カーテンを床色で選ぶ方法!3つの床色タイプと相性の良いカーテン色

カーテン

カーテンを選ぶときに最大のお悩みは色柄選びではないでしょうか。「遮光カーテンが良い」など、機能面は生活スタイルや部屋の立地に合わせてすぐに選べても、買おうと思っている遮光カーテンにカラータイプが多いと今度は色柄で悩んでしまいます。当店にも「色で悩みます」というお悩みはよく寄せられています。

今回はカーテン選びの参考として、床色からカーテンを選ぶ方法をご紹介します。3タイプの床色と相性の良いカーテン色の組み合わせもご紹介しますので、カーテン選びで迷ったときはぜひ参考にしてください。

床色に合わせてカーテンを選ぶ方法とは

カーテンの選び方にはいろいろな方法があります。当店の記事でも今まで風水や星座、インテリアとの組み合わせなど、いろいろなカーテン選びの参考情報を発信してきました。今回ご紹介する方法も、カーテンの色選びで迷ったときに使える方法です。

カーテンの色選びで迷うときは「何に合わせて色を選ぶか」で迷っているのではないでしょうか。たとえば、「自分の好みで選ぶ」「ソファの色に合わせて選ぶ」など、何に合わせて選ぶか決まっていれば、カーテンの色柄選びでさほど迷わないかもしれません。しかし、何に合わせて選ぶか決まっていないと、色柄を選ぶ基準がない状態ですから、その分だけカーテン選びで困ってしまうのではないでしょうか。

床色に合わせてカーテンを選ぶ方法は、床の色タイプに合わせてカーテン選びをする方法になります。

床は部屋の中でも多くの面積を占める部分です。面積の広い床部分の色に合わせてカーテン選びをすることにより、インテリアの色彩的な違和感をなくすことが可能になります。カーテンの色柄を何に合わせて決めるか考えていない場合は、床色を基準にすることもひとつの方法だといえるでしょう。

3タイプの床色と相性の良いカーテン色の組み合わせ例

床には大きく分けて3つの色タイプがあります。色タイプごとに相性の良い代表的なカーテンとの組み合わせをご紹介します。

・白系

・ナチュラル系

・ブラウン/黒系

白(ホワイト)系の床色とカーテンの組み合わせ例

白系の床は、家の床タイプの中でも最も色味のないタイプです。白色の他にごく薄い灰色、白が強い灰色などもこの白系の床色に含まれます。

白系の床の特徴は、アクセントの色合いが映えることです。たとえば、アクセント・部屋の主役として真っ赤な椅子を置いたとします。白系は色が薄いため、赤がよく映えるはずです。よく白い服に鮮やかな色彩を合わせますよね。白い床の場合も同じです。

また、白系の床の特徴は「清潔感」や「涼しさ」が感じられるという特徴があります。たとえば医療品や病院、下着などは白がよく使われていますよね。白には清潔感があるからこそのチョイスではないでしょうか。また、白という色から、汚れが分かりやすいため、よく使われるという理由もあります。

そんな白系の床と相性の良い組み合わせの一例は「水色」です。

白系の床に水色のカーテンの組み合わせになります。水色のカーテンも白と同じく清潔感や涼しさを感じさせます。白い床と色彩がマッチするだけでなく、色の印象も似ている水色を使うことで、インテリアや室内に統一感を出せるのです。ただ、寒い時期に白と水色の組み合わせは寒々しさも感じさせるため、気温が下がる時期は暖色系に換えるという方法もあります。

ナチュラルな床色とカーテンの組み合わせ例

ナチュラルな床色とは、フローリングの床色の中でも最も一般的なタイプの色です。

ナチュラルな床色は主張し過ぎず、かつ、色が薄すぎるということはありません。比較的どのような色とも合わせやすい床色であるといえるでしょう。

ナチュラルな床色は淡い色合いともマッチします。たとえば、薄ピンクや白などと合わせてもいいでしょう。淡いカーテン色と組み合わせると室内が柔らかな印象になるのです。

また、ナチュラルな床色は白色系ほど薄くはありませんが、床色としては濃くない主張し過ぎない色になっているため、濃い色合いともマッチします。あえてダークブラウンなどと組み合わせて、ベージュ系・ブラウン系でまとめても、室内がオシャレに仕上がります。

ナチュラル系の床色とおすすめのカーテン色は緑です。抹茶色ほど濃くなく、黄緑ほど薄くない気の葉の色のような緑を合わせてはいかがでしょう。ナチュラル系の床色は樹を感じさせますので、樹の印象でカーテンを葉の色にしてしまうと、室内が落ち着ける雰囲気になります。クッションも明度の違う緑にすれば、室内に統一感も出るはずです。

ブラウン・黒系の床色とカーテンの組み合わせ例

ブラウン・黒系の床色はナチュラルな床色よりもやや色の濃い床タイプです。ナチュラルが木材の色であれば、ブラウン・黒系は樹の皮の色だと考えれば分かりやすいことでしょう。

ブラウン・黒系の床は3つの床色タイプの中で最も温かみのある色合いであるという点です。白系が寒なら、ブラウン・黒系は暖になります。ブラウン・黒系は3タイプの中でも暖かい床色という特徴があるため、暖色系のカーテンとは好相性です。

組み合わせの一例としては、鮮やかな橙色のカーテンとの組み合わせがあります。橙色も暖かさを感じさせる色です。カーテンとしてブラウン・黒系と組み合わせれば、室内を暖色系で統一できます。クッションなども赤系や橙系にすればさらに統一感が出ますので、より温かみが感じられるはずです。

ただ、ブラウン・黒系と暖色系カーテンの組み合わせの場合、夏など暑い季節に室内が暑く感じられやすいというデメリットがあります。夏場は色を切り替えるなど、インテリアを工夫してみましょう。

最後に

カーテンの色選びで迷ったら床色を軸に色柄を選んではいかがでしょう。

床色は大きく分けて3つのタイプがありますので、それぞれの床色の特徴に合ったカーテンの色柄を選ぶといいでしょう。今回ご紹介した色の他にも相性の良い組み合わせはたくさんあります。自分なりに「床と相性の良い色は?」と組み合わせを探してみてください。

カーテンの色柄選びで迷ったら、お気軽に当店へご相談ください。