カーテンの側に観葉植物/グリーンを取り入れるときの注意点!窓辺のリスクやガッカリを減らそう

カーテン

お気に入りのカーテンを取り付けて、窓辺を観葉植物で飾る。オシャレですし、生活の中にグリーンという潤いを取り入れられて素敵ですよね。

夏場などは薄手のレースカーテンや自然素材のカーテンなどを取り付け、グリーンとのコントラストや夏の風などを楽しむのも良いかもしれません。

しかし注意したいのが「カーテンの扱い」です。窓辺に観葉植物を置いたとき、カーテンや窓の状況によっては生活上のリスクやガッカリ要因になってしまうこともあります。

カーテンの側に観葉植物/グリーンを置くときの注意点について、カーテン専門店が解説します。

生活に観葉植物/グリーンを取り入れるときはカーテンとの相性以外も重要

カーテンの側(窓辺)に観葉植物を置くときは、カーテンの色柄と観葉植物の相性を主に見る方が多いのではないでしょうか。

たとえば透け感のあるカーテンだと、グリーンの小鉢で彩を添えると、室内がオシャレになりますよね。鉢にガラスのボウルなどを使えば涼しい印象になり、夏にはぴったりかもしれません。観葉植物/グリーンとカーテンはインテリアでもありますから、色柄や植物の種類、鉢との相性に重点を置いてしまうのは当然のことですよね。

しかし、カーテン側(窓辺)に観葉植物を置く場合、状況によっては生活上のトラブルやリスクになる可能性があります。せっかく観葉植物とカーテンを合わせるなら、生活をより良くしたいもの。リスクやトラブルに注意して、ガッカリな結末を防ぎましょう。

カーテン側に観葉植物/グリーンを置いたときのよくあるリスク・トラブル

カーテンの側に観葉植物/グリーンを置くときによくあるリスク・トラブルには次のようなものがあります。

1.カーテンにカビがはえてしまった

窓辺に置いた観葉植物に水をあげると、周囲に水濡れが発生するケースがあります。また、観葉植物の鉢の中にある土が湿っているために、カビの原因になるケースがあるのです。

水零れや鉢の中の湿った土が原因で、カーテンにカビがはえることがあります。

2.カーテンに引っかかって鉢や花が落ちる

カーテンの側に観葉植物を置くと、観葉植物にカーテンが引っかかってしまい、鉢が落下するケースがあります。また、観葉植物が重い場合はカーテンが絡むことによりカーテンの方が引っ張られ、カーテンレールが落下するリスクもあります。鉢やカーテンレースの落下は怪我にもつながりますから、特に注意が必要です。

この他に、せっかくキレイに咲いたグリーンの花が落ちてしまうケースもあるため注意が必要です。

たとえば、大輪の花が咲く観葉植物を購入したとします。見事にキレイな花が咲きましたが、花びらにカーテンが絡んでしまい、花が取れてしまいました。せっかく咲いた花が落ちてしまうとガッカリですよね。

3.カーテンレールが歪んでしまう

カーテンの側に観葉植物/グリーンを置くときは、鉢植えタイプとしておくだけでなく、天井やカーテンレールから下げるタイプもあります。ガラスのボウルなどに入れてグリーンを下げておくと幻想的でキレイですよね。個人のお宅でもグリーンを下げて飾っていることがある他、お店などでもインテリアとしてよく見かけます。

ただ、窓辺に下げるときは注意したいもの。窓辺にグリーンを下げるときは、市販のフックなどを使ってカーテンレールに下げるケースが少なくありません。

カーテンレールは頑丈そうに見えますが、そもそもの用途がカーテンを下げるためのアイテムなので、あまりに重い物を下げることを想定して作っていないのです。カーテンを下げる場合も、オーダーメイドの極めて装飾が多いカーテンや生地に重量のあるカーテンの場合、カーテンレールが歪んだり破損したりするケースがあります。

カーテンレールを使って観葉植物/グリーンを下げるときは、カーテンレールの破損や歪みに注意が必要です。カーテンレールの破損により怪我をしたり、しばらくカーテンを使えなくなったりするなど、トラブルが起きることも考えられます。

4.カーテンや窓辺が汚れてしまう

観葉植物の鉢の中にカーテンの端が入ってしまったり、観葉植物の世話をするときにカーテンが汚れてしまったりするケースがあります。カーテンが薄い色の場合は土などの色が染み込んでしまうケースがある他、窓辺が土で汚れてしまうこともあります。

カーテン側に観葉植物/グリーンを置くときに注意したいポイントとトラブル対策

カーテンの側(窓辺)に観葉植物/グリーンを置くときは、次の3つのポイントに注意が必要です。あらかじめトラブル対策しておきましょう。

1.カーテンの状態はこまめにチェックする

観葉植物を窓辺に置いている場合は、カーテンに気づかないうちに土などによる汚れが生じていることがあります。霧吹きなどを使っている場合も、気づかないうちにカーテンにカビがはえているケースがありますので、カーテンの状態はこまめにチェックしましょう。

2.カーテンレールの状態もこまめにチェックする

カーテンレールにフックなどでグリーンを下げているときは、カーテンレールの状態もこまめにチェックする必要があります。

カーテンレールに具体的な損傷や折れなどが発生していなくても、注視すると気づく程度の歪みが生じているケースはよくあるのです。

歪みができるとカーテンがしっかり閉まらないなどのトラブルにつながり、カーテンレール自体の耐久も落ちてしまいます。カーテンレールの状態も定期的に確認しておくようにしましょう。

3.観葉植物/グリーンだけでなくカーテンのお世話も重要

窓辺に観葉植物/グリーンを置くと、基本的に観葉植物の世話が中心になり、カーテンのことは開け閉め以外あまり気にしないケースがあります。

観葉植物/グリーンのお手入れも重要ですが、カーテンにもお手入れが必要です。カビや汚れ防止のために定期的に洗濯するなど、衛生環境には注意してください。

窓辺に観葉植物を置く場合は、自宅で洗濯できるウォッシャブルタイプのカーテンがおすすめです。

最後に

窓辺に観葉植物/グリーンを飾ると室内の彩も良く、オシャレです。しかし、窓辺に置くということはカーテンの側に置くということでもありますから、カーテンやカーテンレールのトラブル、生活上のリスクには重々注意したいものです。

3つのポイントに注意し、ぜひステキな窓辺を目指してください。