カーテンの交換や模様替えに合わせてクッションカバーを交換する場合「まだ使えるのに」と思うことはありませんか。
ボロボロになるまでクッションカバーを使ったのなら後は捨てるしかありません。ですが、まだ使えそうな状態でクッションカバーを交換するときは「もったいない」と思ってしまいますよね。
まだ使えそうなクッションカバーは再利用できます。せっかく買ったのですから、徹底的に使ってから廃棄しませんか。
クッションカバーの再利用方法について解説します。
クッションカバーの5つの再利用方法
まだ使えそうなクッションカバーの場合、交換後に別のかたちとして再利用してはいかがでしょう。まだ使えそうなクッションカバーの再利用には次のような方法があります。
再利用方法①クッションカバーでクッションを作る
ひとつ目の方法はクッションカバーでクッションを作ってしまう方法です。クッションカバーはクッションの外側につけるものですが、この再利用方法では内側として活用します。
まず、まだ使えそうないらなくなったクッションカバーを準備してください。このクッションカバーの内側に不要な布や服などを詰めます。後へ大きさを調節し、口を縫うなど中身が出てこないようにします。外側にクッションカバーをつければ、5分もかからず不要なクッションカバーがクッションに早変わりです。
このクッションカバーの再利用方法のメリットは、クッションカバーと一緒にいらなくなった服や不要な布なども再利用できる点になります。クッションの内側も定期的に取り換える場合の費用節約という点でもメリットがありますし、クッションを増やしたいときに手軽にできる方法としてもメリットがあるはずです。
ペット用のクッションとして利用する方法もあります。再利用のクッションカバーをためておき、ペット用クッションの臭いが取れなくなったらクッションカバーでペット用クッションを作り交換、使っていた分は処分するという方法です。
再利用方法②服や棚のホコリよけとしてクッションカバーを使う
スーツやコートなどにはよくホコリよけを使いますよね。不要になったクッションカバーはほこりよけとしても活用可能です。
再利用の方法はカンタン。不要なクッションカバーに、服に合わせて切り込みを入れます。スーツなどはハンガーに下げて保管する家も多いでしょうから、そのハンガーの首の部分を出せるように穴を開けるわけです。後はよくあるほこりよけのように、ハンガーにかけた状態のスーツなどにかぶせればOK。
クッションカバーの汚れが酷い場合やタバコなどの臭いがついている場合は控えたい方法ですが、クッションカバーが比較的新しい状態で交換する場合は有用な再利用方法になります。
コートや着物などにもこの再利用方法は使えます。なお、再利用の際はまずクッションカバーをキレイに洗濯してくださいね。
再利用方法③不要なクッションカバーは1分で作れる扇風機カバー
クッションカバーは扇風機カバーとして再利用できます。サーキュレーターのカバーとしても、もちろん活用可能です。
クッションカバーに扇風機やサーキュレーターに合わせて切り込みをいれます。後は扇風機やサーキュレーターにかぶせればOKです。もともとクッションカバーには中にクッションを入れるための穴がありますから、この穴に扇風機やサーキュレーターの頭の部分が入るなら、あえて切り込みを入れる必要はありません。
冷房の冷たさや暖房の温かさを室内に循環させるためにサーキュレーターを利用しているお宅もあるのではないでしょうか。使わない季節や使っていないときのホコリよけとして、扇風機やサーキュレーターのカバーを不要なクッションカバーで作ってみてはいかがでしょう。
再利用方法④クッションカバーを窓周りの掃除に活用
クッションカバーを窓の周りの掃除に使う再利用方法があります。いわゆる雑巾代わりです。
窓の周りは汚れやすい場所のひとつになります。また、窓の金具やカーテンレールなどは厚手の雑巾ではなかなか汚れを落とせないため、掃除のときに手間取ることが少なくありません。そこでクッションカバーの出番です。
クッションカバーの布地は薄手のものが多く、指に巻き付けてもさほど厚くはなりません。クッションカバーを小さめにカットし、指の先に巻き付けてください。その指先で窓周りの細かなところをなぞればOK。サビやホコリなどもキレイに取れます。
カットしたクッションカバーに洗剤などを染み込ませ、ゴム手袋の上から巻き付けて掃除してもいいですね。
再利用方法⑤クッションカバーとポプリを使った匂い袋を作る
クッションカバーにはポプリを入れて匂い袋にするという再利用方法もあります。クッションカバーの色柄がキレイな場合に特におすすめしたい方法です。
クッションカバーを袋に適した大きさに切り、ミシンなどで縫います。小さな袋を作ればいいわけですから、もちろん手縫いでも問題ありません。小さな袋を作ったら、その中にポプリなどを入れます。匂い袋はこれで完成です。ポプリ以外には香り玉などを入れてもいいですね。
クッションカバーを匂い袋に再利用する場合は、自分の好きな大きさにできるというメリットがあります。たとえばクローゼット用の匂い袋が必要であれば、クッションカバーで大き目の袋を作ればいいでしょう。
対してバッグに入れる小さめの匂い袋が必要であれば、小さめの袋を作り、気に入った香りを詰めれば完成です。このように、匂い袋の大きさを使い方に合わせて自由に変えられます。
最後に
クッションカバーの再利用方法をご紹介しました。
クッションカバーの再利用方法にはクッションの中身へと再利用する方法や匂い袋を作る方法、ほこりよけとして活用する方法などさまざまです。サーキュレーターや扇風機の多いお宅などは、台数に合わせてカバーとして使ってもいいでしょう。
使い方次第でクッションカバーは便利に生まれ変わります。また、クッションカバーとしての役目を果たした後に、別のかたちで役立ってくれるのです。ぜひ有効活用してください。