窓サイズに合わせたカーテン選びが重要です。

なお、カーテンを重ねてつける際にドレープカーテンはぴったりサイズにして、レースカーテンはサイズ小さめのものを合わせるという方法もあります。この方法であればドアが2枚ある計算ですから、サイズ違いを1枚つけるよりいいかもしれないですね。

両開きのカーテンと片開きのカーテンは風水でどちらが良いの?

カーテンには両開きのタイプと片開きのタイプがあります。風水を考えた場合、片開きカーテンと両開きカーテンどちらのカーテンが良いのでしょうか。

片開きのカーテンと両開きのカーテンを比較した場合、両開きカーテンの方が風水面では良好となります。なぜなら、両開きカーテン方が左右対称になっているからです。

風水ではバランスを重視します。左右対称ということは左右でバランスが取れているということです。よって、バランス面から風水では片開きのカーテンより両開きのカーテンの方が良いと捉えることが可能です。

なお、片開きのカーテンが決して悪いわけではありません。あくまで風水の考え方ではどちらがより良いかという話なので、「私は片開きのカーテンが好みだな」という人は、もちろん部屋に片開きのカーテンを取り入れても問題ありません。

自分の好きなものをインテリアに取り入れることはそれだけで気分が良くなることですから、とても重要なことではないでしょうか。

両開きのカーテンでも左右非対称は避ける

両開きのカーテンが片開きのカーテンより風水で良好とされているのは、左右対称やバランスの良さからです。だからこそ両開きのカーテンでもバランスが取れていない、つまり左右非対称のカーテンであれば両開きのカーテンでもバランスが悪くなります。よって、風水面でも良好さも違ってきますので注意してください。

裏口に窓があればカーテンをつけた方がいいの?

家によっては裏口のドアに小窓がついているケースもあるはずです。裏口に小窓がついている場合や裏口全体がガラスになっている場合などはカーテンをつけた方が良いのでしょうか。

これも基本的には窓とカーテン(ドア)の関係性と同じです。裏口の窓、あるいがガラスも良い運気や悪い運気が出入りする場所ですから、基本的にはカーテンをつけた方が風水では良好という解釈になります。

ただ、遮光カーテンや厚いカーテンをつけてしまうと暗い印象になってしまうので、レースカーテンや薄手のカーテン、淡い色合いのカーテンなど、明るい印象のカーテンや風や光を取り入れやすいカーテンなどを選ぶのがおすすめです。

最後に

カーテンの風水についてお話ししました。

カーテンはインテリアでもありますから、自分の好みや部屋の雰囲気、機能などで選ぶことが重要です。しかし、選び方や「つけるかどうか」で迷ったら、風水的な視点を取り入れてみるのも面白いかもしれないですね。

カーテンの色柄以外にも風水的な意味合いがありますので、迷ったときはぜひ参考にしてみてはいかがでしょう。