茶色のカーテンのメリットとデメリットは?【カーテンの基礎知識】

カーテン

カーテンを選ぶときに悩むのがカーテンの色です。

カーテンは色ごとにメリットやデメリットがあります。カーテン選びにおいて、「色」は特に悩みどころではないでしょうか。

今回の記事では、カーテン選びの参考に、当店のスタッフが茶色(ブラウン)のカーテンのメリットとデメリットを解説します。カーテン選びのときに色で迷ったら参考にしていただければと思います。

茶色(ブラウン)のカーテンのメリット

茶色(ブラウン)はいわゆるアースカラー。カーテンの色の中でも人気があり、比較的多くの商品が出ている定番色でもあります。

茶色(ブラウン)のカーテンには、茶色の色彩に特有のメリットがあります。カーテン選びの参考として、茶色(ブラウン)のメリットを順番に見てみましょう。

茶色(ブラウン)のカーテンのメリットは5つあります。

メリット①茶色のカーテンは落ち着いた印象がある

茶色のカーテンは落ち着いた印象があります。茶色はアースカラー。大地の色です。樹木の色でもあります。ファッションでも茶色を取り入れると落ち着いた印象になりますよね。

茶色のカーテンを室内に取り入れることで、室内が落ち着いた雰囲気になります。落ち着いた印象を与えたいときに室内やオフィスに取り入れるといいですね。

また、もともと落ち着いた印象の部屋に華やかな色柄のカーテンをあわせると、部屋の雰囲気が変わってしまいます。茶色のカーテンを取り入れれば、もともと落ち着いた印象の部屋の雰囲気を変えることもないのです。

壁や床に木目の見える部屋や、木製家具の多い部屋などは、同系統の茶色のカーテンを使うことで、落ち着いた雰囲気を出せると同時に統一感も出ます。

黒系の家具が多い部屋などはカーテンも黒を使うと重さや暗さが出てしまうこともあるのですが、茶色系は色の幅も広いため、カーテンをよく選べば、あまり重い印象にもならないはずです。

メリット②茶色のカーテンは温もりや安心感がある

茶色は安心感や温もりを与える色だといわれています。

大地の色は茶色。樹木の幹の色も茶色系統ですよね。そして、日本の家に使われている木の素材も茶色ですから、日本人にとってはホームベースの色ともいえるのではないでしょうか。アースカラーは癒しの色としても知られています。

寝室や居間に茶色のカーテンを取り入れることで、安心して安らげ、温もりのある空間になります。リラクゼーション系の仕事をする場合の仕事部屋やオフィス、個人の寝室などに、茶色系のカーテンは向いています。よく使われてもいます。

メリット③茶色のカーテンは緑系と相性が良い

茶色系のカーテンは、緑系の調度やカーテンと相性が良いというメリットがあります。緑も癒しの色であり、平和の色ともいわれますよね。

茶色系のカーテンと同じく、緑系のカーテンも安心感や癒しを与えるといわれています。緑色も、リラクゼーション系の仕事や個人の寝室などによく使われるカーテンです。

茶色系は大地に包まれているような温もりと安心感の色。加えて、緑のも安心と平和の色ですから、茶色と緑のカーテンを両方使うことで、相乗効果を生み出すことも可能です。

部屋の調度やラグなどが緑系の場合は相性も抜群ですね。

メリット④茶色のカーテンは和洋どちらにも親和性が高い

茶色系のカーテンは和洋どちらにも親和性の高い商品が多いのが特徴です。世界のどこでも茶色は大地の色。樹木の幹も国を問わず基本は茶色です。和洋どちらも親和性が高い他、北欧系や中華系とも相性良く使えます。

色柄によっては和洋北欧など、ある程度、使える場面が限定的になってしまいます。茶色系カーテンの場合は、室内調度やタイプに関係なく、親和性が高いというメリットがあるのです。

メリット⑤遮光カーテンで茶色を選ぶと室内がより暗い印象になる

遮光カーテンとは、光を防ぎ室内を暗くする機能を持ったカーテンのことです。

遮光等級が高いほど遮光カーテンは室内を暗くしてくれるのですが、遮光カーテンにはいろいろなカラーバリエーションがあるため、中には「遮光機能が働いても、色の印象で室内が明るく感じられる」ということもあるのです。

白いカーテンなどは、遮光カーテンでも白という色の特性上、室内が明るく感じられてしまうというケースが多いようです。同じく、光の色である黄色などは、室内が明るく感じられるという人がいます。

茶色系のカーテンは黒ほど室内が暗く感じられるわけではありません。色合いが濃いカーテンが多いことから、室内が色の印象で明るく感じられることないのです。

茶色(ブラウン)のカーテンのデメリット

茶色カーテンにはデメリットもふたつあります。カーテンを選ぶときは、色のデメリットにも注意してください。

デメリット①茶色のカーテンは固い印象や地味な印象がある

茶色のカーテンは地味な印象や固い印象があります。

何度も言いますが、茶色は大地の色ですよね。大地は固く、そう簡単に揺らがないものです。大地と同系統である茶色には、どうしても固いという印象が付きまといます。

また、アースカラーに咲く花は華やかですが、大地自体が華やかというわけではありませんよね。茶色には地味という印象も付きまといます。大地の印象で安らぎや温もりを感じる色が茶色系ですが、大地の印象で固さや地味さも感じてしまうのがデメリットです。

デメリット②茶色のカーテンと調度によっては室内も地味になる

カーテンは室内で必ず目に入るくらい面積の広いアイテムです。カーテンの色は室内の印象を左右しやすいため、茶色系統のカーテンを使うと、室内がどうしても固い印象や、地味な印象を受けてしまいます。室内に茶色系の調度が多いと、なおさら地味な印象になってしまうことでしょう。

調度やラグの色で、室内の印象を調節したいですね。緑系のカーテンと茶色系のカーテンを組み合わせたり、橙や赤などと組み合わせたりするなど、カーテンの組み合わせで印象を変えるのもおすすめです。

最後に

茶色系も、カーテンの色としては定番色です。茶色のみのカーテンもあれば、茶色に草花を配置したタイプなどもよく出ていますよね。

茶色系のカーテンには安心感や温もりがある反面、地味になりやすいというデメリットがあります。他の調度やカーテンで調節するなど、使い方を考えたいですね。

カーテン購入時のご相談は、お気軽に当店へどうぞ!