部屋の臭いの原因はカーテンだった!すぐできるカーテンの臭い対策

カーテン

外出から帰宅すると、部屋の臭いが気になることがありませんか。部屋にいるときは鼻が慣れ切っているのに、仕事や買い物から帰ってくると「臭い」となることや、家族や友人に部屋や家の中の臭いを指摘された経験はないでしょうか。

きちんと部屋や家を掃除していても臭い。

外出から帰ると部屋の臭いが気になる。

こんなときの原因はカーテンかもしれません。カーテンは大判ですから、臭いがしみつくと部屋中に広がり「室内が臭い」というお悩みの原因になることが多いのです。

部屋の臭いが気になるときは、ちょっとした対策でカーテンの臭い対策ができますよ。

カンタンにできるカーテンの臭い対策をカーテン専門店が解説します。

部屋が臭い!なぜカーテンが臭いの原因になるの?

そもそも、なぜカーテンが部屋の臭さの原因になるのでしょう。カーテン以外にも、部屋にはたくさんの物があります。調度などが部屋の臭いの原因になっても不思議ではありません。

しかし、実際に鼻を近づけてみるとよくわかるのですが、部屋の臭さの原因がカーテンであるケースが非常に多いのです。調度や家具ではなく、カーテンです。これは、カーテンが4つの特徴を持っているからです。

カーテンの特徴をおさえておけば、よりカーテンや部屋の臭い対策がしやすくなります。カーテンが持っている臭いの原因になりやすい特徴を順番に見ていきましょう。

カーテンは布なので臭いがつきやすい

カーテンは布製品です。布製品は臭いが付きやすいという特徴があります。

たとえば寝具。しばらく使ったタオルや敷布などは、独特の臭いがしないでしょうか。自分の寝具でわからなければ、家族の寝具で試してみてください。自分以外の体臭がするはずです。

カーテンは人間が肌をつけて使用する寝具とは異なりますが、臭いのつきやすい布製品という点では似ています。寝具も出しっぱなし、洗わずに使いっぱなしにすると部屋の臭いの原因になります。カーテンも同じです。臭いがつきやすいという特徴のため、部屋の臭さの原因になってしまいます。

また、カーテンは生活に即したアイテムです。料理のときの臭いや除菌スプレーの臭い、室内の芳香剤の臭いやペットの臭いなど、生活の側にあるからこそ生活臭がつきやすいという特徴もあります。

カーテンは大判だから臭いが広がりやすい

カーテンは窓辺のカーテンレールに下げるという特徴があります。臭いがついても寝具の場合は収納すれば気にならないかもしれませんが、カーテンは用途の関係上、常に窓辺に下げることになるのです。常に窓辺に広げてあるわけですから、当然、室内に常に臭いを振りまいている状態になります。

さらに、カーテンは大判です。面積が大きなものは、それだけ室内に臭いが広がりやすいもの。カーテンは常に使いものである。カーテンは大判である。このようなカーテンの特徴により、室内の臭さに繋がってしまうのです。

カーテンはこまめに洗濯できないから臭いやすい

カーテンを毎日のように洗濯するお宅は少数派ではないでしょうか。

下着や外出着などは毎日洗濯しても、カーテンは洗濯も大変ですし、大判ですから乾くまで時間もかかります。そのため、毎日のように洗濯することは、あまりありません。こまめに洗濯するお宅でも、数カ月から半年に1回ほどの頻度です。

カーテンは洗濯をこまめにしないからこそ、部屋の臭いの原因になります。

たとえば、こまめに洗わない教室の雑巾などを想像してみてください。臭いが気になるのではないでしょうか。あまり洗わないものは、やはり臭いやすいもの。カーテンも同じです。

カーテンは窓と室内を仕切るアイテムなので臭いやすい

カーテンは室内と外を仕切るアイテムです。外からの排気ガスや外特有の臭いが付着しやすいアイテムになります。室内は室内で料理などの生活臭がありますから、内と外どちらからも臭いがついてしまうのがカーテンです。

