ラグは寝室に必要?メリットや注意点を専門店が解説

ラグ

寝室にはベッドを置くのであえてラグは必要ないと思う方もいるかもしれません。布団派の方も「布団を敷くからその下にあえてラグを敷く必要はない」と思うかもしれないですね。

ベッドや布団があっても、ラグを敷くことにはメリットがあります。専門店のスタッフが寝室にラグを敷くメリットについて説明しますので、ぜひラグ活用について検討してみてください。

寝室にラグを敷くメリットと合わせて、寝室にラグを敷くときの注意点についても説明します。

寝室にラグを敷くメリット

寝室にラグを敷くメリットは6つあります。

ラグを敷くことでベッドによる床の傷や凹みを防止するメリット

寝室の床がフローリングの場合、直接ベッドを置くと床に傷や凹みができてしまいます。最初の頃は大丈夫でも、ベッドを置いて暫くすると床とベッドの足が接するところの色が変わっていることもあるのです。この他には、ベッドをよせて掃除するときに、うっかり床に引きずった痕などができてしまうことも。

寝室の床にラグを敷くことで、ベッドの足による傷や凹み、変色などを防止できます。ベッドの下が絨毯などの場合でも、ラグを敷くことで絨毯の凹みや痕を防止できるというメリットがあるのです。

ラグを敷くことで床の冷たさを緩和できるメリットがある

寝室にラグを敷くメリットはフローリングでベッドを使っているケースだけだと思うかもしれません。カーペットの上に布団を敷いているケースやフローリングの上で布団を使っているケースも、寝室の床にラグを敷くメリットがあります。床にラグを敷くことで、床の冷たさを緩和できるというメリットがあるのです。

床に布団を敷くと、季節や気温によっては床からひんやりとした冷たさが伝わります。

毛布や布団などを重ねても、床が寒いと寝ているときに冷えてしまいます。布団に横になったときに敷布団が冷たい、あるいはなかなか温まらないとぐっすり眠れませんよね。このようなときは床と布団の間にラグを敷いておくと、ひんやりとした床の冷気を緩和し、寒い季節でも眠りやすくなるのです。

ラグを敷くことで階下からの音を緩和してくれるメリット

布団の場合は敷布団を通して階下の音が聞こえることがあります。ベッドの場合も階下で大きな音がすると、気になって眠れないという方は少なくありません。ラグは入眠時に気になる階下からの音を緩和するという点でもメリットがあります。

床や絨毯を敷いただけでは聞こえる階下の音も、さらにラグを敷くことによって、音自体が聞こえなくなったり音が小さくなったりするのです。仮に階下の音が聞こえてもラグを通すことで音が丸くなることや、やや小さくなるというメリットがあります。

寝室にラグを取り入れることは、睡眠時や入眠時の防音という点でもメリットがあるのです。

ラグを敷くことで寝室の空気がキレイになるメリット

ラグにはチリやゴミを吸着するという性質があります。外から寝室に入ってきたときに落ちるチリやゴミをラグが吸着する結果、寝室の空気がキレイになるといわれているのです。

また、寝室は寝具を使う関係でホコリが舞い上がりやすい部屋になります。寝具を整えるときにホコリが舞い上がってもラグが吸着しますので、空気がゴミっぽくならないというメリットがあるのです。

キレイな空気の中で眠りたい場合もラグにはメリットがあります。

ラグにより寝室を自分好みの色や雰囲気に変えられるメリット

ラグは敷物だけでなくインテリアとしても使われるという特徴があります。

寝室は一日の中で心の体を休める部屋ですから、インテリアにも自分が寛げるような工夫をしたいですよね。工夫のひとつとしては自分好みの色柄を使ったラグを敷くという方法があります。

家具は高価なものも多いので、自分好みのものばかりをチョイスするとすぐに予算オーバーになってしまいますよね。こんなときはラグに好みで落ち着ける色柄のものをチョイスし、家具を合わせるようにしてみてはいかがでしょう。

この他にもラグでできるインテリアの工夫やアレンジはたくさんあります。ベッドがあることを利用してベッドと合わせたり、布団の掛布団などと合わせたりするのもいいですね。

このように、ラグは工夫次第で寝室を自分好みにできるというメリットがあります。

賃貸物件や畳部屋にもラグを敷くメリットがある

アパートなどの賃貸物件や畳部屋もラグを敷くことで傷や汚れを防止できるというメリットがあります。

たとえばアパートの場合、フローリングに直接ベッドを置くと床を傷つけてしまう可能性があるはずです。また、床を傷つけてしまうと、退去のときにオーナーと揉めることがあります。賃貸物件のトラブル防止のために、ラグによって床を守るのです。

畳部屋も同様です。賃貸物件の場合は間取りやオーナーの都合から畳部屋だけのケースもあります。畳に直接ベッドを置くと畳の傷みの原因になってしまうので、畳を守るためにラグを活用するメリットがあります。

自宅の畳部屋でベッドを使う場合もラグにより畳の傷や凹みを防げるのです。

寝室にラグを敷くときの注意点

寝室にラグを敷くときは注意したいポイントがふたつあります。寝室のラグ選びの際も注意点を考慮することもポイントです。

寝室のラグにもお手入れや掃除が必要

寝室に敷くラグは寝具のホコリを吸着しやすいため、お手入れや掃除が必要です。

自宅で洗濯できるウォッシャブルタイプのラグの場合は洗濯したり、洗濯の時間が取れなければ掃除機をかけたりするなど、キレイな空気を維持するためにも掃除やお手入れを心がけましょう。

気づいたら寝室の空気やラグがホコリっぽくなっていたということのないように注意したいものです。

寝室に敷く場合はラグによる転倒に注意が必要

寝室にラグを敷くときに注意したいのは転倒です。

寝室の灯りのスイッチがベッドや布団から離れていると、灯りを消してから布団やベッドに入ることになります。消した後は、当然室内は真っ暗です。特に眠いときや疲れているとき、体調が悪いときなどはラグで滑って転倒する恐れがあります。室内が暗いときはとくに足元が見えないため注意が必要です。

ラグの中には滑り止め機能がついているものもありますので、転倒防止のために滑り止めのついているものを敷いてはいかがでしょう。

最後に

寝室のベッドや布団の下にあえてラグを敷く必要はないと思うかもしれません。しかし、寝室にラグを敷くことには6つのメリットがあります。寝室の防音などにラグは役立ちますので、より良い睡眠環境のためにもラグを取り入れてみてはいかがでしょう。

寝室のラグ選びの疑問があれば、お気軽に当店へご相談ください。

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