フローリングの子供部屋にラグを敷くと、足元がふんわりします。勉強をしていて「足元が冷たい」などのお悩みがある場合、ラグは重宝します。
子供部屋がフローリングや畳の場合はラグを敷くことによって机やベッドの足による傷も防止できるのです。子供が床で寛ぐときもラグがあれば柔らかです。
子供が快適に過ごすためにはどのようなポイントでラグ選びをすればいいのでしょうか。子供部屋のラグ選びのポイントについてラグとカーテンの専門店が解説します。
子供部屋のラグ選びのポイントとは?
子供部屋のラグ選びは、ダイニングなどの家族全員で使う部屋とは違ったポイントがあります。
ダイニングなどは家族全員で使うことを前提にラグ選びをしますが、子供部屋の主は子供。そのため、子供のことを考えたラグ選びが重要になります。
子供部屋のラグ選びで注意したいポイントは以下の5つです。
部屋の設計や状況にラグが合っているか
ラグを購入する前に、子供の生活様式・生活スタイルにラグが合っているかよく考えることが重要です。
たとえば子供部屋が広めに設計されており、家具も多い場合は、ラグではなくカーペットを敷くという方法もあります。
家具が多いと、フローリングに家具の足などで傷がつくことがあるのです。フローリングの傷防止のためにはラグを下に敷くことも効果的ですが、部屋が広めに設計されている場合は、ラグを2枚以上使うよりカーペットを敷く方がニーズに合っているケースもあります。
また、室内に家具が分散している場合などは、ラグを敷くという対処より、部屋の畳数に合わせたカーペットを敷いた方が良いようなケースもあるのです
子供部屋に「何か敷いた方がいい」という話になったときは、お手軽に購入できるラグを真っ先に連想するかもしれません。しかし、部屋の設計やタイプ、家具の数などによっては全面にカーペットを敷く方が良いケースもあるため、親子でよく考えることが重要です。
なお、カーペットを敷き、そのうえにラグを敷くという方法もあります。
ラグのデザインが部屋に合っているか
子供部屋のラグを選ぶときは、ラグのデザインが子供部屋に合っているかどうかもポイントになります。
たとえば子供部屋が全体的な淡い色合いでまとめられているときに濃いビビットな色のラグを選んでしまうと、部屋の雰囲気からラグが浮いてしまう可能性があるはずです。オシャレ感や色彩感覚にこだわりのある子供もいますから、部屋のデザインや雰囲気とラグのマッチは重視したいポイントになります。
ラグの色彩感やデザインのマッチによっても子供部屋の居心地が変わってきますので注意いたいですね。
なお、子供部屋の場合は、あえてミスマッチなラグを選んでもOKです。部屋の雰囲気や色彩にこだわらず好きなラグを選ぶかたちでも問題ありません。
たとえば、家具などは親が選んだとします。子供が成長して今度は「自分でも選びたい」と言ったとします。このようなときは、部屋の雰囲気や色彩にこだわらず、ラグ選びをお子さんに任せてみてはいかがでしょう。部屋とミスマッチなラグになっても、お子さん自身が選んだラグなら気に入るはずです。
また、子供部屋を増設などして家具と一緒にラグを購入する場合などは「家具はお母さんが選ぶけど、ラグは選んでいいよ」と子供に選ばせるのも良い方法ではないでしょうか。
ラグが子供の好みに合っているか
ラグを親が選ぶときは子供の好みに合っているかも重要です。
たとえば青が好きで青系で部屋を統一している子供の場合は、青にマッチする色柄のラグや、青系のラグがいいかもしれません。
子供部屋は家の中でも子供の城です。他の子供部屋のラグ選びのポイントも考慮しながら、可能な限り子供の好みにあったラグを選びたいですね。親が選ぶときは、色柄などについて子供にも意見を求めてみるといいでしょう。特に普段あまり主張しないタイプの子供の場合は、意外な好みがわかるかもしれません。
いくつかのラグで悩んでいる場合は「部屋に合わせてみるとどうかな?」など、さりげなくアドバイスするに留め、子供に選ばせてみるのもいいかもしれませんね。
子供部屋のラグは機能性も重視して選ぶ
子供部屋のラグを選ぶときはラグの機能性も重要です。
たとえば活発な子供の場合は室内で走り回ったりすることもあるため、滑り止めのついているラグを選ぶ。よく室内でお菓子を食べたりジュースを飲んだりする子供の場合はウォッシャブルタイプのラグや、防汚機能のあるラグを選ぶなど、子供の生活や性格、生活スタイルなどにラグの機能を合わせてあげることが大切です。
子供の部屋に床暖房などがある場合は、ラグの熱伝導などにも注意したいですね。
もうひとつ注意したいのが、ラグの季節感になります。ラグの毛足の長いものなどは、夏場に子供部屋に使うと、子供が暑がる可能性があります。ラグの毛足の長さなども機能性の一部と考えて、季節に合わせ選びたいですね。
子供部屋にラグを何枚敷くか考えて選ぶ
ラグは1枚で使うこともありますが、寒さなどに合わせて重ねて敷いて使うこともあります。子供部屋にラグを2枚以上敷く予定がある場合は、ラグの重なりなども考える選ぶことが重要です。
ラグ購入時のよくある失敗として「ラグで段差が生まれること」が挙げられます。
ラグは1枚だとさほど気になりませんが、2枚以上重ねることで室内に意外な段差が生まれるケースがあります。特に厚手のラグを2枚重ねるときは顕著です。足を引っかけて転ぶことがあるため、注意してください。ラグを重ねて使う予定がある場合は、重ねたときの厚さなども考えてみるといいでしょう。
また、ラグを1部だけ重ねて使うときも要注意です。ラグの重なりあたりに折り畳み式のテーブルなどを置くと不安定になりますので、家具の配置を考えてラグの厚さや重ね方を工夫した方がいいかもしれません。
最後に
子供部屋のラグはダイニングなどとは違うポイントで選ぶことが重要です。子供部屋のラグ選びのポイントは5つ。子供の好みなども重視しつつ、機能性や部屋の配置なども考えて選ぶことがポイントになります。
ラグ選びで迷ったら、お気軽に当店へご相談ください。