キッチンにおすすめのラグとは?選び方の5つのポイント

ラグ

ラグは自宅のいろいろな部屋で使えます。リビングで使えることはもちろん、玄関用としても利用可能です。この他には冬場に足元が冷えがちなキッチンでも活躍するのがラグです。

キッチンでラグを使う場合はどのようなラグを選んだらいいのでしょうか。この記事ではキッチンで使うラグ選びのポイントをラグ・カーテンの専門店が解説します。

ラグを選ぶときは「場所の役割」や「特徴」を考えよう!

それぞれの部屋で使うラグを選ぶときは、その部屋の役割や特徴を考えることが重要です。

たとえば自宅のリビングにラグを敷くとします。リビングには愛犬がいました。愛犬と一緒に生活する空間という特徴がリビングにあったのです。このようなケースでは、ラグを選ぶときは「リビングは愛犬と生活する空間である」という特徴を念頭にラグ選びをすることが重要になります。

愛犬と暮らすということは、愛犬の抜け毛や悪戯なども考えられるということです。愛犬の臭いや抜け毛対策として掃除や洗濯をしやすいラグの購入が考えられます。このように、その部屋の特徴に合わせてラグを選ぶことが重要です。

キッチンのラグを選ぶときも、キッチンの役割や特徴などを考えて選ぶことがポイントになります。

キッチン用のラグを選ぶときのポイント

キッチン用のラグを選ぶときは場所の特徴や役割を考えて選ぶことが重要といわれても「では具体的にどのようなことを考えればいいのか」と迷ってしまいますよね。

キッチンの特徴や役割を考慮して、もう少し具体的にキッチンのラグ選びについて説明します。

ポイント①キッチンラグは調理中の動きを考えて選ぶ

キッチンラグを選ぶときの第一のポイントは「調理中の動きを考えて選ぶこと」です。

キッチンは料理をする部屋になります。水場と鍋の間を行ったり来たりするなど、料理中はキッチンの中を動き回るはずです。キッチンのラグを選ぶときには料理中の動きを阻害しないタイプを選ぶことが重要です。

たとえばスリッパをはいて料理をしている場合、毛足の長いラグや厚手のラグは毛や床との段差に足を引っかけてしまう可能性があります。

ラグを敷く場所によっても動きが阻害されるか否かは変わってきますので一概に言えませんが、料理中にそのラグで動きが阻害しないか、足が引っかかって転倒の恐れがないかなどをよく考えてラグ選びをすることがポイントです。

ポイント②キッチンは足元が冷える場所でもある

アパートのキッチンなどは玄関入ってすぐの間取りになっていることが少なくありません。中には玄関のすぐ側がキッチンになっている間取りもあるのです。食料の保存を考えて暖房を控えめしているケースや、キッチンが独立して個室になっているケースもあるはずです。キッチンすべてとはいいませんが、キッチンに立つと足元が冷えることも少なくありません。

ラグを敷くキッチンの暖房の状況や足元の冷え具合を考えてみてください。足元が冷えるときは靴下などで調節する方法もありますが、ラグを使って冷たさを緩和する方法もあります。

キッチンの冷えを考えるなら、厚手でふわふわしたタイプのラグだと床の冷たさが伝わりにくくなるのです。このように、床とラグを通して冷感が伝わることも考えてみてください。

ポイント③キッチンの滑り止めなどにもラグは有効

床材にもよりますが、キッチンは滑りやすいことがあります。スリッパや靴下で歩くとキッチンの床がつるつるしていませんか。

家が新しい場合は特に滑りやすいことがあります。キッチンで転んでしまうと火傷や打撲といった怪我のもとです。食材や調理器具の破損のもとにもなります。

キッチンに敷くラグは「滑りやすい」という特徴をふまえ、料理中に滑ったりしないように滑り止め機能のついたラグを選んではいかがでしょう。

アパートのキッチンの中には、玄関のすぐ側がキッチンスペースになっていることもあります。玄関とキッチンがほぼ一体のような間取りになっている場合は、玄関のラグとキッチンラグを共用するケースもあるのです。玄関入ってすぐの廊下の冷感や荷物の置きやすさ、滑り止めなどを考えたうえでラグを選んではいかがでしょう。

ポイント④キッチンで洗うときはラグの洗いやすさにも注目

キッチンで使うラグは汚れやすいという特徴があります。

玄関に使うラグも外からの汚れを吸着するという点で汚れやすくなります。ダイニングで愛犬や愛猫と暮らしていると、それはそれで汚れてしまうものです。それぞれの部屋の用途に合った汚れがラグにつきやすくなります。キッチンは料理をする場所ですから、ラグも料理関係の汚れを吸着しやすくなります。

たとえば調理台の側に敷いているラグの場合は玉ねぎの皮といった野菜くずなどを吸着する可能性がありますし、ガス台などの下に敷くラグは油跳ねや鍋のふきこぼれを吸着する可能性があるのです。

キッチン特有の汚れを洗ってキレイにするためにも、キッチン用ラグはウォッシャブルタイプを選ぶことをおすすめします。ウォッシャブルタイプのラグは自宅の洗濯機で洗えますので、噴きこぼれや油跳ね、食材屑などで汚れても自宅で簡単にキレイにできるのです。

ポイント⑤ラグにははっ水タイプや防汚タイプもある

キッチンは食材汚れや油汚れなどが多いため、最初から汚れなどに強い機能のあるラグを購入するという方法もあります。

たとえばラグの中には防汚、はっ水のような機能を持っているもともあります。水や汚れに強ければ、ちょっとした汚れなら洗濯ではなく拭くくらいで対処できる可能性があるのです。

キッチンは油汚れや食材屑などが汚れの原因になり得ることを考えて、そういった汚れに強いタイプのラブを選んでもいいでしょう。

最後に

ラグは敷く場所の特徴や役割に合わせて選ぶことがポイントです。キッチンの場合は「キッチンは料理をする場所」「料理に関する汚れがつきやすいのが特徴」などをふまえてラグを選ぶことがポイントになります。

キッチンのラグ選びでわからないことや、悩んでいることがあればお気軽に当店へご相談ください。場所に合わせたラグを提案いたします。

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