カーテンやブラインドの「紐」や「タッセル」などで子供の痛ましい事故が起きています。事故の内容は主にブラインドやカーテンの紐、タッセルなどが子供の体に絡んでしまい、怪我や窒息、死亡につながってしまうというもの。
カーテンやブラインドの事故や実際にあった事例については別記事にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
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カーテンやブラインドには紐やタッセルなどが事故の原因になることをふまえて、事故防止用のアイテムが販売されています。
お子さんのいる家庭で活用したいカーテンやブラインドなどの事故防止アイテムについて紹介します。
カーテンやブラインドの事故は東京都なども注意喚起している
カーテンやブラインドは有効活用すれば日差しを防いだり、家の中を外の視線から防いだりできますが、同時に家庭内での事故につながるリスクを秘めています。
ブラインドやカーテンは、特に子供の事故による怪我や死亡につながりかねないことから、東京都などもリーフレットで注意喚起しています。
家庭内でのブラインドやカーテンによる事故は実際に起きています。小さなお子さんのいる家庭はカーテンやブラインドの有効活用とセットで事故防止について考えてみてはいかがでしょう。
カーテンやブラインドには事故防止用のアイテムが販売されています。家庭内での事故防止対策として、このようなアイテムを取り入れてみるのも良いかもしれません。
カーテンやブラインドの事故防止アイテム5選
カーテンやブラインドの部位の中でも家庭での事故の原因になりやすいのが紐やタッセル(ふさ)などです。事故防止アイテムとして、カーテンやブラインドの紐やタッセル関係のアイテムを中心にご紹介します。
ふさかけ(カーテン留め)マグネットふさかけ/ホワイト/全5色
見た目は普通のカーテンタッセルですが、ふさかけ部分が固定ではなく、マグネットでくっ付けるようになっています。
ふさかけ部分がマグネット式なので、カーテンをまとめるふさ(タッセル)に力が加わるとマグネットが外れますので、お子さんの体に絡むことや、食い込むことはありません。
このマグネット式のふさかけは5色展開になっています。ご紹介したマグネットふさかけは白色タイプですが、他にも壁に馴染む木の色調に似たタイプもあります。
自宅の壁やカーテンの色に合わせて選ぶと素敵ですね。
Nuv カーテン タッセル マグネット ふさかけ カーテン止め 2個セット (シルバー)
同じくマグネットタイプのカーテンタッセルです。カーテンを挟んでマグネットの玉飾りで留めるタイプになっています。
マグネットタイプは結んだり引っかけたりするカーテンタッセルと異なり、力がかかると外れるようになっているため、お子さんの事故防止に有用です。このカーテンタッセルも力がかかるとマグネットが外れるため、小さなお子さんのいるご家庭で重宝しますよ。
また、このマグネットタッセルはいろいろな使い方ができるのが特徴です。カーテンを上部にまとめてマグネットで挟むこともできますから、お子さんの手の届かない位置にカーテンをまとめることも可能です。
お子さんがカーテンを引っ張って遊び、カーテンレールが落下するなどの事故対策にもなりますね。
cheero CLIP 万能クリップ (全色セット)
ブラインドのコードから家電のコードにまで使える万能タイプのクリップです。
ブラインドのコードをまとめるタイプのクリップも販売されていますが、クリップにはブラインド専用ではなく、他の家電などと兼用で使えるタイプもあります。コード類はお子さんにとってリスクになり得るからこそ、自宅にいろいろな用途で使える万能タイプのクリップを準備しておいてはいかがでしょう。
万能クリップはブラインドのコードをまとめておくときに役立ちます。ブラインドの紐を操作して、さっとクリップで留める。このように使えますので便利ですよ。
COCO 携帯 アクセサリー 【 4個 セット ブラック 】イヤホン クリップ 固定 太め ケーブル 対応 マルチ 携帯 ケーブル シュア 掛け SUARE
手軽に使えるイヤホンクリップです。主な用途はイヤホンのコードをまとめることですが、ブラインドの紐(コード)に使うこともできます。よくあるクリップ状で挟めばすぐに使えますので、そういった点でも便利です。
ブラインドコードをまとめるときはブラインド用のクリップ類を購入する方法もありますが、イヤホンクリップなどの方が比較的手に入れやすく、家庭内で応用しやすいのではないでしょうか。
自宅にすでにイヤホンクリップなどが余っていれば、そのクリップを使ってブラインドのコードをまとめてもOKです。お子さんの手の届かないあたりにすっきりまとめてしまいましょう。
セーフティーリング
カーテンタッセルに使えるセーフティーリングです。
カーテンタッセルのセーフティーリングは通常のカーテンタッセルに装着して使います。カーテンタッセルの端にそれぞれセーフティーリングを装着し、通常通りカーテンをまとめてタッセルかけの金具などに引っかけます。
セーフティーリングがない場合は子供がカーテンタッセルを引っ張ってもタッセルかけの金具などから外れず、そのまま子供の体に食い込んだり、絡んだりして怪我につながります。
しかし、セーフティーリングを装着しておけば、子供が引っ張るなど力を加えるとセーフティーリングの機能によりカーテンタッセルがタッセルかけから外れる仕組みになっているのです。結果、子供の怪我や事故防止につながります。
マグネットタイプのカーテンタッセルは、タッセルそのものです。セーフティーリングの場合はすでに自宅にあるカーテンタッセルに装着して使えるという点で異なるのです。
最後に
カーテンやブラインドの紐、タッセルなどが原因で実際にお子さんが怪我をする痛ましい事故が起きています。
子供の場合は好奇心旺盛であり、カーテンの裏などはときに絶好の遊び場(かくれんぼなど)になってしまうことから、大人が予想していなかったような事故や怪我が起きる可能性があるのです。
カーテンやブラインドは家庭の中で日常使いするものだからこそ、お子さんの事故や怪我の対策はしておきたいですね。いくつかアイテムをご紹介しましたので、この機会に安全対策についてぜひ考えてみてくださいね。