当店ではカーテンやラグの他にクッションカバーも扱っています。カーテンやラグに合わせやすい柄なので「カーテンと一緒に使います」「ラグに合わせますね」とセットで購入するお客様も少なくありません。
クッションカバーを自宅で使うときのお悩みのひとつに交換時期があります。
気に入ったクッションカバーやカーテンによく合うクッションカバーがあっても「自宅のクッションカバーがまだ使えるかも」と思うと、もったいなくて購入をためらってしまうかもしれません。
クッションカバーの交換時期(交換目安)はどうなっているのでしょう。
クッションカバーの交換時期はいつごろ?買い替えの目安
クッションカバーの交換時期・買い替えの目安は特に決まっていません。基本は「そろそろ交感した方がいいかな」と使っている人が感じることがあれば、交換した方がいいでしょう。
クッションカバーはクッションの飾りつけにも使われ、室内のインテリアでもあります。しかし、最も大切な役目はクッションを守ることではないでしょうか。クッションカバーがクッションを守らなければ、クッション自体を定期的に交換することになるはずです。
クッションカバーはいろいろな素材で作られています。デザインや大きさもさまざまです。そのため、一律に「〇年で交換してください」とは、専門店のスタッフでも言えません。ただ、クッションカバーが本来の役目を果たすことが難しくなっていれば、買ってからごく短期しか経っていなくても買い換えた方が良いと言えます。
具体的には、クッションカバーが次のような状態になっている場合は買い換えをおすすめします。なぜなら、クッションカバーがクッションカバーとしての役目を果たせない状態だからです。
交換の目安①クッションカバーが破れていたり穴が開いたりしている
クッションカバーが破れていると中のクッションが汚れてしまう可能性があります。クッションカバー本来の役目を果たせないわけですから、ひとつの交換の目安です。この他にクッションカバーに穴が開いている場合も交換した方がいいでしょう。
クッションカバーにほつれなどが発生している場合も、破れや穴につながる可能性があり、最終的にクッションカバーとしての役割を果たせなくなる可能性があるのです。補修できる場合やほつれが軽度の場合は別ですが、ほつれが大きい場合や補修が難しい場合などは、クッションへのダメージを考えて買い換えをおすすめします。
クッションカバーに触れてみて、生地が薄くなっている場合なども穴や破れの一歩手前の状況です。クッションカバーの生地の状態によっては買い換えた方が無難ではないでしょうか。
交換の目安②クッションカバーの臭いが洗っても取れない場合
クッションカバーの多くは自宅での洗濯が可能です。しかし、ある程度使っていると洗濯しても臭いが取れないことがあります。
たとえば自宅でタバコを吸っている人がいたとします。買いはじめのころは洗濯でタバコの臭いが取れていましたが、ある程度使っていると何度洗濯してもかすかにタバコの臭いが残るようになってしまいました。
このようなケースではクッションそのものにもタバコの臭いが移ってしまいますし(すでに移っているかもしれませんが・・・)、室内の臭いにもクッションカバーがマイナスになります。買い替えを検討した方がいいかもしれません。
交換の目安③クッションカバーを洗濯しても汚れが落ちない
クッションカバーを洗濯しても黄ばみやシミが取れない場合は買い替えを検討してはいかがでしょう。
クッションカバーが汚れていると内側にあるクッションにも悪影響です。仮に洗濯してある程度の汚れは落としていても、クッションカバーは人の目に見えるものですから、シミや汚れが多いと印象がよくありません。個人宅でも飲食の場にあると不衛生に感じられますし、飲食店やオフィスの場合はなおさらです。
汚れやシミが増えてきたら印象や衛生面などを考えて交換を考えてみてはいかがでしょうか。クッションカバーが色あせている場合も交換の目安になります。
この場合は衛生面より、クッションカバーの見た目の問題です。クッションカバーはクッションを飾るものでもありますから、色あせていると華やかさや印象など、インテリア面でのメリットが半減してしまいます。
交換の目安④幼い子供やペットの汚れが目立つ
幼い子供やペットがいるなどクッションカバーが汚れやすい場合は、家庭内で目安を決めて交換するという方法があります。
たとえばペットの粗相などでクッションカバーが汚れてしまったとします。このような場合はクッションカバーを交換し、使っていた方を捨てるという交換方法が考えられるのです。粗相の臭いはなかなか抜けませんから、いくつか手頃なクッションカバーを準備しておいて、深刻な汚れが発生した時点で交換するわけです。
交換の目安⑤カーテンの交換や部屋の模様替えに合わせる
カーテンの交換や部屋の模様替えを定期的に行っているお宅の場合は、部屋の模様替えやカーテンの交換に合わせてクッションカバーを交換するという方法もあります。クッションカバーは再利用する方法もあるため、時期を合わせて交換し「まだ使えそう」と思えば、再利用してもいいですね。
カーテンの交換や部屋の模様替えに合わせてクッションカバーを交換すると、部屋やカーテンにクッションカバーの色柄を合わせられるというメリットがあります。
カーテンの専門店によっては同系列のカーテンとクッションカバーを扱っているため、模様替えやカーテン交換のタイミングでセット購入などもおすすめです。当店のご紹介したように、カーテンと合わせやすいクッションカバーを扱っており、カーテンとクッションカバーをセットで購入されるお客様もいます。
最後に
クッションカバーの交換時期の目安は特に決まっていません。クッションカバーにはいろいろな素材のものがあり、色柄も非常に豊富です。そのため一概に「この頃に交換してください」とは言えません。
ただ、破れやほつれ、色あせなどいくつか交換の目安にしたいポイントがあります。一定期間ごとに模様替えやカーテンの交換をしているお宅の場合はクッションカバーの交換も合わせるといいかもしれません。
クッションカバーの交換目安はいろいろありますから、生活状況に合わせて考えたいものです。