室内だけなら室内の臭いだけ対策すればいいのですが、外からの臭いも対策しなければいけませんから、臭いの付着対策が難しいという特徴があります。

カーテンのせいで部屋が臭い!4つのすぐできる対策

カーテンのせいで自室や家の中が臭い。

お客さんや家族に指摘された。

自分でも臭いが気になっている。

このようなときは、消臭スプレーなどを購入すべきかと悩むかもしれません。消臭スプレー以外にも、カーテンの臭い対策方法があります。

カーテンの臭いが室内や家の臭いの原因の場合は、消臭スプレーを購入する前に、次の4つの方法を試してみてください。

臭い対策①カーテンのホコリを外ではたく

ホコリはカーテンの臭いのひとつになります。

鼻を近づけると、ホコリっぽい臭いや湿った臭いがすることがありますよね。ホコリっぽい臭いが主な場合は、カーテンを外で叩き、ホコリを落とすことで対処できます。

悪天候が続いている場合は、カーテンのホコリを掃除機などでさっと吸えばOK。これだけで、ホコリっぽい臭いはかなり緩和されることがあります。

天気の良い日は、ホコリを外ではたき、そのまま日陰の風に少し当てておくと、かなり臭いがすっきりしますよ。

臭い対策②カーテンを外の風にあてる(換気)

カーテンを外の風にあてると外の臭いがついてしまうと思うかもしれません。排気ガスの酷い道路沿いに住んでいるなら話は別ですが、外の風はカーテンの臭い対策になります。カーテンを外の風にあてると、カーテンの臭いをとってくれるのです。

新型コロナウイルスの感染拡大により、生活に換気を取り入れているお宅も少なくないと思います。換気のときにカーテンも外の風にあてるようにすれば、それだけで臭い対策になるのです。

余裕があればカーテンを日陰などに乾してみてください。湿った臭いや生活臭がかなり抜けるはずです。

臭い対策③臭いが気になる部屋で空気清浄機を使う

脱臭機能のある空気清浄機を使うことも効果的です。別の部屋で空気清浄機を使っていれば、臭いを感じる部屋で使ってみてください。少し使ってみて部屋の臭いが和らげば、もう少し長めの時間を設定して空気清浄機を使ってみてください。

なお、窓のない部屋や、換気がしにくい部屋の場合、特にカーテンが原因で室内の臭いが気になる場合があります。

換気しにくい部屋の場合、サーキュレーターなどを取り入れて空気を循環させてみてください。風にあてる。空気を入れ換える。これでカーテンの臭いも改善する可能性があります。

廊下の窓などを開けてサーキュレーターも活用し、窓のない部屋のカーテンにも外の風をあてられるように工夫してみてください。カーテンの臭い対策になります。

臭い対策④カーテンの洗濯や交換をする

カーテンの臭いで室内が臭くなってしまう場合は、カーテンの交換や洗濯はもっとも効果が期待できる解決法です。

カーテンを洗濯していてもカーテンの臭いが気になる場合は、洗濯頻度を見直してみてください。たとえば半年に1回だった場合は3カ月に1回など、頻度を変えてみるといいでしょう。

カーテンの中には経年により臭い対策が難しいものもあります。たとえば、タバコを吸う部屋で何十年も使っていたカーテンの場合、すでに風にあてたり、洗濯したりしても、臭いが取れないことがあります。

カーテン自体が古い場合は、カーテンの交換や買い直しの検討をおすすめします。

最後に

室内の臭いの原因になっているのは、カーテンであることが少なくありません。カーテンの臭いが部屋の臭さの原因になっている場合は、消臭スプレーなどのアイテムで臭いを改善する方法もあります。

カーテンは外の風にあてたり、洗濯頻度をアップしたりすることでも、臭いの改善は可能です。特に風にあてる方法は換気と共にできるので、気分もリフレッシュでき、新型コロナなどの対策にもなるのでおすすめです。

カーテンの購入や活用でわからないことがあれば、お気軽に当店へご相談ください。