カーテンは室内に使う窓辺アイテムだと考えがちです。ですが、家によってはカーテンをベランダやバルコニーで使っています。ベランダにカーテンを使うことで「目隠し」の効果があるため、洗濯物を干すときなどに活用すると安心だという理由からです。
今回の記事では、カーテンをベランダで使うメリットを解説。当店に実際に寄せられたお客様の声から、プライバシー保護や活用のための注意点についてもご紹介します。
カーテンを「ベランダやバルコニーで使う」とは?
カーテンは室内オンリーのアイテムのように思われていますが、中にはバルコニーやベランダで使っているお宅もあります。
たとえば、バルコニーの手すりにカーテンを下げれば、側を通る人や車からバルコニーは見えなくなりますよね。ベランダをレースカーテンで包むようにすれば、虫よけなどにも役立ちます。このように、カーテンをベランダやバルコニーで活用するお宅もあります。
ベランダやバルコニーで使えるのはカーテンだけでなく、すだれやサンシェード、取り付けが可能ならブラインドなどでも可能です。
使い方は、室内と同じように、基本的に「下げる」。ただ、ベランダやバルコニーのカーテンレールなどの取り付け器具がないことが多いので、他の方法で下げることもあります。
たとえば、目隠しフェンスなどを設置し、フェンスにカーテンをつける。この方法であれば、ベランダやバルコニー自体に金具を取り付ける必要がないため、賃貸でもできます。
また、カーテン単独が目隠しフェンス単独よりも、目隠し度がアップする点もポイント。このように、ベランダやバルコニーの目隠しなどを考えてカーテンが使われることがあるのです。
カーテンをベランダやバルコニーで使うメリット
カーテンをベランダやバルコニーで使うメリットは4つあります。
カーテンで人の視線をブロックできる
ベランダやバルコニーにカーテンを下げることで通行人の視線をブロックできます。
ベランダやバルコニーに洗濯物を干すというお宅は少なくありません。ベランダやバルコニーの洗濯物を干すと、通行人やご近所に洗濯物が見えてしまいますよね。女性の場合は下着などを干しているときの周囲の視線なども気になるのではないでしょうか。
普段はカーテンを開けていても、洗濯物を干すときにさっとカーテンを閉めたり、目隠し用に下げたりしておけば、通行人や周辺住民の目から洗濯物をガードできます。「視線が気になる」「洗濯物を見られたくない」というときに重宝します。
カーテンでゴミや花粉をブロックできる
ベランダやバルコニーにカーテンを使うと、バルコニーやベランダから吹き込む風の花粉やゴミをブロック可能です。
近くに砂浜がある場合や毎年決まった時期になると花粉に悩んでいるなどの事情があれば、ベランダやバルコニーで砂やほこり、花粉などをブロックし、室内のカーテンでさらにブロックするという方法が使えます。
洗濯物を干すときの花粉やホコリよけにも使えますね。
カーテンを捨てる前に再利用できる
カーテンを捨てる前にもう一度利用できないか。何か使える方法はないかと思いませんか。
ベランダやバルコニーは外との境界線。手すりはあっても壁がない方が多いはずです。バルコニーやベランダで使うカーテンは汚れますから、室内で使っていたカーテンの再利用の場としてもってこいです。
バルコニーやベランダで使うビニールカーテンなども販売されていますが、バルコニーやベランダで使うカーテンは劣化しやすく汚れやすいため、都度買い換えていると出費もばかになりません。室内のカーテンを交換したときに再利用するという方法があります。
カーテンの再利用に適しているというメリットがあるのです。
レースカーテンでオシャレ感を演出できる
レースカーテンをバルコニーやベランダで使うときや、蚊帳のように使う方法もあります。
オシャレなレースカーテンでバルコニーやカーテンを蚊帳のように覆うと、王侯貴族のベッドのような雰囲気になるのです。中でキャンドルやランプをつけるとムード満点。夏や秋の夜に「ちょっとお酒でも」というときに、自宅の雰囲気をがらりと変えて楽しめます。
ベランダやバルコニーのカーテンは、このように使う方法もあります。雰囲気を楽しみたい人には、使い方によって目隠し以外のメリットもあるということですね。
カーテンをベランダやバルコニーで使うときの注意点
カーテンをベランダやバルコニーで使うこともできますが、利用に際しては注意点があります。
当然のことかもしれませんが、外の雨風が吹き込むベランダやバルコニーでカーテンを使うと汚れます。特に雨の日などはカーテンが汚れてどろどろになってしまうことがあるのです。
バルコニーやベランダで使えるビニールカーテンなども販売されていますが、ビニールカーテンだと透明なものが多いため、目隠しという点では使いにくいことが難点です。目隠しをしたい場合は、やはり普通のカーテンの方がいいでしょう。
たとえば、洗濯物を干すときだけカーテンをさっと下げたり、バルコニーやベランダの比較的内側にカーテンを取り付けたりするという方法もあります。
また、蚊帳のように上部から吊るすのであれば、あまりベランダやバルコニーの手すり側にいかないように調節もできるはずです。このように、位置調整してカーテンが汚れるのを可能か限り回避するという方法もあります。
洗濯のときに洗濯物を干す周囲だけ覆うような使い方もできますね。
カーテンを使うときは、バルコニーやベランダに使う、よって「汚れやすい」という点には要注意です。この点に注意しておけば、目隠しフェンスと一緒に使ったりするなど、いろいろなアレンジができるはずです。
最後に
カーテンはベランダやバルコニーで使うことも可能です。ベランダやバルコニーでカーテンを使えば洗濯物や室内の目隠しができますので、プライバシー保護というメリットがありますよね。
カーテンはアレンジ次第でいろいろな使い方ができます。プライバシー保護以外には、レースカーテンを使った雰囲気づくりなども可能です。
当店のカーテンもいろいろな使い方ができますので、ぜひアレンジした使い方を考えてみてくださいね。